【アイスリボン】還暦を迎えた佐藤代表が後楽園大会を振返り「アイスリボン歴代最低の観客動員数で改めて現状を再認識した、ここからスタート」

アイスリボンは2月3日(土)アイスリボン道場にて「アイスリボン1327」を開催した。

「アイスリボン1327」
日時:2024年2月3日(土)11時45分開場/12時00分開始
会場:アイスリボン道場
観衆:46人

3月23日後楽園ホール大会のメインでICE×∞王座を懸けて対戦することが決定した星いぶきと星ハム子の親子対決。その前哨戦第1ラウンドがこの日のメイン。ハム子チームが色違いのお揃いスパンコールハットで入場すれば、いぶきチームはいぶきと愛梨紗のH!Fly入場に神姫楽も加わって3人でパフォーマンスを披露。試合は1年2カ月ぶりの道場マッチ復帰の真白とICE×∞王者のいぶきでスタート。

真白が「来い!」と片手を挙げ、これにいぶきが応じる。力比べでは真白が押し込まれるも、ブリッジで返し、逆にいぶきを押し込むがいぶきも返し、2度目の力比べで真白を倒したいぶきが目突きを狙うが、真白が下からの目突きを決める。仁王立ちの真白にいぶきがエルボーを狙うが、かわした真白が膝カックン。これをいぶきがこらえる。ロープワークからにらみ合い。神姫楽と楓歩に代わり楓歩が先制ドロップキックも神姫楽がボディスラムを決める。

代わった愛梨紗がドロップキック。ボディスラムを狙うが、こらえた楓歩がボディスラム。代わったハム子がコーナーに愛梨紗を詰めての腹ウォッシュ攻撃。楓歩、真白とのトリプルお・し・り・ダーッ!からハム子がブルドッキングヘッドロックでカバーもカウント2。ハム子が逆エビ固め。ロープに逃れた愛梨紗がエルボー連打でハム子をロープ際に追い込む。さらに愛梨紗がカウンターのクロスボディでカバーもカウント2。愛梨紗がハム子をボディスラムに決めカバーもカウント2。

代わった神姫楽が正面ドロップキック。神姫楽が猪アピールから飛び込むもハム子がカウンターのタックルで吹っ飛ばす。逆にハム子がコーナーでの猪アピールを披露するが、いぶきがエプロンで妨害し、ハム子に鬼の面をかぶせようとする。しかし、ここでハム子が入場式同様、「鬼はMIO!」と再びMIOに鬼の面を渡し、選手が全員にリングに上がるとMIOに豆を投げまくる。続けて神姫楽がハム子にエルボードロップ、セントーンでカバーもMIOのカウントが豆のダメージから遅れる。

神姫楽がグランドのパロスペシャル。いぶきが楓歩に、愛梨紗が真白にパロスペシャルを決めフォローする。ロープに逃れたハム子に神姫楽がミサボムを狙うが、こらえたハム子が楓歩を呼び込み神姫楽をロープに詰めての飛び込みニー連係からダブルエルボードロップ。ハム子がカバーもカウント2。代わった楓歩が神姫楽にタックル。楓歩のブレーンバスターをこらえた神姫楽がタックルを決め、楓歩を肩口に上げるが着地した楓歩がソバット、延髄ハイキックもかわした神姫楽が楓歩の腰にセントーン、低空ブレーンバスターからの串刺しタックルでカバーもカウント2。

代わったいぶきが顔面への片足ドロップキック。愛梨紗を呼び込み、楓歩をロープに振ってのダブルストンピング。倒れた楓歩の上に真白がカバーに入る。?マークのいぶきと愛梨紗に「H!Flyがやりたい!」と真白。3人で楓歩を踏みつけてのH!Flyポーズを決めると「満足しました~!」と真白がコーナーに戻る。試合再開。いぶきが楓歩に逆水平チョップ。楓歩がいぶきにサイドバスターを決めカバーもカウント2。楓歩が飛び込みサッカーキックでカバーもカウント2。

代わった真白がドロップキック、いぶきの真正面ででんぐり返しからの丸め込みもカウント2。いぶきと神姫楽が真白をロープに振り、ダブルのトーキック、ダブルフェイスクラッシャー、サンドイッチ低空ドロップキック。真白がいぶきの足を払い上げて倒すと低空ドロップキックでカバーもカウント2。いぶきがダブルチョップでカバーもカウント2。いぶきが愛梨紗と交代し、真白vs愛梨紗の初対決が実現。愛梨紗がタックル連打でカバーもカウント2。

愛梨紗が逆片エビ固めも、ロープに逃れた真白が膝カックンからの低空ドロップキックでカバー。カウントは2。真白がフェイスロック。愛梨紗がロープに逃れる。真白がはりつけドロップキックでカバーもカウント2。楓歩が愛梨紗にSTO、ハム子がシャイニング腹ザード、続けて真白が愛梨紗に走って来ての目突きを決めカバーもカウント2。目突きを狙う真白。かわした愛梨紗がチンクラッシャー。続けていぶきがバッククラッカー、神姫楽が飛び込みラリアット、愛梨紗がネックブリーカードロップでカバーもカウント2。

愛梨紗がコーナーに上がるが、楓歩が抑え、起き上がった真白が愛梨紗をデッドリードライブでカバーもカウント2。真白がパイルドライバーの体勢で愛梨紗を抱え上げるが、愛梨紗がそのまま体重を浴びせて反転してカバーもカウント2。さらに横入り式エビ固めもカウント2。真白が一本背負いからの丸め込みで愛梨紗からカウント3を奪取。

復帰後、2戦目で自力勝利を飾った。

◆第4試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
星いぶき&神姫楽ミサ&×しのせ愛梨紗
vs
星ハム子&真白優希○&松下楓歩
(16分39秒 一本背負い→片エビ固め)

試合後、マイクを手にした真白は「勝ちましたーっ!イエーイ!復帰のメインで勝利は嬉しいですね。嬉しいです。愛梨紗とも初対戦だったんですけど、もっともっとできるよ。まだまだだと思う。悔しかったら、もう1回やろうよ。ふふふふふっ!(「怖い!怖い!」と会場をざわつかせるも)後楽園ホール大会もありがとうございました!後楽園ホール大会、歴代最下位の集客でとっても悔しいです。本当に私たち、これから頑張らなきゃいけないし、改めて再確認できた大会だなってすごい思います。ということで、社長に物申す!社長、降りて来いよーっ!」と本部席から佐藤肇代表が呼び込まれる。

1月29日で還暦を迎えた佐藤代表と、1月31日で21歳になった楓歩をバースデイケーキで祝福。

佐藤代表は「こうやって楓歩と3回目かな、誕生日を祝っていただいて、ありがとうございます。還暦で、赤いちゃんちゃんこだけは拒否しました。真白が言ったように後楽園ホール大会がアイスリボン歴代最低の観客動員数で、改めて現状を再認識した後楽園ホール大会で、ここからスタートということで、少しずつでも、一歩ずつ成長していくアイスリボンをぜひ見守っていただきたいと思いますし、まだまだ60歳ですが、休むつもりはないので、よろしくお願いします。」と語り、楓歩は「改めまして、お誕生日の言葉を掛けてくださった皆さん、ありがとうございます。嬉しいです。そしてリング上でお祝いしていただくのは3回目ですね。そんな3年目の今年は、これまでずっと自分に期待してくださっていた人へ、結果が出る形で恩返しをしたいなと思っております。そして自分は18歳でデビューして、今21歳。せっかく若いうちにプロレスに出会ってデビューできたので、怪我なく欠場もなく、もっとプロレスを楽しんでいきたいと思います。」と語り、佐藤代表と楓歩が「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。

<写真提供:アイスリボン>

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