【DDT】11.9 後楽園 まっする3Ⅱ~必殺技大乱発~ユウキ・インター発足にガチンコグラップリングの「2.9UINTET」を開催

まっする3Ⅱ~必殺技大乱発~
【日時】2020年11月9日
【会場】東京・後楽園ホール
9日後楽園ホールにてまっする3Ⅱ(ひらがなまっするすりー・つー)が行われた。興業の詳細を下記リポートしていく。

オープニングはマンガに各登場人物が声をあてる演出でスタート
















ここから実写版のオープニングムービーへ突入
















激しいトレーニングを重ねている思切投太郎(おもいきりなげたろう)は腰を痛めるがその腰を優しく包み込む高久辛飛光(たかくからとびみつ)


なんと前回、付喪神から人間に転生したはずの丸目込松(まるめこみまつ)が帰還

そこへパイプ椅子男子が登場。戦いが始まる…






俺たちいつでもフィニッシュ乱発!必殺技男子(ふぃにっしゅだんし)!


付喪神たちが現世に戻るにはGO TO 輪廻転生キャンペーンを利用すれば大丈夫と丸目込松


踊りだす必殺技男子





パイプ椅子男子は2階席上部から登場しそこでダンス




イトーキ・オオヨシの普段の姿はライフプランナーなのである。

さらにパイプ椅子男子には新メンバーが加入

ラップを軽妙に刻みながらマイクを手に登場し

マスクをかぶりパイプ椅子男子の中心で踊りだす

スペシャル新メンバーはハーマンミラー・マオだ!



あくまでもこの作品は実在する団体とは無関係のドキュメントなのである…


DDTの入門テストにきた必殺技男子はとんでもない数のスクワットをこなして審査員のレスラーを驚愕させていた…


模擬試合での審査をするにあたり2つのチームを便宜的に「タチ」チームと「ネコ」チームに振り分ける

前回のまっする3で先にDDT入りしているSSM(スーパーササダンゴマシン=丸目込松)がレフェリーとなり模擬試合がスタート







4人は対角線コーナーから走りあって…

互いにラリアットを打ち合い全員倒れてしまう

そこへDDTの大社長・納谷木七八四郎が登場。

ファイア!




新宿歌舞伎町で飲んだくれていたのはDDTを解雇されたレスラー



そこへ登場したのは内藤哲也のスターダストに自分でつけた歌詞を載せて歌うユウキ副社長


ラップの内容は完全に内藤哲也の心情にのったもの

そんなユウキが砂田延彦を解雇した理由をプレゼンする



ユウキは強さと格闘色を打ち出した新団体を作るという…

まるでUインターができたときの…って完全にオマージュ

ロゴもこの通りである。




この話に英気を取り戻す2名

ユウキインターナショナル・デ・ハポンと叫ぶユウキ


パイプ椅子男子の居城では恐るべきトレーニングが積み重ねられていた





金剛の拳王の様にばっちりポーズを決めてパイプ椅子男子もやる気満々

さぁNEVERMINDのメインイベントが始まる!

リング上ではシステマパワーがガンバレ☆イマナリを苦しめていた

ここでもファイア!する納谷木七八四郎

毒林蛇也の呪文。相手の手を操る恐ろしい技だ!

相手が2人だろうと両手で呪文を放つのである

そこへ乱入してくるパイプ椅子男子もといユウキインター軍団

パイプ椅子でメインイベントのリングに乱入し試合を破壊

ユウキ「DDTファンの皆さん、目を覚ましてください!」

小川直也ばりの飛行機ポーズを披露

これに怒りを燃やした納谷木七八四郎大社長

Uインターを相手に団体対抗戦で戦うことに

ガンバレ☆イマナリは勇敢に立ち向かうもののなれない掌底に防戦一方

蹴りの連発についには悶絶してしまう…

続いて登場の大社長もドラゴンリングインがノーリアクションで通じず、逆に腕を極められてしまう

これが格闘色の恐ろしさである

システマパワーも蹴られに蹴られてシステマが追い付かない

最後に登場の毒林蛇也は呪文を繰り出すも通じず

逆に集団に囲まれてしまい、手を操ってるつもりが…

一斉にローリングそばっとを放たれてやられてしまう…

ついには腕ひしぎ逆十字にとられてしまい

指の関節まで完全に極められてギブアップの完敗

これを許せないとリングに入るスーパーササダンゴマシン(丸目込松)だったが

逆に集団にストンピングされてしまい

毒林同様にローリングソバットの刑を受け

マスクもはがされてしまう

恐怖のパイプ椅子連環の刑にも処され

この表情

2連発で完全にグロッキーなのである

そこへ救援に駆け付けた一人の男

華麗な空中殺法でパイプ椅子男子を駆逐していく




そう、この男こそサプライズ系必殺技の不意突三(ふいをつくぞう)である

不意は練習生たちに先輩の無念を晴らせとハッパをかけて去っていく


かくして戦うこととなった必殺技男子とパイプ椅子男子の面々

それぞれが互いのライバルを意識しあい向かい合う

ワチャワチャとユウキを引っ張りあったりした後に改めて決戦に臨むことに

ユウキ~インターナショナル~

デ・ハ・ポン!

なんだかんだでこのポーズである


必殺技男子も指揮を高めるダンス

さぁここから互いの軍団のプライドをかけた真剣(ガチンコ)対決だ

2.9UINTET(ニーテンクインテット)と称して5人1チームの勝ち抜き戦で戦うグラップリングのシューティングバトルを行うことに






実況は村田晴郎アナ、解説は鈴木健.txtの神実況コンビ。さらにゲストに青木真也選手が同席。
▼11.9 後楽園「まっする3Ⅱ~必殺技大乱発~」DDT vs ユウキインター全面グラップリング戦争~2.9(次元)インテットルールの動画はこちら


各選手の格闘技経験とこの戦いに臨む意気込みがVTRで語られた



丸目込松は総合格闘技のジムをかじった程度で寝技ではなく蹴りを教わっていた










互いにロープの外されたリング上に向かい合い礼をしてオーダー票を交換


先鋒戦は決着つかずドロー

▼メインイベント DDTvsユウキインター全面グラップリング戦争~2.9( 次元)インテットルール
①4分1本勝負
<先鋒>△丸目込松 vs イトーキ・オオヨシ△<先鋒>
時間切れ引き分け


2戦目は体格差を活かして高久辛飛光がチョークで勝利をあげる

▼メインイベント DDTvsユウキインター全面グラップリング戦争~2.9( 次元)インテットルール
②4分1本勝負
<次鋒>○高久辛飛光 vs ショータ・オカムラ●<次鋒>
2分12秒 チョークスリーパー


中堅で登場したハーマンミラー・マオは胴締めを極める

▼メインイベント DDTvsユウキインター全面グラップリング戦争~2.9( 次元)インテットルール
③4分1本勝負
<次鋒>●高久辛飛光 vs ハーマンミラー・マオ○<中堅>
44秒 胴締め

パワー対決となった中堅戦は決着つかずドロー

▼メインイベント DDTvsユウキインター全面グラップリング戦争~2.9( 次元)インテットルール
④3分1本勝負
<中堅>△思切投太郎 vs ハーマンミラー・マオ△<中堅>
時間切れ引き分け

副将戦は体格を活かしたコクヨ・カズサダが貫録の勝利


▼メインイベント DDTvsユウキインター全面グラップリング戦争~2.9( 次元)インテットルール
⑤3分1本勝負
<副将>●膝十字欣也 vs コクヨ・カズサダ○<副将>
44秒 チョークスリーパー

Sサイズながら果敢に闘志をむき出し戦った野球棒だったがカズサダの強さが圧倒

アームバーでカズサダが勝利を飾った

▼メインイベント DDTvsユウキインター全面グラップリング戦争~2.9( 次元)インテットルール
⑥3分1本勝負
<大将>●野球棒振正 vs コクヨ・カズサダ○<副将>
1分43秒 ストレートアームバー
※二人残りでチームスチールの勝利。

互いに検討を称えあい握手

さらにはユニフォームの交換を行う者も

総括を行うユウキ

選手がケガをしないか本気で心配していた毒林

最後に本部席で見守っていたマッスル坂井がパワポで挨拶を行った。


これまで色々やってきたがここにはここの真剣勝負があると坂井

2020年はコロナに見舞われあまりにも色々なものが変化してしまった…

そんな中、坂井は純烈のライブの脚本を担当した。

純烈の名物であった歌いながら観客の間を練り歩くラウンド

それもできないオンライン視聴の環境で工夫したのは

SNSを通じて演者本人から「いいね」を送る「純烈オンラインラウンド」であった

これをひらがなまっするでも導入しようと坂井は主張

毒林が控室においてある各選手のスマホをリング上に並べる

選手は各々スマホを持ち、#ひらがなまっする など関連ワードのつぶやきに「いいね」をつけはじめる

これが「まっするオンラインラウンド」である!

観客席でも一斉にスマホを取り出し、今日の興業の感想をつぶやく皆さん

10分間の時間が設けられたがその間を誰かがプロレスでつながなければならない…

SNSをしていない人として名乗りをあげたのはDJニラ!

対戦相手には「今、お客さんとソーシャルディスランスを取らねばならず」「後楽園ホールのビッグマッチのラストを飾るのにふさわしい選手」

登場したのは男色ディーノである。入場時に観客との濃厚接触を繰り広げてきたディーノは最もソーシャルディスタンスが必要な選手なのである。

リングサイドの各選手と唇での会話をしながら入場するディーノ

システマパワーことみなみかわは濃厚なリップロックに完全に失神KO

納谷木七八四郎はファイアーで応戦

ユウキもディーノに唇の関節を極められ悶絶

試合は互いの攻防を知り尽くした濃厚な展開に。記録には残らないが記憶に残る一戦だ



ディーノは各選手をリングにあげてモブの中に隠れる選手を選択

目立つディーノを簡単にみつけロケットパンチを放つニラだったが、そこはディーノの思うつぼ。これは誘導作戦でパンツの中に吸い込まれてしまうのであった。

男色ドライバーを刊行

最後は手にしたふんどしでとどめを刺しに行くディーノであったが

世界一低い低空ジャーマンで切り返すニラ


DJニラが見事なヤマタノオロチで大逆転勝利を飾った

▼ボーナストラック 時間無制限一本勝負
●男色ディーノ vs DJニラ○
12分26秒 ヤマタノオロチ

ニラ「死ぬまでふざけてあらがってやる!さらば愛しき人達よ!LOVE IS OVER!」



坂井からメインイベントで2連勝を飾り、この日のMVPと指名された樋口和貞が締めを行った。


ひらがな~

まっする!まっする!

エンディングムービーではこの日までの練習の日々が流れた

高木三四郎(リアル大社長)が本番直前に差し入れをもってくる様も

素晴らしい団結力で見事に今回のまっする3Ⅱを完走しきったひらがなマッスルメイツの面々

次回は来年春に上演予定となる。
この大会の模様はWRESTLE UNIVERSEで視聴可能だ。まだ未視聴の方は必ず見て頂きたい!プロレスの新たな感動がここにある!