夏すみれ10周年記念大会にキャリア10年の女子レスラーが大集合!超満員のファンに「女子プロはスターダムだけじゃねえんだよ」

スターダムは10月18日(水)、東京・新宿FACEにて『Decade of Queens ~夏すみれプロデュース10周年大会~』を開催した。


©STARDOM 

『Decade of Queens ~夏すみれプロデュース10周年大会~』
日時:10月18日(水)
会場:東京・新宿FACE
観衆:494人=超満員札止め


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メインイベントには今大会のプロデューサーである夏が自身のデビュー10周年記念マッチとして、同期の山下りな&小林香萌と組み、彩羽匠&赤井沙希&AZM組と対戦した。

このメンバーはそれどれフリー選手や団体が違えど、2013年にデビュー。

皆10周年と言う事で行われた6人タッグマッチは各選手がそれぞれの個性を出し合い、場内を大いに盛り上げた。


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この日の主役である夏も大いにハッスルし、赤井に股間を押し付ける。


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しかし最後は彩羽がランニングスリーで夏を仕留めて見せた。

<試合結果>

▼6人タッグマッチ 60分1本勝負
赤井沙希
彩羽匠 〇
AZM
vs
小林香萌
山下りな
夏すみれ ×
8分40秒 ランニングスリー→エビ固め


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■試合後のリング上

夏「試合、有難うございました。今、腹から声出すのキツイ状況で、有難うございました。ちょっと、ごめんなさい。いま私、大会締められそうにないんで、えっと赤井沙希さん、来月引退されちゃうんですね。もしかしたら今日来てるお客さんの中には、今日が赤井さんの試合を見るのが最後という方もいらっしゃるので、ちょっと私が休んでる間に、お客さんに赤井さんからメッセージお願いします」


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赤井「本日はお忙しい中、皆様夏すみれ10周年記念興行にお集まりいただき、誠に有難うございます。有難う。今年が私も私たち皆10周年ということなんですけども、沢山沢山、言いたいこと沢山あります。でも、今はこれだけ言わせていただきます。夏すみれさん、私たちと同じこの時代にプロレスラーとして生きててくれて本当に有難うございます。同じ時代にプロレスラーとしていれて光栄です。本日は、改めましておめでとうございます!」


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夏「こちらこそ、同じ時代にプロレスラーになってくれて有難うございました。欲を言えば、もっと早くアナタと知り合いたかったです。そしたらきっと、もっともっといろんなことやれたんだろうなって思いました。股間に感じたアナタのぬくもり絶対に忘れません!最後まで気をつけて頑張ってください。有難うございました。あらためまして、本日はみなさんご来場いただき有難うございました。
レフェリーも上がっておいでよ。あとついでにYAKOも上がっていいよ。いるなら。いねえならいいや。上がってこい、上がってこい。こうしてですね、いまリング上にいる8名は、同じ2013年にプロレス界に生まれました。そうなんですよ、彼も実は同期、同じオーディションを受けたんですよ。この10年間、8人には8人のそれぞれの10年間があったと思います。
私ごとで言えば、一度団体でデビューし、そして団体を離れフリーとして活動して、プロレス休んでバーやって復帰して、まさか10年前、まさかいまこうして自分がこんな形でプロレスをやっているとは到底思えませんでした。なぜなら昔から知ってる方々はご存じかもしれませんが、私デビュー当初はプロレス界絶対10年でやめるって言ってました。メチャクチャたぶん豪語してたと思います。
それにはいろんな理由がありますけれども、とにかく10年で絶対プロレス界離れようって決めてたんですが、10年経ったいま、まったく離れられそうにないです。こうして10年迎えられたのも、こういう機会じゃないとあらたまった場所で言えないんで、ちょっと言わせてもらいますけど、こうして10周年をこういう形で迎えられたのも、まずなによりプロレスリングWAVE、そしてGAMIさん、皆さんがどこにいるかわかんないですけど、皆さんが私という人間をプロレス界に入れてくれて、こうしてプロレスラーとしてデビューさせてくれたおかげだと思います。
途中、空白の時間もありましたが、それでもこうして10年という節目のときに、再びプロレスリングWAVEと交わることができたのは、本当に私のなかでうれしかったです。だからあらためて、WAVEそしてGAMIさん、私をプロレスラーとして生んでくれて本当に有難うございました。今日こうして、こういう場を迎えられたのもスターダムさんあってのことです。
フリーになってすぐ、どこの馬の骨かもわからないような女を拾ってくれて、何でも好きにやっていいよって、ずっと私が自由でいられる環境を与えてもらえました。今こうして夏すみれとして自分のあり方をプロレス界で見つけることができたのは、スターダムさんのおかげです。今は私もスターダムさんを離れて一個人として活動しています。
やっぱりスターダムさんがあるからこそ女子プロレス業界すごい盛り上がってきたなって思うけど、思うけど、言わせてください。女子プロはスターダムだけじゃねえんだよ、おい!私はね、スターダムの選手が活躍して大きくなっていく姿を見ていて、メチャクチャ嬉しいです。
一緒にね新木場でちっちゃな小屋で試合してきた友だちが活躍してるのはすごいうれしいことだけど、皆の活躍を指をくわえて見てるだけなの悔しいんで、多分これは私だけじゃなくて、私以外の選手も皆そう思ってると思うし、ウチらはウチらなりに女子プロレス界という荒波に飲み込まれないようにやっていくんで、スターダムさんもこれからどんどんもっともっと大きくなってください。
そして、もしも万が一、私が荒波に飲まれて溺れかけたときには、ぜひもう一度こうして手を差し伸べていただいて、そしてそれを差し伸べるどころか、豪華クルーズに乗せていただいて、そのまま陸まで引っ張り上げて、山の頂上に連れてってください、スターダムさんお願いします!スターダムさんあっての私でございます。本当に今日は有難うございました。
こうして皆さんにこうやって会場に集まっていただいて、自分たちの活動を見守っていてくれるからこそ自分たちはこうやってプロレス界で生きていけると思うんで、今まで10年間見守っていただいたお客さま、そして、これからもどうか私たちの活動を見守ってください。
私ら、2013年デビューのウチらが、先頭に立ってこれから女子プロレス業界まだまだ盛り上げていきますんで、そしてそんなウチらを見て皆さんの活力になれたらいいなと思ってますので、これからもどうか応援よろしくお願いします。本日は夏すみ10周年記念、ディケ―ド・オブ・クイーンズご来場いただき、有難うございました!」


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<写真提供:スターダム>

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