『卒業』のあとは『入学』ZERO1生き字引オッキー沖田が大学院挑戦へ 「33年プロレスに携われた経験をいかしたい」
7月29日後楽園大会にてプロレスリングZERO1のリングアナウンサーを卒業したオッキー沖田氏。
※本人提供
卒業を発表した際には大きな反響があり、ファン・関係者から多くの声が寄せられていた。
破壊王・橋本真也がZERO1(ゼロ・ワン)をスタートした2001年の旗揚げからリングアナウンスをしてきただけあって、最終日にはノアの丸藤正道やまた自身の特集をした『アメトーーク』からも花が届いた。
その中には、ジャガー横田、井上京子、井上貴子のW井上、仙台ガールズなど、女子プロレス団体からも。これは、ルーツである全日本女子プロレス時代から続くプロレスキャリアからであった。
そんな沖田氏を本誌が直撃。次のステップへの挑戦を独占取材した。
オッキー沖田氏コメント
「後楽園、本当にありがとうございました!唯一の心残りは、火祭り決勝を満員にできなかった事。選手がとても良い試合をしてくれただけに、悔しいです。
そして、私事ですが、今後の活動の中で、大学院への入学を考えています!
6月、栃木県の『作新学院大学』さんとの『栃木プロレス』との業務提携が発表されました!『プロレス学校』というメインでの活動は水面下でスタートしておりますが、同時に、『スポーツマネージメント』という学科があり、先方とお話しする中で、私が経験してきた33年のプロレス経験は後世の人間に伝え、そして新たな人材を育成できると。『栃木プロレス』をスタートさせて2周年。まだまだの団体ながら、『地域密着』を目指す団体としてはとてもありと思い、4月の入学に向け動き出すことにしました」
これまで、『全日本女子』、『アルシオン』、『ZERO1』と、団体は変えれど、プロレス業界一筋でしか生きていきていない沖田氏であったが、これまでも大仁田 vs 曙の爆破試合実現など、奇抜な発想でZERO1を牽引した過去もある。
「大学には『経営学研究科』があるので、極端ですが、そこで勉強した在学生がプロレス団体の『社長』に就任したりしたら、面白いと思いますし、僕らにない斬新な企画を、若い団体だからできることがあると思いますので、挑戦していきたいです!」
卒業から入学。沖田氏の新たな挑戦に注目!
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