【新日本】“7番勝負”第6戦、鈴木が永田にリベンジ「アイツと知り合って40年だぞ!殴り足んねえんだよ」

新日本プロレスは10月7日(土)、宮城・夢メッセみやぎ・本館展示棟 展示ホールCにて『Road to DESTRUCTION』第19戦を開催した。

『Road to DESTRUCTION』
日時:2023年10月7日(土) 16:00開場 17:00開始
会場:宮城・夢メッセみやぎ・本館展示棟 展示ホールC
観衆:1,089人

第3試合では永田裕志&海野翔太&マスター・ワト組と、鈴木みのる&成田蓮&エル・デスペラード組の「7番勝負」第6戦が行われた。

これまでの戦績は2勝2敗1引き分けの五分の両チームは、この日も激しい戦いを繰り広げた。

最後は永田が因縁の鈴木のゴッチ式パイルドライバーでピンフォールを奪われ、“STRONG STYLE”の3勝2敗1引き分けとなった。

「7番勝負」第3戦に永田にフォールを奪われていた鈴木がリベンジを果たした。

<試合結果>

▼第3試合 30分1本勝負
7番勝負第6戦
マスター・ワト
海野 翔太
永田 裕志 ×
vs
エル・デスペラード
成田 蓮
鈴木 みのる 〇
10分47秒  ゴッチ式パイルドライバー→体固め

■試合後バックステージコメント

鈴木「今日は人数が多くねえか、オイ。(※コメントスペースに来たマスコミを指差しながら)オイ、1、2、3、4、5、6、7…10人もいるじゃねえかよ。どうなってんだ?」

デスペラード「普段全然来ないくせに」

鈴木「来ないくせに。(※記者の一人を指差して)お前も今日初めてだな。お前は…仕事しろ、この野郎。そんなことはどうでもいいんだよ。(※端にいた成田を真ん中に連れてきて、ニヤリと笑い)まずは成田がな」

成田「今日は鈴木さんが勝ってくれて、俺たちSTRONG STYLEが優位になっている。次の両国、両国が最終戦だ。そこでまた俺が翔太から必ず勝ってみせる」

デスペラード「(※成田の肩に腕を乗せて)大丈夫。俺がワトから勝つから」

成田「いや!」

鈴木「(※やはり成田の肩に腕を乗せて)いや、俺が成田に…成田じゃねえや(笑)。成田じゃない。俺が永田から獲るからな」

デスペラード「(※成田に向かって)いやいやいや、任しとけって。俺がワトから獲ってやるから」

鈴木「いいよ、俺が獲るから」

成田「(※両手を広げて鈴木とデスペラードを制し)そこは僕が行きます(※と言って、先に控室へ)」

鈴木「オッ!」

デスペラード「なんか……」

鈴木「(※デスペラードに向かって)じゃあ、俺が成田から…ちょっと間違えたけどな」

デスペラード「それはそれで面白そうですけどね。ワト……いやあのね、リング上でいい悪いで言ったら、お前は相当いいの部類に入ってくるんだが、俺は……分かるだろ? コメントとかそれ以外の所作とか見てて伝わってくるものあるだろ? (※拳を握って)何かお前は、俺は生理的に受け付けんのだ。これは何度も言ってきている。何も刺さらない。お前の言葉とかアクションっていうものは、何も伝わってこない。本当に俺から勝ちたいのか、お前? そこが伝わってこないうちは、俺は、正直お前はその他大勢の中の一人でしかない。特別な、俺にとって特別な相手にはなり得ない。ごめんな」

鈴木「オイ、永田、クソ野郎! 頭からぶっ刺してやったけどよ、アイツと知り合って、オイ、分かるか? 40年だぞ!? 40年、殴り続けて40年。殴り足んねえんだよ。オイ、あと両国一つか?」

デスペラード「そうっすね」

鈴木「両国一つか。じゃあ、両国で100発、テメエのツラ、ぶん殴ってやるから覚悟しとけ、この野郎。テメエだけは生理的に受け付けねえ」

デスペラード「ハハハハハ!」

鈴木「ハハハハハ! っていうかよ、永田も海野もワトも、そんな覚悟で俺たちの首獲れると思うな。お前たちは『今日カッコいい』、『今日誰々よりカッコいい』とかよ、そんなことしか考えてないだろう。違うんだよ。オイ、お前たちとは持ってるもの、背負ってるものも違うんだよ。テメエらは両国で終わりだ。ぶちのめしてやる」

永田「(※海野に首を冷やしてもらいながら現われて、もの凄く悔しそうな表情と声で)チクショー、鈴木の野郎! えらい嬉しそうじゃねえか、あの野郎。そらそうだよな。向こうのチーム、デスペが獲って、成田が獲って、自分だけ獲れてない中で、今日、俺を倒してやがって、それは嬉しいだろうよ。俺は目一杯悔しいよ。この二人に申し訳ない。凄え悔しい。だからさ、この無念は最終戦、両国で晴らすよ。絶対、アイツらにこのまま行かせない。あと一つ両国勝つぞ!(※と言って、両隣の海野とワトの背中を叩く)」

海野「はい!」

永田「勝とう!」

海野「お願いします」

永田「(※海野に向かって)お前、今日が一番“ストロングスタイル”だったよ」

海野「はい!」

永田「分かる? なあ? あの緊張感、アレを持ってやれば。今日が一番“ストロングスタイル”だったと思うぜ」

海野「はい!」

永田「なあ、マスター!」

ワト「はい!」

永田「(※ワトの胸をパチンと叩いてから)あぁ…痛え!(※と言ってから先に控室へ)」

海野「残すはあと両国。俺だけ、俺だけだから、獲れてないの。誰からも勝ち名乗り上げてないの俺だけだから。この悔しさ、この気持ち、全部巻き返してやるよ。成田、お前から両国で必ず獲ってやる。今シリーズ、やられてやられてやられた分、全部両国で返してやるよ。このまんま俺だけ勝ち名乗りも上げられずにいてられるかよ。必ず、お前から獲ってやる!(※と言って、先に控室へ)」

ワト「悔しい気持ちは二人と変わんねえ。ただよ、永田さん、海野、二人が獲る? 返す? 二人に譲る気は微塵もない。俺が必ず獲って、本隊側の勝利に繋げてやりますよ」

<写真提供:新日本プロレス>

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