【新日本】所属ラストマッチのオカダが聖地に涙の別れ!NEVER6人タッグ王座は返上「石井さんと棚橋さんには感謝しかありません」

新日本プロレスは1月24日(水)、東京・後楽園ホールにて『Road to THE NEW BEGINNING』を開催した。

『Road to THE NEW BEGINNING』
日時:2024年1月24日(水) 17:30開場 18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,506人(札止め)

セミファイナルではNEVER無差別級6人タッグ選手権試合が行われ、王者オカダ・カズチカ&棚橋弘至&石井智宏組と、挑戦者マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト&藤田晃生組が対戦した。

1月末で退団するオカダは、この試合が新日本プロレス所属として最後の出場となった。

挑戦者であるTMDKが素早い動きを披露すると、王者組もそれに呼応するかのように一進一退の攻防を繰り広げて見せた。

藤田が気を吐き大奮闘を見せるもオカダの壁は厚かった。

最後はオカダが聖地・後楽園ホールに別れを告げるレインメーカーを藤田させ、NEVER無差別級6人タッグ王座の防衛に成功した。

<試合結果>

▼第7試合 60分1本勝負
NEVER無差別級6人タッグ選手権試合
<第26代チャンピオンチーム>
石井智宏
棚橋弘至
オカダ・カズチカ 〇
vs
<チャレンジャーチーム>
藤田晃生 ×
シェイン・ヘイスト
マイキー・ニコルス
22分15秒  レインメーカー→片エビ固め

※オカダ&棚橋&石井が8度目の防衛に成功

■試合後、オカダがマイクで感謝のメッセージ
「もう泣きたきたくないですよ。さんざん泣いたから。でも17年間、熱い、熱い、熱い、歓声。本当に有難うございました!石井さんにこのベルト巻いてもらいましたけど、今日で返上します!でも、このタッグのベルトっていうのはIWGP世界ヘビーがいて獲れたベルトなんで、石井さんと棚橋さんには感謝しかありません。本当に有難うございます。まあ、今日で所属としてはおしまいですけれども、まだ大阪、札幌、3試合ありますんで、外敵としてしっかり戦いたいなと思います。まだまだ、これでおしまいじゃないですし、サヨナラじゃないですし、まだメインイベントもありますし、新日本プロレスを楽しんでください!本当に新日本プロレス、選手、スタッフ、そしてファンのみなさんお世話になりました!また必ず会うと思いますので、またそのときオカダ・カズチカ、レインメーカーをよろしくお願いします!本当にありがとうございました!」

所属としてのラストマッチを終えたオカダは、2.11大阪、そして2.23&24札幌へはフリーとして参戦。

新日本マットに別れを告げ世界へ羽ばたこうとするレインメーカー。

最後は棚橋弘至と石井智宏と抱擁を交わし、場内の歓声に応えながら去っていった。

■試合後バックステージコメント

マイキー「そんなに悪くない。反対に考えよう。全部忘れるんだ。あの泣き叫びは全部忘れよう。オカダ、お前は俺が今までに出会った中で、たぶん世界一のレスラーだ。俺はいつも世界一のレスラーだと言ってるがな。正直なところ、俺たちはお前の幸運を祈ってるよ。しかし、オカダ、未来を見ただろう。お前は過去だ。かつては未来だったが今は過去の存在だ。(※藤田を指して)ここに倒れてるヤツが、未来だよ。コイツを見ろ。22歳になる。世界最高のレスラーたちと肩を並べた」

シェイン「負けた気はしない。コイツを見せなきゃいけないのに負けた気分になってる場合じゃないんだ。マイキーの言う通り、古きは去りて新しきが来る。(※藤田に向かって)将来、俺が言ったように、いつか皆ザックのようにお前の名前を呼ぶ。なぜならお前は炎だから。俺たちの着るオレンジは炎の色だ。俺たちは炎を呼ぶ。炎は最も熱いものを(※藤田の胸を指して)ここに呼ぶ。心の真ん中に。お前を誇りに思うよ」

マイキー「皆去る。皆どこかへ行くんだ。俺たちは残っている。どこへも行かない! ここにいる。俺が人生に望むのは、何マイルもはいずってここまで来ることだった。今ここまで来て、得られる全てのチャンスを最高のものにしている。家にいるふたりの小さな娘は俺を毎日恋しがって、電話で泣くんだ。『パパ、いつ帰ってくるの?』って!俺は『ニュージャパンの王者になるまで帰らない』と答える。そして、アアーッ、俺たちはいいチームなのにめちゃくちゃだ(※と言って、先に控室へ)」

シェイン「(※藤田に向かって)心で話せ(※と言って、先に控室へ)」

藤田「オカダ、いや、オカダさん。アンタ、いなくなんだろ? 退団すんだろ? それを聞いた時からな、テメーのその腰についてるベルト、俺がはぎ取って、ジュニア、ヘビー関係なく、俺がはぎ取って、アンタをな、ベルトも何も巻いてない状態で、アンタをな、よその団体に送り出してやろうと思ってた。だけど、今、このザマだ。でもな、折れてねえぞ。いつかどこかでまたアンタと対角のコーナーに立って、今度は俺がアンタをぶっ倒すんだ。夢じゃないぞ。これは夢じゃないぞ。これは必ず実現させる。俺がアンタをぶっ倒す。(※立ち上がって)そのためには、ここ、新日本でももっともっと強くなって、アンタが、俺に興味出たって、そう言わせてやるよ。以上」

<写真提供:新日本プロレス>

※その他の試合結果は団体公式HPへ
https://www.njpw.co.jp/tornament/456580?showResult=1

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