【大日本】中之上靖文が決意表明!青木優也戦を控え「ストロングヘビーの王者は心と体が強くないとなれない」
③王者・青木優也の印象は?
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ーーそんな中でも対戦しながら感じた王者のコンディションとかはやってみていかがでした。
いや、若いですね。コンディションいいと思います。やっぱり練習熱心ですし、もうちょっと何とかなるかなと思ったんですけど。そういう弱気な姿を見せなかった。
ーー若さと熱さみたいなものを前面に出してくる王者ですね。現在の王者・青木優也選手の印象ってのはいかがですか。
やっぱりめちゃくちゃ努力したんだろうなっていうのは見えますし、普段道場でも合同練習とか一緒にやったりする中で、人一倍頑張ってるなってのは感じますね。2年前にタイトルマッチをやったときも、コロナから復帰してすぐぐらいでも、そんな感じを見せなかったですね。
ーーそれはリスペクトしますよね。肉体的にもビルドアップしてヘビー級戦線で耐えうる体作りも努力が感じます。
④ストロングBJに耐えうる肉体づくり
ーー中之上選手も当時から比べると肉体改造もされて、説得力も違うしすごいなと本当に思います。
単純にひたすら食べただけです(笑)その中でも体重増やさないと関本・岡林には勝てない。そう思って食べましたね。
ーー食べるのもかなり頑張ったのですか?
食べるの頑張りましたね。3食しっかり食べるようにしました。夜は夜でやっぱ皆さんいっぱい食べると思うんすけど、朝食はどうしても食べにくくて。変えていこうと思ってお茶とか水に流し込んで、とにかく炭水化物とかを入れようと思って。そういうのもトレーニングですけど、やっぱしんどいですよね。それでもちゃんと米食べようと決めて、そこが大きかったっすね。
ーーその努力の甲斐があって肉体改造されて、関本選手や岡林選手に次ぐ、肉体派というか説得力っていうのは生まれましたね。
デカイ方がいいっすね、プロレスは。
ーー壊れないなっていう感じはありますね。いくらやってもこの人だったら壊れないだろうなっていう安心感みたいなものは、レスラーの中でもすごくあると思うんですよね。
⑤プロレスを目指したきっかけ
ーー中之上選手はプロレスとはどういうキッカケだったのですか。
何かわかんないですけど。プロレスが見たいとか言い出したんです。ちょっと見てたわけじゃないですし、親が好きだったわけでもないですけど、たまたまレンタルビデオを観て誰かも全然わかってないです。喜んでたんすね。高校卒業してどうするかって悩んだんですけど、勉強も嫌で大学行きたくなくて働く気でいたんすけど。働くのもなかなか難しそうだったので、アニマル浜口さんのジムに自分で行って、見学させてもらって、ちょっとそこで練習してみてちょっと感動してたんですよね。ここで練習したいなと思って、そこで目指したいと思うのが一番のキッカケだったんですね。
ーーそのときの同期というか一緒にやってた人はどなたですか?
ちょっと上に内藤さんとか下には橋本和樹とかがいましたね。
ーーみんなが切磋琢磨してた時代だったんですね。
みんなレスラー目指してる仲間ばっかりやったので、それぞれは負けたくないというか、切磋琢磨ですね。
ーーそういう意味を踏まえても、これからの時代をまだまだ築いていかないといけないですね。
はい、負けないっすよ。そうっすねレスラーのピークってこれからですからね。中之上ここにありを見せます。
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