【スターダム】15周年記念の幕開け、壮麗亜美がH.A.T.E.討伐で2.7決戦へ気炎!Sキッドは「景色変革」を宣言

女子プロレス団体スターダムが1月24日、東京・ベルサール高田馬場にて「STARDOM 15th ANNIVERSARY STARDOM AWARD 2025 in TAKADANOBABA day1」を開催した。

創立15周年という記念すべきシリーズの初日、メインイベントでは激化するユニット抗争のその先を見据える言葉がリング上で交錯することとなった。


©STARDOM 

注目を集めたのは、新日本プロレス1.4東京ドーム大会以来の登場となった上谷沙弥である。敗戦のショックから有給休暇を取得していたとされる上谷だが、この日が復帰戦となった。


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上谷は自身が所属するヒールユニット「H.A.T.E.」の琉悪夏、刀羅ナツコ、小波を率い、対する正規軍・ベビーフェイス連合とも言うべきスターライト・キッド、ビー・プレストリー、羽南、壮麗亜美のカルテットと対峙した。

2月7日に控えるワールド・オブ・スターダム選手権の前哨戦として、王者・上谷と挑戦者・Sキッドの絡みに視線が注がれた一戦。


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試合は両者が先発を買って出ると、意地のエルボー合戦で火花を散らす立ち上がりとなった。休暇明けとはいえ、上谷の暴虐ぶりは健在であり、場外戦ではキッドを客席へ叩き込むなど荒々しいファイトを展開した。


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しかし、この日の結末を決定づけたのは、もうひとつの前哨戦に燃える壮麗亜美の爆発力であった。一進一退の攻防が続いた15分過ぎ、壮麗は得意技である「雷の如く(変形ファルコンアロー)」を炸裂させ、H.A.T.E.軍から3カウントを奪取。

チームに勝利をもたらすとともに、自身のタイトルマッチへ向けて強烈なデモンストレーションを行ってみせた。


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試合後、マイクを握った選手たちはそれぞれの思いを露わにした。勝利の立役者となった壮麗亜美は、2月7日のタイトルマッチに向けた並々ならぬ決意を口にした。

「今度こそ 2.7 しっかり白いベルト巻いて、そしてゴッデスも赤もみんなで巻いてもっともっとベビーの時代を創り上げていきたいなって思います」

壮麗は現在、God’s Eyeというユニットに所属しているが、この発言からはユニットの枠を超え、ベビーフェイス全体でスターダムの新たな時代を築こうという壮大なビジョンがうかがえる。

ワンダー・オブ・スターダム王座(白いベルト)奪取を足掛かりに、団体の風景を一変させる構えである。


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一方で、赤いベルト(ワールド・オブ・スターダム王座)への挑戦が決まっているキッドもまた、現在の抗争図式に一石を投じる発言を残した。長らく続くH.A.T.E.との対立構造に対し、キッドはもはや飽和状態にあるとの認識を示したのである。

「混合タッグ vs H.A.T.E.その構図も私はそろそろ見飽きたなと思っていて、2.7 でもう景色ガラッと変えようよ。そしたらここ同士で争うかもしれないし。」

キッドの言葉は、単なるヒール退治に留まらない。王座奪取の暁には、共闘した仲間たちともライバルとして切磋琢磨する、より純粋で激しい戦いのステージへ移行したいという欲求の表れであった。

上谷との因縁に決着をつけ、スターダムの景色を変えることこそがキッドの真の狙いと言えるだろう。


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また、敗れたH.A.T.E.側でも新たな火種が燃え上がった。

試合を通じてGod’s Eye勢と激しくやり合った小波は、相手からの挑発を受け入れる形でタイトルマッチを受諾する姿勢を見せた。

「私がお前に勝ったことがないって?そんなことを考えるほどGod’s Eyeって暇なんだなぁ。まぁいいよ、お前がそう言うなら、2.7 お前とこのベルトを懸けてやってやるよ。何か面白いことやってくれるんだよな?期待してるぞ、God’s Eye」

小波の不敵な笑みは、2月7日の決戦が単なる王座戦ではなく、互いのプライドを懸けた潰し合いになることを予感させた。God’s Eyeからの挑発を「暇」と斬り捨てつつも、リング上での決着を避けない姿勢は、実力者・小波の矜持と言える。

大会を締めたのは、スターダムの未来を担うアイコンの一人、羽南であった。15周年という記念すべきイヤーの幕開けを勝利で飾り、翌日の大会、そしてその先に続くアニバーサリーイヤーへの期待感を煽った。

「明日も私たちが勝って、スターダム15周年記念を締めくくりたいと思います。We are STARDOM!」

復帰戦を白星で飾れなかった上谷にとっては、屈辱的な結末となった。

しかし、王者が手負いとなったことで、2.7のタイトルマッチはより予測不能な展開へと突入したことは間違いない。

それぞれの野望と因縁が交錯する中、スターダム15周年の戦いはさらに熱を帯びていきそうである。

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