【2AW】花見達也が“裏切者”真霜拳號を断罪「やっぱこいつこういう人間だったな」、12.24吉田綾斗とのタッグで真霜&ナカに制裁を下す!

②吉田&花見タッグの相性は?

——今回は流れの中で吉田選手と急遽タッグを組むことになりました。若手時代はいろいろ組んでいたこともありましたけども、吉田選手とのタッグの相性みたいな部分っていうのはいかがですか。

花見「相性はどうなんだろうな。昔より悪くなったんじゃないかな(笑)」

——その真意は?

花見「真意はなんだろうな。昔は、吉田さんはもう当時からエースで、団体引っ張るぐらい力があった人で、僕なんかもう一新人ですから。吉田さんに引っ張ってもらってそれでも僕の力不足で勝てなくて、なんて状況が続いたタッグではあったんですけど。今のこの僕の状況も含めてですし、あれなんですけど、やっぱり吉田さんに協力してもらおうという気があんまりないので。だからどうなんだろう、相性的にいいのかな…」

——自分は自分のターゲットを…

花見「吉田さんもそう思っていると思うんですよね。花見を助けようなんて多分思ってないんですよ。なので、タッグとしてどうだろうなっていうところはありますね、相性は。でもお互いがお互いをそんな干渉しすぎてないから、もしかしたらがあるかも。

——お互いのターゲットがそれぞれ違うというところも、チームとしての動きっていうのも、何かの良い形になるかもわかんないし、逆にならないかもしれない。

花見「逆にならないかもしれない、本当に。大丈夫かなっていうところは」

——そのあたりが今回のタッグの一つの見どころにもなるかもしれません。

花見「元々そんな強いタッグでもないですしね。僕のせいですけど」

——しかし、現在の2人の相性は悪くないんじゃないかなというふうに思っていまして、ファイトスタイル的にも熱いファイトを2人ともされる方なので。そういった部分では新たな光景が見れるかもしれません。

花見「ありがとうございます」

 

③タッグパートナーだった後輩の仁木琢郎選手が無差別級王者になった率直な気持ちは?

——そして今回はタッグパートナーとしてもコンビを組んでいました仁木琢郎選手が無差別級王者になられました。今現時点での率直な感想はいかがでしょうか。

花見「現時点の率直な気持ちは、もちろん状況が状況だったのもあって、佐藤耕平選手が元々このベルトを持っていて、他団体っていうか他の選手にベルトが流れてしまったって状況だったんで、本当によくやったっていうのと、もうめちゃくちゃ嬉しいっていうのがあったんですけど、なんかやっぱり純粋に悔しいなという気持ちはありましたね。なんでこれをやったのが俺じゃないんだっていう。それと仁木が9月のトーナメントで優勝したんですけど、そのときもやっぱり嬉しかったですけど、なんで俺が優勝しなかったんだろうなっていう気持ちとで、いろいろ複雑でしたね、実は。もちろん感情的にはもう嬉しい、よくやったっていうのが最初には出たんですけれども、そういう悔しさ、後々になれば、もう時間が経てば経つほど悔しさがどんどんありましたね。ただ仁木が獲ったことによってそう思う選手が多分多かったと思うんで、仁木が獲ったのは本当に団体にとってもすごい良かったんじゃないかなって、僕個人的には思っていますね。獲ったときにすごい、何かそういう周りの、他の選手の何とも言えない熱さを感じましたね」


©2AW

——仁木選手にインタビューしたときは、周りの人からそういうジェラシーみたいな感情っていうのはまだあんまり感じない、という発言がありました。

花見「おお!いや、違います。あいつ、あれなんですよ。あいつってマイペースが過ぎる人間なんで。周りに興味ないし、あいつ(笑)。あいつはのほほんとし過ぎなんです、多分」

——そうですか。じゃあ本当はみんな感じていても、本人がそれを感じるセンサーが弱くて?

花見「弱すぎます、あいつは本当に。全然アンテナ張ってないっすよ。仁木琢郎は本当やばいですから。何にも考えてなさすぎる、本当に。良くも悪くも、本当に何も考えていない。レスラーでよかったんじゃないかな」


©2AW

——トーナメント優勝もサプライズ感はありましたし、王座戦でも佐藤耕平選手に勝てるっていうふうにはなかなか思ってなかったんですけれども、それを打ち破って新王者になり、そしてなおかつWRESTLE-1時代の社長であるカズ・ハヤシ選手からも勝利を奪い新時代をアピールされています。ご本人はちょっと涙もろいというふうにおっしゃっていましたけど…

花見「涙もろいかなあ。また適当なこと言っていますね、あいつ(笑)」

——そしてやはり2AWはまだまだ真霜拳號、吉田綾斗という存在が大きいので、自分色のカラーを出したいということで、髪の色にかけて“赤い革命”を打ち出すと宣言されました。

花見「うわぁ、もう(笑)また適当な事言ってるぞ。あいつのことだから“赤い革命”とか言って、急にコスチュームチェンジして全然赤じゃなくなってる可能性とかありますからね。あいつは本当に。それぐらい考えてないっすね、あいつは。すごいな、あいつ」

——やっぱり横にいたからこそよくわかるという感じですよね。

花見「いやぁ、もうちょっとおもろいっすね(笑)」

——2AWが新世代の王者になってある意味ちょっと風景が変わってきた2AWに対して、今どういうふうに感じていますか。

花見「本当に今2AWでも世代交代というか、世代交代ではないのかな…本当に新しい時代が動き始めているんじゃないかなってぐらい、いま仁木琢郎をはじめとした若松大樹、ナカ・シュウマ、今欠場しているんですけどチチャリート・翔暉もそうですよ。なので、あの子たちが本当にすごい成長してすごい結果を出して頑張っているので、自分も本当に素直に負けたくないなっていう、乗り遅れたくないっていうか。なんなら自分が動かしたいと、もう常に思っております」

➡次ページ(”紅炎”の今後、大会に向けてメッセージ)へ続く

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