【編集長インタビュー】飯伏幸太②「250%絶好調」
「ゴールデン☆スター」飯伏幸太が「200%男」安生洋二もびっくりの「250%」を宣言した!
――来年2017年が飯伏幸太にとって大勝負の年になると?
飯伏 とにかく元気で今がベストなので、色んなことにチャレンジできると思います。自信があります。
――どんな戦いに打って出ますか?
飯伏 どうなるか、まだわからないですが、新日本プロレスの1・4東京ドーム大会には関わりたい。何か、仕掛けていきたい。現状では、新日本プロレスのリングで暴れることが、プロレスをもっともっと大きくしていく一番の近道でしょう。
――新日マットには、かつてのライバルたちも、たくさんいますね
飯伏 DDT時代からの盟友でありライバル、ケニー・オメガの動向は気になります。プロレスをいかに表現するか? ケニーは今では黒の軍団「バレットクラブ」のリーダー。新日マットでもさまざまなスタイルで仕掛けている。
――オメガとの「ゴールデン・ラバーズ」は変幻自在でした。二人の武道館決戦(DDT・2012年8月18日、日本武道館大会)は、いまだに語り草です。組んでも戦っても、すごかった
飯伏 今やったら死にますよ(苦笑)。あの一戦を超えることは難しいかも知れません。でも、今の二人にしかできない戦いは、ありそうです。また4年前とは違った戦い…彼には、負けていられませんね(笑)。
――昭和57年会の仲間・内藤哲也選手もいます
飯伏 内藤さんも僕も、会からは足が遠のいてしまいましたが(苦笑)。同じ年ですから…やっぱり何かと目が向きます。「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」を結成し、日本プロレス界の話題の中心にいますよね。正直、僕のほうがリードしていると思っていたのに、すっかり追いつかれ、追い抜かれてしまった。今度は僕が追いついて追い抜く番です。できるだけ早く、抜き返したい。僕ならやれます。
――昭和57年会よりも若い世代、オカダ・カズチカやSANADAはいかがですか?
飯伏 オカダ選手のIWGPベルトは欲しい。IWGP、インターコンチ、NEVERの3王座に挑戦はしているんですが、一本も取れていない。ジュニア王座は腰に巻いたのですが(苦笑)。やっぱりベルトはほしいです。勲章ですから。
――WWEのAJ・スタイルズ、中邑真輔は?
飯伏 できるなら、やりたいです。中邑さんは近々、上(RAW、SmackDown)に上がるでしょうから、NXTでなら可能性はあるかも。
――「2017年の飯伏幸太」の大暴れが楽しみです
飯伏 今、250%なんです。心身ともに絶好調。こんなに調子が良かったことはなかったかも。それぐらいのベストコンディションです。僕は「初」が大好き。「初の2団体所属」「初の武道館バルコニーダイブ」…2017年も「飯伏が初めて」を連発したい。
――飯伏選手なら、常識を打ち破ってくれそうです
飯伏 僕が「路上プロレス」とかに入れ込むのは、プロレスに全く関心のなかった人が「こんなところで、何をやっているんだ?」と、興味を持ってほしいからです。プロレスへの入り口になれば良い。ファンレターも僕は本当に全部、目を通しています。ファンはどんなことに驚いてくれるのか? 何がおもしろいのか? まだまだ奥は深いですよ。
――熱いですね
飯伏 とにかく僕は、プロレスを広めたい。プロレスを大きくしたい。その思いはますます強くなって来ました。プロレス活動以外のマネジメントは、オスカープロモーションに任せています。「プロレス以外」といっても、すべてがプロレスにつながると思う。色んな事にチャレンジして、プロレスを大きくしたい。
――頼もしい。表情も自信に満ちあふれています
飯伏 期待してください。「250%絶好調」の僕から、目を離さないでほしい。(終わり)