「新日本プロレスのビジネス戦略と企業コラボの舞台裏」ビジネスカンファレンスに棚橋弘至が登場!『BACKSTAGE 2023』レポート

2023年8月29日、東京・虎ノ門ヒルズフォーラムにて体験型マーケティングのカンファレンス「BACKSTAGE 2023〜SHOWCASE3.0〜」が開催された。

当日は大阪・関西万博催事企画プロデューサーの小橋賢児さんらが登壇するセッションや、ブロックチェーン、流行のサウナとビジネスについて等、幅広いテーマで12のセッションが開催され、新日本プロレス棚橋弘至選手とプロレスTODAY山口総監督が登壇した。

場内では多数の来場者が訪れた為、急遽増席、さらには立ち見が出る程に詰めかけセッションを聞き入った。

来場者の中には企業のマーケティング担当者も多数参加しており、熱心に聞き入りメモを取る姿も見受けられた。

【名称】BACKSTAGE 〜SHOWCASE 3.0〜
【日時】2023年8月29日(火)
【会場】虎ノ門ヒルズフォーラム
【主催】BACKSTAGE 実行委員会(イベントレジスト株式会社・月刊イベントマーケティング・株式会社ホットスケープ)
【後援】経済産業省、イベント学会、一般社団法人日本イベント産業振興協会、MPI Japan Chapter、一般社団法人日本コンベンション協会
【H  P】https://backstage.tours/

今回のテーマは『新日本プロレスのパートナーシップ戦略!棚橋弘至が語る「プロレスとのコラボレーションの勝ち方」』という内容で、セッションが行われた。

▼セッション概要
プロレス「冬の時代」から人気を回復させた立役者、“100年に一人の逸材”棚橋弘至がプロレス界の先頭に立って自ら実践してきたマーケティングを語る。
そして日本プロレス界の頂に立つ新日本プロレスが企業と仕掛けるパートナーシップ戦略を、“楽しめるプロレスNEWSメディア”プロレスTODAYを運営する株式会社リアルクロス代表の山口義徳とお届けするセッション。

両者が着席すると、今回のテーマである『新日本プロレスのパートナーシップ戦略!棚橋弘至が語る「プロレスとのコラボレーションの勝ち方」』のセッションがスタート。

セッション冒頭では山口総監督から、棚橋選手がプロレス冬の時代をどのように活動して立役者と呼ばれる立場になったかを本人の言葉を交え解説。

続けて、スライドを使用し現在の新日本プロレスのビジネスとしてのスケール感を来場者に紹介。

新日本プロレスという国内最大のプロレス団体のビジネススケールや世界進出、SNSでの反響数値などを詳細に解説。

 

 

一通りの説明を終えると、新日本プロレスと企業コラボの紹介に入り棚橋選手が解説。

コラボ事例の中では「新日本プロレス×ローソンストア100」の紹介で、選手が監修したパンやおにぎり他、オリジナルカード付きのスナック菓子などが、発売から5日間で合計販売数10万個を突破。

また自治体との事例では「新日本プロレス×佐賀県唐津市」との事例紹介で、棚橋選手や獣神サンダー・ライガーさんらが中心となり「観光誘致」PRをコラボレーション。2022年12月には唐津でのプロレス大会も開催し、新日本プロレスとコラボしたYouTubeでは唐津関連の動画の再生回数は約157万回と注目度のアップに成功。

そして長年コラボ継続している「新日本プロレス×吉野家」の事例では、選手が1日店長になったり、吉野家が実施している「お子様食事支援」などの活動に新日本プロレスの選手が参加し応援している。(※お子様支援事業=定期的に児童養護施設や学童などの子供たちに牛丼弁当を無償でお届けする活動)

セッションの合間に「生まれてこのかた、疲れたことありません」と言う棚橋選手が、疲れない秘訣も披露するなど場内が大いに盛り上がった。

そして企業とのコラボについては「新日本プロレスと組んだ時点で、皆さんは勝利を掴んでいます!」と名言も飛び出した。

普段のプロレス会場ではないビジネスカンファレンスの場でも棚橋選手のトークが冴え渡り、来場者や主催者から多数の賛辞が送られた。

最後は来場者に対し「愛してま〜す!!」でセッションを終了。

本セッション終了後、サブステージに移行すると、ここで山口総監督の依頼により急遽、新日本プロレス大張高己社長も参加し、棚橋選手と3人でのトークセッションがスタート!

プロレスファンが多数を占めたサブセッションではプロレストークを中心に、大張社長からはコロナ禍での社長就任や令和闘魂三銃士、また棚橋選手との秘話など、ここでしか聞けないオフレコ話のオンパレードに参加者のプロレスファンは「えー!」、「そんな事が!?」と興味津々に聞き入った。

プロレスというフィールドとは毛色が違うビジネスカンファレンスでも圧倒的な存在感を示した棚橋弘至選手、そして新日本プロレスのコラボ戦略など今後の動向から目が離せない。

<写真提供:BACKSTAGE実行委員会>

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