【ZERO1】アジャコングが『超花火』の新社長に就任!工藤めぐみEPは女子プロレスラー育成プロジェクトを発足!
プロレスリングZERO1はが11日、東京・靖国神社で会見を行い新体制を発表、運営は「株式会社ダイコーホールディングスグループ」の新会社「株式会社ダイコーZERO1」が行っていく事となった。
この会見にて2月14日にカルッツかわさきにて旗揚げ記念大会を開催した「超花火プロレス」の新社長にOZアカデミー女子プロレスとのダブル所属のアジャコングが就任、そして工藤めぐみEP(エクスプロージョン・プリンセス)が女子プロレスラー育成プロジェクトの発足、来年3月14日のZERO1旗揚げ20周年記念大会でデビューさせたい意向を述べた。
工藤「2月に『プラズマ爆破デスマッチ』をやらせていただきました。その際に、田中選手にはZERO1さんとのダブル所属、そしてこちらのアジャコング選手にはOZアカデミーとのダブル所属として頑張っていただく形となりました。アジャ選手はその際に『地方創生』という言葉を語っていて、さてこれからというときにコロナ禍になってしまって、箸休めのような形になってしまいましたが、本日をもちましてこちら新たに再開することを宣言させ頂きます」
アジャ「私も2月にプラズマ爆破をやりまして、OZアカデミーの所属選手ではありますけど、これは私にとってこの先の生涯をかけていくに値するものだと思いますして、超花火とのダブル所属にさせていただきますという宣言をしました。そのときに『OZと超花火が重なるようなことがあれば、面白い方に上がる』と宣言させていただきまして、この会見を聞いたときに正直悔しいとも思って、私もいろいろと考えまして。
超花火というものはどうしても今までZERO1さんの別ブランドといいますか。ZERO1がやってる別物と思われるところがあったと思うんですが、そこも私が所属になったからにはキチンとしていこうと思いまして、私がいろいろと考えた結果がこちらでございます。ということで、私は本日を持ちまして、超花火プロレスの社長に就任致しました。名前だけの社長というのはすごく嫌なので、超花火をなんならZERO1を上回るブランドとしたいなと」
工藤EP「私も今このアジャ選手の心意気を聞きまして、私も闘志がメラメラと湧いてきまして。私の方では『工藤めぐみプロデュース 女子プロレスラー育成プロジェクト』というものを掲げます。私もダイコーさんとZERO1さんとのタッグを聞きまして、本当に刺激を受けています。しかし、私は引退したので、リングに上って試合をするということは出来ませんので、私の魂、今までやってきたものを継承してくれる女子プロレスラーを育て上げまして、きたる2021年3月14日、ZERO1さんの両国国技館大会で女子プロレスラーをデビューさせたいと思っております。そしてもうひとつ考えております。このデビュー戦の相手として、アジャ選手にぜひともお願いしたいと思っておりますが、いかがでしょうか?」
アジャ「工藤EPから大役を仰せつかって、これほど嬉しいことはないです。わたくしも35年間プロレスをやってくる中で、工藤EPとは昭和61年に全日本女子プロレスに入った同期でありまして、一番仲が良かった同期だったんですけど、お互いにいろんな別の道を行く中で、またそれが再開できたのも両国国技館という思い出の場所でしたし、工藤EPとタイトルをかけてやれた場所もそこですし。思い出の両国国技館。
そしてなにより、私がプロレスラーになって『コイツはヤバイな』と思った人間が2人おりまして。戦う相手としてはいろんなライバルがいるんですけど、『気の強さでコイツとコイツにだけは勝てないな』と思ってるのが、1人は尾崎魔弓。そしてもうひとりが工藤めぐみでございます。その工藤めぐみが作り上げる女子プロレスラーということで、まあここから募集したら半年くらいでデビューということで、どれだけのことができるかというのは正直なところ難しいところだとは思います。
ただ、スピリットに関しては全部それを教え込まれると『ちょっとヤバいな』と。なので、絶対的にそのスピリットだけは教え込んでおいて下さい。工藤めぐみ魂をキッチリと入れ込んでおいて下さい。そうすると、35年選手対1年選手であろうとも、キッチリした勝負が見せられると思います。そこは私もプロレスラーとして絶対に負けたくない部分でもありますので、工藤めぐみに勝てなかった気の強さを、そこの若い子にも勝っていきたいと思います。
ということで、3月14日はぜひ楽しみにしております。そして、わたくし超花火の社長として、まず超花火をやっていかなければならない。ただ、このコロナ禍でなかなか地方を回ることは難しいんですけど、超花火の所属として第1弾の試合を勝手に決めてまいりました。先日のOZアカデミーの新宿大会で、OZアカデミーの選手からぜひ爆破をやりたいという話が軽い調子で、爆破をわかってないバカからそこにおります爆女王・松本選手にきたんですけど、松本選手もチャンピオンではあっても所属ではないということで決めかねているところに、所属の私に『どうですか?』ときたので。
そのときは社長ではなかったですけど、『所属権限で決めます』ということで、8月28日OZアカデミーの横浜文体。横浜文体が今年の8月でなくなってしまいますので、これがOZアカデミーとしては横浜文体最終興行になるんですけど、そちらで文体ラストとしてプラズマ爆破デスマッチを開催することを決めてまいりました。
その時点では『4対4で爆破やりますよ』ということだけ決めて、詳細は後日ということだったんですけど、社長になった私の権限として、ぜひともそこにおります松本選手も同じ試合に出て、せっかくベルトを持ってるので、ぜひこのベルトを懸けてやっていただきたいと思うんですけど、工藤EP、いいですか?』
工藤EP「もちろんです!本人もベルトを持ったままで力が溜まってると思うので、ぜひ爆発させていただきたいと思うので」
アジャ「松本選手もよろしいですか?」
松本「やります!」
アジャ「ただ、同じチームにはいるけど、超花火の社長としてははやくそのベルトを取り返さなきゃいけないという部分でもありますので、その気持ちも持って。やっぱり『勝った人がチャンピオン』というルールは根本的には変わらないと思うので。私も同じチームではありますけど、狙っていきますので、よろしくお願いします」
松本「破壊する女、そして第7代爆女王の松本浩代です。アジャさんと工藤さんが言って下さったように、前回2月にベルトを取りまして、そこからの初防衛戦が8月に決まって。その決まった試合がOZアカデミーという団体の年間最大のビッグマッチで防衛戦ができるということが本当に嬉しく思います。
また、アジャさんが以前から言っていらしたように『地方創生』ということで、私も爆女王として、そしていちプロレスラーとして、たくさんの場所にプロレスのパワーを持っていって、そこでみなさんと一緒に盛り上がりたい、そしてみんなで元気になりたいと思ってますので。まずは横浜文体でこのベルトをしっかりと防衛して、地方に自分も一緒に行きたいと思ってますので。まずはその防衛をしっかりと果たしていきたいと思います。
そして先程決まった、工藤さんの育成プロジェクト。35年のすごい力を伝えて新人を育て上げるというプロジェクトが、すごく驚きで、すごいことだと思うんですよ。今の時代の中でもこれだけの歴史を積んできた選手はいないと思いますので、新しい選手がそこで生まれて、超花火から女子プロレスの輪が広がっていくんだなと思うと、ほんとにワクワクします。なので、これからも超花火、そして爆女王、期待してほしいと思います。よろしくお願いします!」
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