UWA再建!“ドス・カラス”ファミリー参戦!納谷王座挑戦! 新間寿プロデュース 初代タイガーマスク 佐山サトル認定 『原点回帰』プロレス第2弾
リアルジャパンが2月28日(水)、記者会見をおこない、新間寿会長、初代タイガーマスク、榛葉賀津也コミッショナーが出席、3月29日、東京・後楽園ホールにおける「原点回帰 プロレス第2弾」についての追加発表(UWA再設立、一部対戦カード、初代タイガーマスク新プロジェクトなど)をおこなった。
(取材・文:新井宏)
新間寿プロデュース 初代タイガーマスク 佐山サトル認定『原点回帰』プロレス
■開催日時:03月29日(木)
開場/17時30分 試合開始/18時30分
■会 場 :後楽園ホール
■席種・料金:VIP席(特典付):12,000円/RS席:8.000円 /A席:6.000円/
B席:5.000円/トライアルシート:3,000円
■主 催 :『原点回帰』プロレス 実行委員会
<ルチャ・リブレ リアルジャパンスタイル 6人タッグマッチ 45分3本勝負>
ドス・カラス&ドス・カラスJr.&セニョール・レオナ
vs
レイ・アンヘル&エル・ペロ・デル・アキータ&トス・カーノ
他合計5~6試合予定
- 他出場選手:スーパー・タイガー、納谷幸男、間下隼人他。
新間「UWAの再建というかたちで、今日は説明させていただきたいと思います。私は1978年から(84年まで)、ニューヨークのWWF(現WWE)の会長をやっておりました。そのときに(会長就任から約1年後に)メキシコのUWAのフランシスコ・フローレスとカルロス・マイネスから提携の話を持ちかけられました。ビンス・マクマホン(Sr)とフランシスコ・フローレスと会わせまして、そしてアンドレ・ザ・ジャイアント、ハルク・ホーガン、タイガー・ジェット・シンなど、数多くの選手をメキシコへ送りました。その功績をもって私はUWAの会長に迎え入れられました。今回、新たに私はこのUWAを再建しながら、我がタイガーマスク率いるリアルジャパンも海外進出と海外からの選手の招聘をこれから多くおこなおうと、そしていますでにメキシコからティグレ(タイガー)がメキシコから選手を呼んでくれるということと、アメリカ、カナダ、ヨーロッパからもぜひリアルジャパンに呼んでほしいという選手が多々名乗りを挙げてくれております。新日本プロレスにおいて視聴率も最高の時代がありました。タイガーマスクによって多くの子どもたちが夢を持ちました。私たちは、ついこないだオリンピックを観て、夢を実現するためにどれほどの人々が努力をしたか、そういうことを目の当たりに見ました。そしてUWAを私は社団法人タイガーマスク後援会の理事長であります大倉満氏に今日、榛葉賀津也先生(参議院議員/リアルジャパンコミッショナー)と佐山サトル、新間寿と三者で相談いたしまして正式に3月29日、メキシコからもドス・カラスが参加してリング上でUWAの会長に大倉満氏を任命したく思っております。そして、6月(28日)、9月(20日)、12月(6日)と大会を開催します。私には夢がありまして、タイガーマスクに私は夢を託し、榛葉先生という強力なコミッショナーも私どもに参加をしていただき、そしてこれからUWAの組織とリアルジャパンの組織、この組織が2つになって海外の多くの選手たちをむかしの新日本プロレスのように、少なくともいまの倍は興行をやっていきたいなと思っております。そのためにはみなさま方にこれからも協力を得たいと思っておりますが、念のために申し上げておくと、3月29日にメキシカンレスラーたちがおこないます、ドス・カラス以下のこの1試合のみは、先日、私が指名させたいただいた方、11名の人たちに対してメキシコ特製のマスクを私どもの方から記念に提供させていただいて、この11人の方以外は一切取材をリングサイドで私たちリアルジャパンは拒否したく思っております。佐山サトルをはじめ、榛葉先生も平井丈雅(リアルジャパン代表)も含めて全員その試合のときは覆面で登場いたします。取材者も覆面で取材をいたします。覆面を被らない取材者は即、リングサイドから排除いたします。リアルジャパンもこれから排除の時代に入りました。ということで、私はUWAの会長紹介と、試合のときには全員にマスクを被っていただいて、そのマスクを記念に持ち帰っていただいて、オレも参加したんだと(思ってもらいたい)。6月(28日)大会については佐山サトルとも相談したんですけども、UWA認定のチャンピオンベルトがメキシコにあるということで、大鵬の孫、納谷幸男選手にそのチャンピオンに挑戦させよう、王座戦の機会をもってもらおうかと考えております。それから、6月から世界マスクチャンピオンシップ・トーナメント、全員マスクマンで、3月29日も全員マスクを被ります、出場選手は。中身が誰だろうが、わかってもいいんです。6月に行うワールドマスクチャンピオンシップ・トーナメントをおこなうについて、IWGPの最初の発表会みたいなものを3月29日におこないたいと。そして6月(28日)にそれをおこない、9月(20日)にチャンピオンシップをもう1試合おこない、そして12月(6日)に今年の大きな試合をおこないたい。それからもうひとつ大事なことは、私と(初代)タイガーはハートセンターという大崎にある心臓の病院に通っております。この間タイガーが3月(29日)に登場するという話をいたしましたが、ここでハッキリお断りしておかなければいけないのは、いまはまだ体調が整っておりません。(初代)タイガーマスクは3月29日の登場は不可能だということを医師からきつく止められました。気をもたせるようなことは、私は言いたくありません。それより、タイガーが一日も早く回復し、エキシビションマッチも、1試合でも6月にでも出来るような体調作りをしてもらうに3月(29日)は特別レフェリーとしてリングサイドに座ってもらうか、そういうような形を考えております。3月29日、唯一マスクをしないのは納谷幸男だけです」
3・29後楽園決定カード
<ルチャリブレ・リアルジャパンスタイル6人タッグマッチ45分3本勝負>
ドス・カラス&ドス・カラスJr(エル・イホ・デ・ドス・カラス)&セニョール・レオナ組vsレイ・アンヘル&エル・ペロ・デル・アキータ&トスカーノ組
ほか合計5~6試合予定(近日発表)。
タイガー「新間が動けば雷鳴が轟き、落雷が落ちる。すごいです、ハッキリ言って。一挙にリアルジャパンは登り上がります。そしてその落雷も上昇気流と下降気流といろいろな雲を発生させて、いろいろ見えないところ動く力が必要だということがよくわかります。すべてを整えてくれて、つくりあげてくれた新間寿、すごい人間だと思います。我々は宝を得て邁進していきますので、またよろしくお願いいたします」
――納谷のタイトル挑戦について
新間「UWAアジアパシフィック王座というタイトルともうひとつ、6月からやりたいのは世界マスクチャンピオンシップ・トーナメントで、これはチャンピオンベルトをいまつくってるんですけども、この2つで。納谷幸男はデビューして、4年間トレーニングしてたわけだから十分な資格はある。UWA認定として初めて6月(28日)にタイトル挑戦させようと。(UWAアジアパシフィック王座は)新設ではなく前からある王座です。6月(28日)にはそのチャンピオンを含めて日本に来てもらいたい。」
――デビュー4戦目でのタイトル挑戦について。
タイガー「(納谷は)それほどの選手であるということでしょうね。勝てるかはわからないんで、挑戦させるだけさせてみて、いままでの試合を見てると、できるんじゃないかと思います」