【DDT】上野勇希&小嶋斗偉が6・25後楽園でのKO-Dタッグ王座決定戦に向け、勝俣瞬馬から新合体技を伝授され自信深める!

 DDTプロレスのユニット・サウナカミーナの上野勇希と小嶋斗偉が6月14日、東京・御茶ノ水の道場で公開練習を行った。2人は負傷欠場中の勝俣瞬馬から新合体技を伝授され、ダムネーションT.Aの佐々木大輔&MJポーとのKO-Dタッグ王座決定戦(同25日、東京・後楽園ホール)に向け自信を深めた。

 勝俣は5月21日、後楽園での岡谷英樹とのDDT EXTREME王座の防衛戦で右足首を粉砕骨折。しばらくの間、欠場となるため、MAOとのしゅんまおで保持していたKO-Dタッグ王座を返上。その無念の思いを受け継ぐべく、同じユニットの上野と小嶋が名乗りを挙げ、佐々木、ポー組と王座を争う。

王座戦に向けた公開練習に招かれた勝俣は手術を受け、先週退院したばかりで松葉杖姿。久々に2人と対面したとあって、やたらハイテンション。佐々木から散々罵倒され、前哨戦では再三にわたってダムネーションT.Aの反則攻撃を受けて、フラストレーションが溜まっている小嶋の現状に「もっとムカつけ。でも勘違いするな。明るく楽しく元気に、みんなをととのわせるのがサウナカミーナだろ。落ち着け」と諭した。

 そして、勝俣は「俺は2人にベルトを獲ってほしい。2人がどうしたら勝てるかなって、ずっと考えていた。手術中も。一つ気付いちゃった。2人に足りないもの。サウナカミーナの連係と言えば、MADMAX!」と発言。さらに、「竹下幸之介と勝俣瞬馬と言えば“MADMAX”。しゅんまおと言えば、“俺たちのまっどまっくす”。MAOと斗偉の“僕たちのまっどまっくす”。2人のを考えました。その名も、My MADMAX(なぜかOurではないと力説)! My MADMAXは俺の頭のなかでしかないから、それを共有して、完成させようじゃないか。完成させたら絶対に獲れる」と力を込めた。

 そこで、リングにマットを置いて、練習パートナーは新人の瑠希也が務めることになり、合体技の練習に。勝俣は「勇希、対戦相手を何でもいいから持ち上げて、そして斗偉は上から降り注いでください」となんともアバウトな指示。いわれるがまま、上野が瑠希也を持ち上げて、小嶋がトップロープから飛んで合体技を決めた。すると、ズバリと決まって、瑠希也は大ダメージ。勝俣は「正解です。俺が手術中に見たMy MADMAXはこれ!」と満足げ。

 公開練習が終了し、質疑応答に移り、「抱えるとなると、体重の軽い佐々木狙いになるか?」と問われると、上野は「重量的にはMJポーでも可能かと思いました。ただ、狙いやすいのは佐々木大輔のような気もする。僕のパワー的にはどちらも持ち上げられると思います。でも大きいほうが落とした時のダメージもある」と自信ありげ。小嶋は「メッチャムカついてたんですけど、勝俣さんのエナジーで、ムカつきが熱に変わって、その元気と熱でダムネーションをぶっ倒したい」と意気込んだ。

 合体技は習得できたが、そこにつなぐためにダムネーションT.Aの反則攻撃をしのがないといけないが、上野は「佐々木大輔とたくさん試合してきた傾向としては、反則を使ってくるのは分かるので気合です。(6・13)浅草大会のようにコジが頭に血を昇り切らせるのもいいのかもしれないけど、それはダムネーションの手のひらの上ということでもあるので。楽しさとか熱も心に持っていれば、My MADMAXを決めて勝つことができるんだろうなって思います」と回答。

 最後は上野が「しゅんまおの楽しさも継いで、ムカついてムカついてタイトルマッチ勝って、DDTをサウナにするぞ!」と叫び、3人揃って「熱波WER!!」で締めくくった。

〈写真提供:DDTプロレスリング〉

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