【スターダム】名古屋大会中止で涙のジャングル叫女「名古屋で岩谷麻優とのシングル実現」を切望!岩谷も「必ず名古屋でやります。絶対やります」と応える

ジャングル叫女の瞳から思わず涙がこぼれた。

20日、スターダムは記者会見を実施。新型コロナウィルスへの懸念から2月~3月の大会中止を発表した。

その中で2.23の名古屋大会はジャングル叫女の地元凱旋大会、本人も岩谷麻優が持つ団体最高峰の赤いベルト、ワールド・オブ・スターダムへの挑戦が決まり、東京と名古屋を何度も往復しながらテンションをMAXに高めながら大会の準備を進めてきた。

会見ではその無念をマイクに込めた。

ジャングル叫女「この赤いエクステは名古屋大会の赤いベルト戦に向けてつけたものです。その大会の中止が決まり、さっき画面をみて改めてなくなっちゃたんだなって実感しました。岩谷麻優との初めてのシングルの試合、私は岩谷麻優に憧れてスターダムに入って、その岩谷麻優との試合はしかも地元名古屋、滅茶苦茶気合が入っていて…家族や地元のみんなの顔を思い浮かべると凄い辛い気持ちになるんですけど。プロレスラーはどんな時も強くなければいけないんですけど、今回のことはやり切れない。どこにもぶつけられない気持ちがあって。ジュリアの言う通り、これも運命なのかなと思いますけど、それでもまた自分の力でチャンスをつかみ取って、名古屋の会場をいっぱいにして沢山のお客さんの前で試合ができるように準備していきたいと思います。何度もタイトルにチャレンジしてシングルのベルトをまだ巻けてなくてそれでも応援してくれているファンの皆さんの為にも次の名古屋大会、ビッグマッチ成功させたい気持ちでいっぱいです」

ジャングル叫女は青年海外協力隊から帰ってきた後に、スターダムに入団。紫雷イオvs岩谷麻優の5★STAR GPの試合を見て感動し『絶対にプロレスラーになる』と覚悟を決めたことをプロレスTODAYのインタビューでも話している。

そんな地元と憧れの選手との頂点のベルトを懸けた一戦が不慮の事態とはいえ、できなくなってしまったショックは測り知れない…

ブシロードの木谷オーナーとも名古屋大会をいっぱいにしようと約束をしており、その為に奔走してきたことをブログで明かしている。その無念の気持ちを木谷オーナーも倍返しにしていこうと励ましている。


これに対して対戦予定だった赤いベルト王者の岩谷麻優は会見後の囲み取材でこう答えた。

――ジャングル叫女との試合がなくなったことに関しては?

岩谷「叫女とは、何年も一緒にいるのに1度もシングルをしたことがなくて、今回初のシングルでしかも赤いベルトを懸けて、名古屋でスターダムのアイコンなのにアウェイな環境だなって。いつもは応援していただけるのに今回は応援されないんじゃないかなって。叫女は名古屋に何度も行って頑張っている姿を見てきているので名古屋でベルトを懸けてシングルマッチをって思っているので。叫女っていいとこまでいくのにチャンスをつかめないというところがあって。今回も運がなかったというか。でも必ず名古屋でやります。絶対やります。叫女と赤いベルトを懸けてやるためにも、今回は赤いベルトを懸けないということもありました。それがいつになるかはわからないけれども必ずやります。やりたい…」

――前回のSareee戦もベルト戦が流れて今回も…というのをどう思ってるか?

岩谷「言われて今気づきました。自分も(運を)持ってないんですかね。全て運ですよ。人生何が起こるかわからない。落ちこぼれでもトップになれるし、ベルト戦がなくなることもあるし。そういう人生、楽しみたいと思います」

王者・岩谷麻優もジャングル叫女の無念を感じながら舞台を整えての改めてのシングル戦を望んでいる。

果たして2人の戦いは実現するのか?プロレスの運命の神に翻弄されたその先にあるストーリーに期待したい。

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