【インタビュー】カイリ<第1弾>WWEの思い出、PARA-FIT24湘南ジムオープン、プレッシャーとの戦い

WWEでの思い出

――WWE時代での思い出は尽きないと思いますが、今振り返ってみていかがですか?

カイリ:宝物のような日々でした。泣いている時間もたくさんあったのですが。

――泣いている時間があったんですか?

カイリ:みんなの前ではありませんが、家に帰って一人で泣いている時がありましたね。

――試合でうまく行かなかったときですか?

カイリ:そういう時もありましたが、NXTでのマイクパフォーマンスの授業でたくさん練習したのに本番で上手く英語が出てこなくて、悔しくて涙したり。

――悔し涙もありましたが、サクセスも掴みましたよね。

カイリ:運が良かったのもありますが、周りの皆さんの温かい支えのおかげです。

――NXTで結構早いタイミングでチャンピオンになられて、あっという間にWWEに行かれたと思うのですが、チャンピオンに駆け上がるスピードはご自身ではいかがでしたか。

カイリ:チャンピオンになる前が一番精神的に苦しかった時期でした。渡米してすぐにメイ・ヤング・クラシックで優勝したので、最初からハードルが上がってしまいそれがとてもプレッシャーで。その後、日本から見ますと短く感じるかもしれませんが、チャンピオンベルトを取るまでの沈んでいた時間がとても長く感じました。 

――ご自身では結構長く感じていたんですね。 

カイリ:これからどうなるんだろうかと悩んでいました。イメチェンしようとして、白に近い髪色にしたりして(笑)必死にもがいていました。NXTチャンピオンになった瞬間が自分の中で一番印象的でしたね。NXTテイクオーバーという15,000人ぐらいの規模の大会で、セミファイナルに女子で初めて抜擢していただいて。熱狂的なファンの方が多く集まる大会なので、緊張感とプレッシャーがすごかったです。他の試合が盛り上がって歓声や地響きが聞こえる中、一人で心を整えて、一人で幕をめくって、一人で出ていくというのが大変でした。それに加えてバックステージでの会話は英語だけなので、それを上手く理解して、インタビューにも答えながらという状況にはすごく神経を使いました。通訳の方?もちろんいませんよ。(笑)すべて一人きりでやっていました。


©2022 WWE, Inc. All Rights Reserved.


⑤プレッシャーとの戦い
 

――それは大変ですね。プレッシャーもすごかったでしょうね。 

カイリ:プレッシャーはすごかったですね。 

――どうやって乗り越えられたのでしょうか? 

カイリ:色々なメンタルの調整の方法などを試行錯誤して自分に合ったルーティーンを考えまして、そのルーティーン通りに過ごすことでよくなりました。普通の冷静な感情ではプレッシャーには耐えきれないので、入場前には喜怒哀楽すべての感情を開放させて一度狂っておきます。(笑)そして自分を奮い立たせてから幕をくぐっていました。

――他の選手もそういう感じなんですか。 

カイリ:みんなそれぞれ自分なりのやり方でやっていました。動き回りながらイメトレ・筋トレするとか、談笑するとか叫ぶとか、会場の外に出るとかしていました。色んなパターンをみんながやっていました。 

――日本と比べて違う環境だったので大変だったですね。 

カイリ:日本のファンの方がTwitterで応援コメントをくださっていたことがとても心強くて。入場前から「地球の裏側で応援してくれている人がいる、会場のファンの方もきっと応援してくれる、よし。全員味方だ!」とワクワクした気持ちで入場できるようになりました。


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――日本人選手がメイ・ヤング・クラシックのタイトルを獲って、NXTのチャンピオンになって、タイトル獲ったあとのプレッシャーはありましたか? 

カイリ:ありました。 団体を盛り上げてチャンピオンとしてのベルトの価値を高めていかなければいけないという感じでしたね。

<第2弾>紫雷イオの存在、突然のWWEへの異動宣告、アスカとのカブキ・ウォリアーズ

<第3弾>WWE日本人選手との交流、海外でのエピソード、今後の目標

<インタビュアー>

プロレスTODAY総監督 山口義徳

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