【編集長コラム】「”闘う区議”西村修の挑戦は続く」

「闘う区議」西村修が東京・文京区議3期目を目指して「出陣式」に臨んだ。

西村は2011年に初当選を果たし、8年の活動を経て、4月の統一地方選挙に挑む。

師と仰ぐ亀井静香・元衆議院議員ら政治家はもとより、プロレス界からは初代タイガーマスク、小原道由ら、加えて三遊亭圓楽など多士済々が集結した。

生まれ育った文京区政にかける熱い思いを力説する西村。そのファイトスタイル同様、歴史と伝統を重んじて活動している。

食育に加え、地元の公園でトレーニング指導をするなど、子供たちの体力向上に尽力してきた。また、高齢者のための健康器具を設置するなど、老若男女のために地道に働いている。

選挙期間をはさんで、しばらくリングから離れるが、まだまだ「文武両道」を貫く覚悟を固めている。

日米両国を往復し、レスリング修行に勤しんだ西村は「神様」カール・ゴッチさん、「名伯楽」ヒロ・マツダさん、「テキサス・ブロンコ」ドリー・ファンク・ジュニアを「アメリカの師匠」にあげる。

ドリーが来日するたびに、公私にわたってサポートをし、日本が大好きだったゴッチさんの遺志を酌んで、10年の月日をかけて、南千住・回向院に「神様のお墓」を建立した。

今年はゴッチさんの十三回忌。7月28日の命日に法要を予定しており、すでに準備に取り掛かっている。

様々な課題に着実に確実に取り組む西村。プロレス観の違うファンから執拗にヤジられ続けたことがあった。話し合いの場を設け、冷静に話し合い、最後は握手をかわしている。   

西村に成りすまし、ネット上でプロレスファンの人生相談に乗っていた不届きな人に対しても「問題解決していますね。素晴らしい回答です」等、寛容に接し、大ごとにはせず丸く収めた。

両国国技館の桟敷席の狭い通路に靴が乱雑に置かれていると、緊急事態に迅速な避難ができない。その日は雨天で、傘もあったので、余計に危険だった。そこで「靴や傘は、席の下の隙間にきちんと収納しましょう」と、場内アナウンスを徹底させた。

子どものころからの夢「プロレスラーになりたい」を叶えた。26歳でガンを経験すると「ゆくゆくは議員になって、食育や健康を推進したい」と目を輝かせていた。2つのドリームを実現させ、毎日がとても充実しているようだ。

「新日本プロレスの道場で過ごした日々を思い出せば、どんな問題も解決できます」と、はにかむ西村は「プロレスラー」のプライドを胸に「区議」として全力を尽くす日々を過ごしている。

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