遠藤美月&沖野小百合引退、アイガー昇華にOGが大集結!

試合終了後、遠藤とつながりがある各団体からの花束や贈り物、またジャパン女子やLLPWなど多くのOGが登場した。

またサプライズゲストとしてライオネス飛鳥さんが登場し「ファンクラブ山梨の会員の1番だったんですよ。デビューする前から知ってました」と当時のエピソードを紹介。

最後は沖野がマイクで今回の引退に関しての礼を述べ、遠藤とのプロレスラー人生のつながりに感謝した。

沖野「お久しぶりです、沖野です。初めましての方も有難うございました、今日来て頂いて。私は引退を多分できないと思ってました。でも今年2月に遠藤さんから連絡を頂いて、話をしてアイガー、遠藤美月は引退するので、いてもらわないと嫌だとダダをこねられ、一度は断ったんですが話をしていて、一緒に引退をしたいと遠藤さんからわざわざ愛媛に来ていただいて。断れないなとこの場に立たせて頂く事になりました。遠藤さん、有難うございました。デビュー前のエキシビションで試合したのも遠藤さん、ケガをしたのも遠藤さん、最後に一緒に立ってるのも遠藤さん。先輩後輩はいつまでも。不器用な遠藤さん、アイガーと一緒にいれたのは楽しかったし、いい思い出になってます。一生懸命な遠藤さんにいつも助けてもらいました。ここまでこれたのも皆さん、関係者、ファンのお陰です。今まで有難うございました。」

続けて遠藤も最後のマイクを手にした。

遠藤「お忙しい中お集まり頂き有難うございました。もう頭の中は真っ白です。考えても言葉が出てこないですが、33年プロレスをやってきました。体力もなく、本当にプロレスラーになれるのかという自分が、石の上にも三年、3年頑張ればなれるんじゃないかと必死にしがみついてやってきて、気付いたら33年。プロレスを通してこんなに沢山の方にお会いすることができて。先輩、後輩、沢山の方の応援を頂き、やってきました。決して一人でできることではありませんでした。皆さんに沢山の応援有難うって叫びたくて。WAVEさんの力をお借りして、この大会を開催することができました。沢山の応援、本当に有難うございました。」

 

そして最後の10カウントゴングが行われ、両者に多数の紙テープが投げ込まれた。

 

■試合後バックステージコメント

遠藤「(まずは今引退試合を終えての実感は?)なんか自分のことには思えないなって。きっと3日後くらいに思うんでしょうね。ジワッと。でも最後に後楽園でリングに立てて感謝です」

沖野「私はもともと12年ここ(リング)にいなくて実感はないんですけど、時間がたてば来るんだろうなって思います。遠藤さんの言葉がなかったらここにはいなかったので。GAMIさんの団体、waveの選手たち、みなさんのおかげです。昨日も夜遅くまで準備してくださって、特に関係のない私を含めてここまでやっていただいて、ありがとうございました」

遠藤「本当にみんなに支えられているなっていうのを感じました」

沖野「(今日、コスチュームで来たことについて)私はジャージでいいなと思ったんですけど、コスチュームを作ってくださるという方がいて、もっともらしい引退をさせていただきました。人の縁って素晴らしいなって思ったし、プロレスに出会えて人生で一番の宝物になるんだろうなって。プロレスがあったから今の私がこんなに素敵な人に巡りあえました」

遠藤「(最後に沖野が隣にいたことについて)赤い水着が似合ってた(笑)。横に立ってほしかったので、それが現実になって。今まで当たり前だった人が横にいて、改めて心強いなって思いました」

沖野「(アイガーとは何か話した?)もう消えるって言ってました(笑)」

遠藤「私は会わなかったです。いつもすれ違いで、最後まで…。(最後にメッセージを)
今まで応援していただいてありがとうございました。ちょっとした一声が本当に力になって、頑張ろうって思えてやってきました。なかなか人に伝えられないんですけど、力をもらえたっていうことを伝えたいです」

万感の思いを胸にレスラー生活を終えた両者に、これからも幸あらんことを願う。

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