【東京女子】宮本、先輩・ミサヲから殊勲の勝利!“もかの夏”到来なるか?

15日、東京・両国KFCホールで開幕した東京女子プロレスのシングル・トーナメント「第10回東京プリンセスカップ」。宮本もかが先輩・ハイパーミサヲから殊勲の勝利でトーナメント1回戦を突破した。


※執念の押さえ込みで3カウントが入ると両者はご覧の表情。勝者と敗者の明暗がくっきり。

公式Twitterに“緑の曲者”と書かれたことにご立腹のミサヲは「今日は曲者じゃない。もかちゃんだし正々堂々闘って、2回戦に正々堂々進めたい」と握手を求めたが、なんと宮本が正拳突きからゼロ戦キックで奇襲。


※宮本のゼロ戦キックがクリーンヒット

ゴングが鳴らされ、羅生門を仕掛けるもミサヲが隠し持っていたスプレー噴霧で回避するという意外な展開に。


※珍しく秒殺狙いだった宮本。羅生門はミサヲのスプレー攻撃でかわされる

その後はミサヲの腕殺しに捕まり、苦戦する宮本。エプロンに出されてニーアタックで場外に落とされ、さらにトップロープに引っかけられてのハイパミ・リターンズも食らって大ピンチの宮本だったが、チキンウイング・フェースロックをロープに逃げるとレインメーカー式ニーアタックからのハイパミ・リターンズを切り返して鴻臚館狙い。これを慌てて回避したミサヲの丸め込み連発もカウント2で返すやゼロ戦キック一閃。ここから執念の押さえ込みでフォールを奪った。

「なんとか1回戦を突破することができました。ミサヲさんは強くてやられてしまったけど勝ちたいという気持ちだけで負けじと押さえ込んで勝つことができました」と試合を振り返った宮本は7・29後楽園ホールでの準々決勝では山下実優と対戦する。「山下さんを突破してもかの夏にしたい。試合全編見れてないので帰って見て対策したい」と気合いを入れていた。

【大会名】東京プリンセスカップ
【日時】2023年7月15日
【会場】東京・両国KFCホール
【観衆】219人

▼オープニングマッチ 20分一本勝負
○上原わかな&HIMAWARI vs 風城ハル●&大久保琉那
6分45秒 スリーパーホールド

▼第二試合 15分一本勝負
○鳥喰かや vs 鈴木志乃●
5分20秒 鳥籠

▼第三試合 20分一本勝負
上福ゆき&桐生真弥&●凍雅 vs 乃蒼ヒカリ○&角田奈穂&遠藤有栖 
10分40秒 片エビ固め
※ランニング・ネックブリーカードロップ

▼第四試合 20分一本勝負
○辰巳リカ&渡辺未詩&鈴芽&猫はるな vs 中島翔子&愛野ユキ&らく&原宿ぽむ●
13分42秒 片エビ固め
※ツイスト・オブ・フェイト

▼セミファイナル トーナメント1回戦 時間無制限一本勝負
●ハイパーミサヲ vs 宮本もか○
9分36秒 片エビ固め
※ゼロ戦キック

▼メインイベント トーナメント1回戦 時間無制限一本勝負
○山下実優 vs 瑞希●
16分11秒 エビ固め
※Skull kick

〈写真提供:東京女子プロレス〉

◆プロレスTODAY(LINEで友達追加)
友だち追加