【みちのく】4年ぶりの『ローカル線プロレス2023』公式ルールを制定

みちのくプロレスは10月1日に開催する4年ぶりの『ローカル線プロレス2023』の公式ルールを制定した。

山形県南部ののどかな田園を走るフラワー長井線で繰り広げられる熱き闘い、元祖・鉄道車両内プロレスイベント『ローカル線プロレス』を10月1日（日）に4年ぶりに開催。

11:08赤湯駅発長井駅着のAブロック、12:11長井駅発荒砥駅折り返し長井駅着のBブロックの2本の「プロレス列車」を運行し、14:00から長井駅前特設リングで「駅前プロレス」を行う3部構成。

▼参戦選手は以下の通り。（カッコ内は出場回数）
ザ・グレート・サスケ（6）／シーサー王（2）／のはしたろう（6）／Ken45°（3）／フジタ“Jr”ハヤト（3）／日向寺塁（6）／MUSASHI（2）／郡司歩（5）／OSO11（初）／山谷林檎（初）／がばいじいちゃん（初）／義経（初）／梶トマト（初）／大和ヒロシ（初）

▼10月1日ローカル線プロレス公式ルール

鉄道列車内でのプロレスイベントの開催が全国に広がるなか、全国大会を見据え、「ローカル線プロレス公式ルール」を元に、「PWLL列車プロレス公式ルール」を制定した。

PWLL列車プロレス公式ルール
（PWLL＝Professional Wrestling in the train of the Local Line）

【試合形式】
鉄道車両内をリングとし、一定の運行区間内で行う“列車プロレス”は、原則としてロイヤルランブル形式で試合を行うものとする。
選手の入場順は、リングアナウンサーのコールで発表となる。

【勝敗】
3カウントフォール、ノックアウト、ギブアップ、レフェリーストップ、ドクターストップ、反則、失格で勝敗が決する。
また、運行区間の終点に定めた駅のひとつ前の駅に着いた時点で、複数の選手が残った場合は残った選手全員が勝者となる。
なお、鉄道運営会社があまりにも危険と判断した時点で、列車プロレスは中止となる場合がある。

【失格行為】
以下の行為を行った選手は即失格となる。
（1）運転席に近づく。
（2）網棚に登る。
（3）走行中に窓から顔を出す。
（4）乗客・乗務員に怪我をさせる。
（5）車両内やホームの備品を壊す。
（6）線路に降りる。
（7）列車に乗り遅れる。

【反則行為】
以下の反則行為を行った選手には、レフェリーの判断で反則カウントを取る。5カウントを数えても反則行為を止めない選手は反則負けとなる。
（1）拳での顔面への殴打。
（2）頭髪・コスチューム等を、掴んだり、引っ張ったりする行為。
（3）噛みつき。
（4）金的へのあらゆる攻撃。
（5）手足の2本以下の指関節への攻撃。
（6）喉を絞める行為。
（7）目・鼻・口・耳へのあらゆる攻撃。
（8）覆面レスラーの覆面を剥がしたり、引っ張る行為。
（9）凶器による攻撃。
（10）レフェリーへの暴力行為。
（11）つり革・手すりに触れている相手に対してのあらゆる攻撃。
（12）1本以上の足を床につけていない状態でつり革・手すりにぶら下がる行為。

【PWLL無差別級選手権試合】
PWLL無差別級選手権試合は、列車プロレスでの予選を踏まえた上での通常のリング上での試合か、あるいは列車プロレスでの試合によって行われる。
原則として、時間無制限1本勝負で行うものとする。

【ローカル線プロレス2023における特記事項】
（1）運行区間内の特定の停車駅（Ａブロック＝宮内駅／Ｂブロック＝荒砥駅）のホームでの試合は認められるが、線路に降りようとした行為が見受けられた時点で失格となる。また、出発時間に車両に乗り込めないときも失格となる。
（2）Ａブロック・Ｂブロックで勝ち残った選手同士が長井駅前特設リングで「PWLL無差別級王座」を賭けて優勝決定戦を行う。