ツバサ自主興行で昭和48年生まれによる同級生カルテット結成!<8.11大阪>

覆面レスラーのツバサが8.11.(金祝)、大阪・コミュ協ひがしなり区民センター大ホールにて自主興行『Tsubasa Produce de50años~意志あるところに道は通じる2023~』を開催した。

【ツバサ自主興行】『Tsubasa Produce de50años~意志あるところに道は通じる2023~』
日時:2023.8.11.(金祝)
会場:大阪・コミュ協ひがしなり区民センター大ホール
観衆:399名(満員)

<試合結果>

①タッグマッチ1/30
タイガースマスク&●佐野蒼嵐
vs
HUB○&後藤哲也
[12’54″猛毒波布空爆→片エビ固め]


〈寸評〉
大阪プロレス道場師弟コンビと毒人教場コンビの一戦はHUBと佐野の初対決から開幕。互いにレスリングで若手を教えるかの如く厳しい攻めを見せる。
タイガースとHUBは再会を楽しむかのようにじっくりかつ激しくやりあう。HUBの矢の様なトぺを皮切りに次々と得意技が交錯しHUBの尻尾ムチ攻撃乱れ撃ちから必殺フルコースで仕留めた。

②3WAYマッチ1/30
●大坂丈一郎
vs
太陽塔仮面○
[09’53″サソリ固め]
※もう一人はえべっさん


〈寸評〉
大阪プロレスと道頓堀プロレスのお笑いオールスター戦。太陽塔がゼウスが本部席に陣取る中、リングキャンバスの大阪プロレスのロゴを踏みにじり大ブーイングを浴びる。
必要以上に初顔合わせの丈一郎にライバル意識を剝き出しにて襲い掛かるもどこかほのぼのとした展開に。その後は一気に太陽塔がリングのど真ん中でサソリを決めた

③タッグマッチ1/30
アルティメット・スパイダーJr.&●ARASHI
vs
ラ・ピート○&キャプテン・アメムラ
[12’51″ダイビングWニードロップ→エビ固め]


〈寸評〉
大阪プロレス人気者コンビと元道頓堀タッグ王者組の好カード。ラ・ピートとスパイダーがスピーディなレスリング対決で沸かせるとARASHIへの大声援に道頓堀組は嫌悪感を露にする。
しかしそこは元タッグ王者組。徐々にペースを握りARASHIが捕まる展開に。ARASHIはトリッキーなアメムラにリズムが掴めず苦戦する。
変わったスパイダーがトぺコンなどで反撃に転じたが道頓堀組はラッピース連携を矢継ぎ早に繰り出し一気にARASHIを急停車させた

④6人タッグマッチ1/30
マグニチュード岸和田&ザ・ボディガー&○ブラックバファロー
vs
三原一晃&TORU&谷口弘晃●
[09’53″ラリアット→片エビ固め]


〈寸評〉
大阪が誇るヘビー級揃いのモンスターバトル。ベテラン勢の奇襲でスタートしそのまま会場全体を戦場としたド派手な場外戦で館内は大騒ぎ。
そのままペースを握ったベテラン軍がTORUを捉え左膝に集中砲火を浴びせる特に岸和田が執拗にTORUを攻め立てる。しかしTORUもやられてばかりではおらず怒りの反撃。三原が溜まったフラストレーションを晴らすべく大暴れ。
その後はがっぷり四つの拮抗した勝負から突破口を開かんとしたTORUらの連続攻撃で勝利を奪ったかに見えたがすんでのところでカットに間に合い息を吹き返したバファローが起死回生の急所蹴りから岸和田のムササビプレスの援護射撃を受け最後は乾坤一擲のラリアットがズバリと決まりベテランの意地を見せつけた。

 

⑤Z5G Presentsスペシャル8人タッグマッチ1/無制限
●ツバサ&TAKAみちのく&カズ・ハヤシ&ビリーケン・キッド
vs
菊池悠斗&晴斗希&木下亨平&松房龍哉○
[22’35″伸身スワントーンボム→エビ固め]


〈寸評〉
2月の京都で組んだことがきっかけでかつてメキシコで知り合った同級生とカルテットを組みたいという思いから開催に及んだ経緯で実現したありそうでなかった昭和48年生まれによる豪華チーム。対するかつて大阪プロレス教室でともに練習に励んだ道頓堀プロレスの菊池と晴斗希、ダブプロレスの木下そして大阪プロレスの、松房による同年代カルテット。
ツバサ50歳の節目の大会で実現した世代闘争は8人全員がリング上に揃うと壮観。主役のツバサが先発で出ると場内は大ツバサコールで後押し。ツバサと菊池、ビリーと木下、TAKAと晴斗希、カズと松房そのどれもが新鮮で魅力的な顔合わせに場内のボルテージは最高潮に。若手軍は若さを活かしたスピードで攻めるが50歳軍はキャリアがなせるインサイドワークで対抗し若手軍の気勢を削ぎにかかる。
ならばと若手軍は連係プレーに活路を見出そうとするが50歳軍も負けじと年季の入った熟練の連携で応じ攻守が目まぐるしく変わる白熱の好勝負に。
菊池と松房の同時プランチャとツバサのケブラーダを皮切りに8人各自の得意技が次々と繰り出される華麗な技のオンパレードに館内大興奮。勝負をかけたツバサのプエンテ・デ・ソルの上から菊池がダイビングフットスタンプでカットするという仰天のカットで大ダメージを負ったツバサに若手軍が殺到。ツバサ撃破の殊勲を取り合ういがみ合いになりかけたがこの日の為に復帰を間に合わせた松房に勝負を託しあとの三人はフォローに回る。
松房が我龍天睛は辛うじて返したツバサだったが強烈な膝の連打からコーナー最上段からの伸身式スワントーンボムでついにツバサから殊勲の勝利を奪い取った。

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