【プロレスTODAY増刊号】まなせゆうながケガからの復帰、まさかのガンプロ独立、揺れる心境を激白!

ガンバレ☆プロレスの”プロレスTODAY準レギュラー”まなせゆうなが復帰戦となる2月23日横浜大会のPRに向けて、プロレスTODAY編集部へ来社。

復帰戦では今成夢人とのタッグで、藤田ミノル&ウナギ・サヤカとの対戦が決定。

欠場中の心境や、復帰戦への意気込み、そしてまさかのガンバレ☆プロレス独立、現在まなせは何を思うのか?その心中を聞いた。

『GanPro 2024 Desire』
日時:2024年2月23日(金) 開場11:30 開始12:00
会場:神奈川・横浜ラジアントホール

▼まなせゆうな復帰戦
まなせゆうな&今成夢人 vs ウナギ・サヤカ&藤田ミノル

①欠場中の心境、復帰戦への意気込み

▼欠場中にガンバレ☆プロレスが独立を発表

――欠場中に大変な思いをされていた最中、ガンプロ独立。

まなせ「心がもう大変で」

――今回2月23日横浜ジャイアントホールにて、まなせゆうな復帰戦が今成選手と組んでですね、ウナギ・サヤカ&藤田ミノル戦が決定しました。

まなせ「はい、決まりましたね」

――これに向けてもいろいろと気持ちの整理もあったと思いますけど。

まなせ「いや本当にね、その独立する前、独立発表前とかに自分の中で欠場中に考えてた感じとは全然違うカードになりました。でもウナギ・サヤカは私が指名しまして、その独立が決まって、ここはやっぱりちょと一発ウナギ・サヤカと。でも最初は組みたいなと思ったんですよ。私はなんていうんですかね、どっちかっていうと根に持つタイプなんですけど「WRESTLE SEKIGAHARA」(2022年7月10日:東京・大田区総合体育館)での一騎打ちの敗戦が、もうね悔しくて悔しくって。それをやっぱ晴らすまでは、と思って晴らしてから組むとかの方がいいかなっていう気持ちが発表するときに芽生えちゃいましたね」

――なるほど。

まなせ「だからまた会社がてんやわんやしちゃって(笑)」

――でも1年間も欠場を続けたんで、それはもうまなせさんの思い通りの、カードになってほしいなと思います。怪我との闘病中、その心境たるものや大変だったと思いますけど、今振り返ってみていかがですか?

まなせ「今振り返ると1年前なんですけど、やっぱ手術終わった直後とかすごい覚えてて、なんかそれまで手術する前までは、プロレスもできたし、みんなとも会えたし、痛いけど歩けるとか出来たのが全部なくなるわけじゃないですか。全部なくなって、その中で自分がプロレスを見るのがちょっときつくなっちゃった時期があって、他の人がどんどん動いててそれこそコロナ明けて海外にみんな行ったりとかガンジョで女の子たちがだけでやるとかも続いてみたいな。動き出してる中で自分が動けないことがすごく苦しくって。これからどうしようかなと思っていて、なんか本当はあのスリランカに逃げようと思ってたんですよね(笑)」

――なんでスリランカなんですか(笑)?

まなせ「いやあのアーユルヴェーダって知ってます?」

――わかんないです。

まなせ「デトックスが大事っていうそのインドとかそっち系の医療に近いようなものがあるんですけど、なんかその辺の勉強をしたくなって」

――急に。

まなせ「はい、したくなって。なんかもうそんな歩けないけど松葉つえではちょっと動けるぐらいになってたんで、スリランカ行こうと思って」

――ケガしたその体で?

まなせ「いや今しかいけないと思ってと思ったんですけど、会社からね、ありがたいことにガンジョのGMやらないかと言ってもらって、これは何かそのときはスリランカに逃げようとしてたから、行きたかったなっていうのちょっとあったんですけどでも今思えばそこでスリランカ行ってもしかしたらねスリランカの女になってたかもしれないじゃないすか」

――確かに。

まなせ「ここでちゃんと会社がガンプロだったりガンジョだったり、この自分の居場所を作ってくれたんですね。会場で会いに来てくれる人とかとお話とかもできるんで、いやあの人たちがいなかったら、多分気持ちがもたなかったら折れて倒れてたかもしれない。ポートレートとかって私試合をした後のご褒美だと思ってその時間って。お客様に会える時間って自分が試合頑張った後、だから会えるみたいなそういうところだと思ってたんですけど。今回ね、欠場中でもガンジョだけなんですけど、物販立たせてもらって、直接お話できたりとか自分が試合してないのに私にチケットの連絡くれたりとか、何かそういうことをしてくれる人を直接感じれるという、それが結構大きくて、本当に嬉しかった」

――これはもうすごい感動する。本当もうやっぱお客さんね温かいっすね。

まなせ「温かったですね。まなせゆうなでいさせてくれたのは。もう本当に応援してくれてた皆さんだと思います」

――なるほど。

まなせ「スリランカになってたかもしれない。でも行けなかったんですけど資格取りました」

――そうなんだ。すごい勉強熱心なんですね。そういう意味では。

まなせ「学びたいとかそういう自分の体のこととか結構大事にしたいタイプなんで、そういうは地味にプロレスと関係ないから全然発信しなかった」

――いや、でも体動かせない期間に違う形で何か取り組めるものにチャレンジしてその結果出したっていうのはね、やっぱりまなせさんってねプロレス頭も賢いし試合でもファンの皆さんも熱くさせる部分すごくお持ちだから、やっぱりそういうチャレンジするものが好きなんですよね。

まなせ「かもしれないですね。でもなんかこの世のためにとかみんなのためにっていうのは、なんかなかなかできないんですけど自分を使って、結果何かみんなのためになったらいいなとは思ってる」

――だからやっぱまなせさんがねそういうふうな形でそれを乗り越えて、ようやくこのリングに帰ってくる。もうファンの皆さんはね待ちわびてますよ。

まなせ「本当、嬉しいな!道場に初めてその復活してから練習始めたときとかももう本当に何もできなくって、やっぱプロレスラーってね、心技体全部大事なんで、そん中でこんなにも動けなくなるんだっていう気持ちがもうヨレヨレになってました。でもだからってやめるっていう選択肢は1個もなかったんですけど、なんかいいのかなみたいな気持ちに結構なっちゃったりとかしてるとき私めっちゃ顔色悪いですよ」

――怖さはなかったんですか。リング復帰に対する。

まなせ「めっちゃ怖かったです」

――怖いですよね。

――今度のリング上では対戦相手としてウナギ・サヤカ&藤田ミノル選手が待ってますから。

まなせ「私、藤田ミノルとは1回も会ったことないですよ。まさにガンプロみたいな男だという噂では聞いてるんですけど、復帰戦に知らない人と戦うというこの怖さ。私はもう今毎日YouTubeとかでレッスルユニバースで藤田ミノルをもう見まくってるんですけど、なんかだんだんちょっと藤田ミノルの試合見てたら元気もらってきちゃって。ちょっと早く会いたくなってて」

――コスチュームも新調されるとか?

まなせ「今回コスチュームなんか前までガンプロのときってちょっと暗めな色とかでやってたんですけど、ちょっと初めて柄入れたりとかピンクとかも使っちゃったりした」

――今までのまなせさんとちょっと違う感じ?

まなせ「そうなんです。なんかこれはちょっと自分なりの思いがあって、女の子の色とかってかわいい色のピンクじゃないですか。だからそれをピンクを使うことって結構何か勇気がいることなんですけど。私とかだって絶対ピンク使わせてもらえなかったんです。でも私ピンク好きなんですよ」

――ピンクお似合いです。

まなせ「ありがとうございます。ピンク好きだから何て言うんだろ、女だからとか、大人だからとか、デカイからとかを全部無視して自分の好きなものを使ってみようという。今回そういう調整でちょっとピンクも入れてみました」

――これコスチュームも皆さんにとっては要注目のポイントが一つ増えました。

まなせ「出来上がったらいいな、間に合いますように」

 

②復帰戦への意気込み
・復帰戦の相手にウナギ・サヤカ選手を指名について

――そしてウナギ・サヤカ選手との一戦という形なんですが、やっぱり前回の一騎打ちで負けてしまった悔しさがあるがゆえに指名したということですか?

まなせ「なんか元々は発表する本当直前まではやっぱ。ウナが一番最初に私が欠場を発表したとき連絡くれてなんか大丈夫なんですかみたいな感じで来て、『まなせさん生きるためにはお金が必要です。コラボグッズ出しましょう』って。めっちゃ男、女前なんですよ。そんな太田区、私が出れなかった2回目の大田区でウナがリアラちゃんとシングルだったんですけど、そのときにまなせエイドTシャツみたいな感じでTシャツを作ってくれて、全部あの子が作ってデザインとか考えて発注とかもやってくれてその売り上げを私にしてくれて。
本当にそういう事とか、あと復帰するぜって後楽園で発表した時も『ウナ復帰戦(やりたい)』みたいな。なんかキャラみたいなので来て何か私の復帰をここまでね、言ってくれる人っていうのはウナしかいないから、やっぱ復帰戦は隣で一緒に戦えたらいいなって思ったんですけど。ちょっと大田区のこと思い出したらちょっとキャーってなってきて、新木場の本当に花道歩いてるぐらいからなんかそうなって、いやこれやっぱちょっと隣より対角がいいなと思って。自分の中でやっぱガンプロの魅力ってミクスドっていうところもあるので復帰戦はミクスドがいいなって改めて思って。ただこんな激しいカードになっちゃって」


©ガンバレ☆プロレス

――いや、でもね今の話めっちゃいい話ですね。

まなせ「じゃあカットして」

――ちょっとウナギ・サヤカの株が上がっちゃますね。絆の部分なんでしょうね。

まなせ「ありますか?」

――それは見ててすごい感じましたけど。

まなせ「ないです(笑)」

⇒次ページ(ガンプロ独立の心境、今後の目標)へ続く

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