宮澤聡のサイン収集列伝 41枚目~ジャイアント・シルバ選手編~
前々回のサイン収集列伝にて、スタン・ハンセン選手からプロレスカードにサインをもらった話を書きました。
カードみたいな小さなものには書かないよ、と決めているハンセン選手から奇跡的にカードにサインをもらえた話でした。
やはり身体が大きな外国人レスラー。カードという小さな物にチマチマ書くのは面倒なのは良く分かります。
色紙などにダイナミックに!そりゃそうですよね。
しかし、私が長年サイン収集をしていて、身体とサインが合ってないよ!と思ったサインが1枚だけあります。
そのサインを書いてくれた選手、それはジャイアント・シルバ選手です。
スタン・ハンセン選手より更に大きな大巨人、シルバ選手。
身長230㎝、体重180㎏。
新日本ではTEAM2000の一員で活躍して、その後はPRIDEやハッスルにも参戦しました。
そんなシルバ選手にサインをもらいに行った際、やはり心配だったのです。
小さなカードにサインをしたくないかもしれない…。
書いてくれたとしても、カードからサインが大きくはみ出すかもしれない…。
そんな心配をしながらサインを求めました。
すると、とてつもなく大きな手でカードとペンを受け取り、サラサラと書き始めました。
よかった!書いてくれた!一安心です。
そして受け取ったカードを見た私は驚きました。
そのカードがこちら
一瞬、どこにサインが書いてあるのか分かりませんでした…。
右端の水色の部分に超細かく書いてあります。
多分ですが、カードのシルバ選手のTシャツ姿の写真が黒っぽいじゃないですか?だから黒ペンでそこに書いたらサインが目立たないと判断して、唯一、黒ペンが目立つのが水色の部分だからそこに書いてくれたんだと思います。
めちゃくちゃ気を遣ってサインを書いていただけて感激しましたよ!
だって、水色の部分、超細いですよ(笑)
シルバ選手にとっては米粒に字を書くようなもんですよ。
そんな場所に230㎝の大巨人が、綺麗な筆記体でスラスラとサインを書いてくれるなんて!!
私のサインコレクションの中でもかなり思い出深いサインです。
あぁ、このコラム書いてたら、またジャイアント・シルバ選手に会いたくなってきましたね。
どこかの団体、呼んでくれないかなぁ…。
また来日してほしいです!