【仙女】最強を求めるなつぽいが”怪物”橋本千紘にぶん投げられ敗戦も「つかんだものがたくさんあります」

センダイガールズプロレスリングは16日、後楽園ホール大会を開催。最強計画を宣言しているスターダムのなつぽいが”怪物”橋本千紘とシングルマッチで激突した。

この対決はなつぽいが橋本のツイートに反応したことをきっかけに決定したカード。

事前のインタビューにて「今までみんな『誰だよお前。なんかちっちゃいやつ』みたいな感じで、相手にしない人ばかりだったんですけど、橋本さんは真正面から受け入れてくれたことが素直にめちゃくちゃ嬉しかった」そして、フィジカルだけでなく未知な私を受け入れる懐の深さが橋本の強さと語っていた。

試合は圧倒的な体格差にも果敢に向かっていったなつぽいは、エルボーやソバットで攻撃。

橋本はなつぽいを捕まえると抱えあげて場外へ投げ捨てる。負けじとコーナーからプランチャと得意の動きで反撃。

丸め込みをなつぽいが狙ったところで、橋本がこれをこらえぶっこ抜いて後方へ投げると場内に大歓声が起こった。

なつぽいもぽい捨てジャーマンで投げて見せたが、最後はラリアットからのオブライトに沈んだ。

試合後には、お互いに何やら言葉を交わしてリングを後にした。

▼バックステージコメント

橋本「まったくなつぽいとの対戦、未知の世界の中で今日やって。やっぱ強さを目指すやつって最初から伝わるし、やっぱなつぽいのあのかわいさがあって、あの強さを持ったら最強だと思うんですよ本当に。あいつは最強ですよ。けど、私はもっとその先の最強にいるから。これから5★STAR GPでしたっけ?スターダムの。出るみたいなんですけど、私とシングルマッチやったからには必ず優勝してほしいなと思います。絶対どこかまたリングでなつぽいと対戦したい。そう思える対戦相手でした。いろいろ、あの細い体のどっから力が沸いてくるんだろうってのがありますけど、見習うところもいっぱいありますし。自分に足りない部分をもっと吸収して、私は私の最強を目指してこれからも仙女、女子プロレス、プロレス界、盛り上げていきます。ぎゅん!」

なつぽい「橋本さん、仙女のみなさん、なつぽいどうでした?ぽいは最強を目指して、最強を探して、今この仙女というリングに立ちました。プロレス界の”最強”橋本千紘と闘って、ボコボコに負けたけど、私の手にはつかんだものがたくさんあります。私にとっての最強、それを見つける旅の最高なスタートを切れたんじゃないかなって思います。なつぽいどこまで行くのか楽しみでしょ?行くところまで行ってやるから、みんな見とけよ!あと、橋本さん。最後に一つだけお願いがあるんですけど、ちっちって呼んでもいいですか?(カメラに向かって)ばいぽーい!」

センダイガールズプロレスリング 仙台大会
日時:2023年7月16日(日)11:30開始
会場:東京 後楽園ホール

◆試合結果◆
第1試合 シングルマッチ 10分1本勝負
◯岡優里佳 vs 鈴木ユラ×
(4:26 旋回式ボディプレス→片エビ固め)

第2試合 シングルマッチ 15分1本勝負
×旧姓・広田さくら vs アイガー◯
(9:18 横入り式エビ固め)

第3試合 6人タッグマッチ 15分1本勝負
◯水波綾 & 優宇 & 愛海 vs ニナ・サミュエルズ & レナ・クロス & AKARI ×
(13:02 ホットリミット→片エビ固め)

第4試合 タッグマッチ 15分1本勝負
△<赫覚醒>岩田美香 & 高瀬みゆき vs Sareee & 安納サオリ△
(15:00 時間切れ引き分け)

第5試合 シングルマッチ 20分1本勝負
◯橋本千紘 vs なつぽい×
(11:37 オブライト)

セミファイナル <DASH・チサコ復帰戦> 20分1本勝負
×DASH・チサコ vs 松本浩代◯
(14:25 ロックドロップ→片エビ固め)

メインイベント センダイガールズワールド選手権試合 30分1本勝負
×(王者)朱崇花 vs ミリー・マッケンジー(挑戦者)◯
(12:47 みちのくドライバーを切り返してのエビ固め)
※第11代王者、3度目の防衛に失敗。ミリー・マッケンジーが第12代王者となる。

レフェリー:吉野恵悟、パンチ田原
リングアナ:ムーチャス入江

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