【新日本】デスペラード&ワトが現タッグ王者撃破で急接近「今日は言うだけのことをやったから、ありがとう」

新日本プロレスは10月28日(土) 、福島・鶴ヶ城体育館にて『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2023』 ~Road to POWER STRUGGLE ~第5戦を開催した。

『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2023』 ~Road to POWER STRUGGLE ~
日時:2023年10月28日(土) 15:00開場 16:00開始
会場:福島・鶴ヶ城体育館
観衆:824人

メインイベントでは『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2023』公式戦が行われ、エル・デスペラード&マスター・ワト組(3勝1敗)とクラーク・コナーズ&ドリラ・モロニー組(3勝1敗)が対戦。

現IWGPジュニアタッグ王者組が相手となるだけに、連係が取れていないデスペラードとワトは個々の力で対抗するも苦戦を強いられる。

試合途中でコナーズがマスクマンの命ともいえるデスペラードのマスクを引き裂く。

続けてイスで頭部を打ち抜くとデスペラードは満身創痍の状態に。

ここにワトが救出に入るとデスペラードが息を吹き返し、最後はコナーズに怒りの鉄拳、そしてベルトの上にピンチェ・ロコを炸裂させ現IWGPジュニアタッグ王者組から貴重な勝利を挙げた。

<試合結果>

▼メインイベント(第8試合) 30分1本勝負
『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2023』公式リーグ戦
マスター・ワト
エル・デスペラード 〇
(4勝1敗=8点)
vs
ドリラ・モロニー
クラーク・コナーズ ×
(3勝2敗=6点)
17分51秒  ピンチェ・ロコ→体固め

勝利後、デスペラードはワトに苦言を呈しつつも感謝の気持ちを述べた。

デスペラード「言いたかねえし、正直、今にも吐きそうだし、さっさと帰りてえが、このまま帰ったらまたへそ曲げたと思われそうだしな。俺はな、ここで喋ることも試合と同じだけ大事にしてんだよ。お前のキャラクターなんか知ったことか。俺のやることの邪魔だけはしてくれるな。でもな、今日は助かったよ。お前は口でそうです、やります、すみません言うけどな、それが行動に伴ってねえんだ。だから俺はお前のこと大嫌いなんだけど、今日は言うだけのことをやったから、ありがとう」

この言葉を聞いたワトはデスペラードに歩み寄り両者ガッチリと握手。そして、デスペラードは先に退場。

ワト「デスペさん、改めて、改めまして、これからも、これからもよろしくお願いします。俺たち二人でジュニアタッグリーグのテッペン獲りましょう。ここから俺たちはタッグチームとして、このジュニアタッグリーグのテッペンを獲ります」と優勝宣言も飛び出した。

■試合後バックステージコメント

デスペラード「(※頭にマスター・ワト×エル・デスペラード「友達」Tシャツを被って現れ)言うべきことはリングの上で言った。ただし邪魔はするな。アイツは調子に乗ると、すぐつけ上がる。お前らがどう思ってようが、これが俺のやり方だ!」

ワト「ちょっとリング上でしゃべりすぎたから、やっぱりデスペさんはいなかった。けど、リング上でも握手(したし)、これからは俺たちタッグチームとしてジュニアタッグリーグ、テッペン取ります。もちろん最初からテッペンは目指してたけど、タッグチームとしてやっていきます」

※WAR DOGSの2人はいったんインタビュースペースには現れたものの、何も言わずに立ち去った

<写真提供:新日本プロレス>

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