【SSPW】古豪アレクサンダー大塚が明かす14年ぶりレジェンド王座挑戦の理由
古豪アレクサンダー大塚が明かす14年ぶりレジェンド王座挑戦の理由
尊敬する初代タイガーという存在とデビュー30周年の夢!
現在52歳、来年にはデビュー30周年を迎えるアレクサンダー大塚がストロングスタイルプロレス(SSPW)3・21後楽園ホール大会で間下隼人が持つレジェンドチャンピオンシップに挑戦する。2008年12月に同王座を巻き、第3代王者になったことのあるアレクが狙う約14年ぶりの2度目の戴冠。
「ベルトへの欲がない」と語るアレクがレジェンドチャンピオンに挑む理由はストロングスタイルプロレスの創始者、初代タイガーマスク・佐山サトルへのリスペクト。生え抜き王者・間下隼人をさらに「強くする」ため、そして何より自分が強くなるためにアレクはベルトを取る。そしてデビュー30周年を王者として迎えるという夢も明らかにした。
初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.28
日時:3月21日(木)18時30分
会場:後楽園ホール
《Wメインイベント ②レジェンド選手権試合 60分1本勝負》
[第17代王者]間下隼人(ストロングスタイルプロレス)
vs
[挑戦者]アレクサンダー大塚(AODC)
――ストロングスタイル3・21後楽園ホール大会で間下隼人選手が保持するレジェンドチャンピオンシップに挑戦。ベルト戴冠となれば、第3代王者時代(2008年12月~2009年10月)以来、じつに14年ぶりになります。
アレク いま現在の僕のプロレスキャリアの中で持ったことがある唯一のベルトになるんですよ。
――シングル・タッグを問わず、他のベルトを巻いたことはない?
アレク ないですね。バトラーツ時代にリーグ戦で優勝とかはありましたけど、ベルトというものに対しての欲がなかったのもあるし、僕自身がプロレスファンではなかったというのもあったのかもしれないですけど。
――そんなアレク選手が唯一取ったのがレジェンドチャンピオンシップだと。
アレク やっぱり初代タイガーマスク、佐山サトルという偉大なレスラーを尊敬しているのは間違いなくありますね。その佐山さんが創設されたストロングスタイルプロレスのチャンピオンベルトということで、自分のなかで重き思いを抱くことができたんだと思います。
――2・16川崎大会で王者の間下選手から勝利し、14年ぶりのレジェンド王座挑戦を表明。カードが組まれた時点でベルト挑戦という意識があったんでしょうか?
アレク 正直なかったです。自分はいまどこかに所属することもなく、フリーとして過ごしてきて。そのなかでストロングスタイルプロレスではレギュラー参戦させていただいて。コロナ禍の2020年には自分の25周年記念試合として船木(誠勝)さんとのシングルマッチを組んでいただきました。記念試合や記念興行がなかなか難しいコロナ禍で、入門テストをマンツーマンで見ていただいた船木さんとシングルマッチさせていただいたんですけど、初っ端の蹴りで思いもかけないケガをしてしまって。それまでそんな大きなケガなんてしたことなかったんですけど、腕を骨折して…うまく言えないんですけど、端的に言えばあの時、アレクサンダー大塚ってこんなもんかなっていう気持ちがあったんですね。
――自分自身へのもどかしさといいますか…。
アレク はい。そんな自分がありつつ、復帰してからはストロングスタイルプロレスに出ることもなく。ただ記事で間下君がチャンピオンになったっていうのを見て、ようやく報われたかと。泥水すすってきてたのを見てきたつもりなので、あの間下君がチャンピオンになったっていうので自分にとっても元気をもらえたし。
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