【プロレスリング・ノア】6.4後楽園にてGHCヘビー挑戦決定!モハメド ヨネ選手記者会見の模様
6.4後楽園にてGHCヘビー挑戦決定!モハメド ヨネ選手記者会見の模様
5月ツアーNavig.with Breeze 2017、5.13上越大会より開幕!
「とんでもない風を吹き込むのには俺が巻くのが一番おもしろい」 3年ぶりGHCヘビー挑戦のヨネが自信のコメント!
- 5月8日(月)、都内にあるノアの事務所で記者会見が開かれ、6月4日の後楽園ホール大会で中嶋勝彦の持つGHCヘビー級王座に挑戦することになったモハメド ヨネが出席。3年ぶりとなるGHCヘビー級王座挑戦に向けて意気込みを述べた。
- モハメド ヨネ
モハメド ヨネです。今日はありがとうございます。ええ、やっぱり若くて強くてカッコいいチャンピオン・中嶋勝彦。彼がですね、俺たちの時代にすると。俺たちの時代で、俺がその時代のチャンピオンだと言っていたんでね。じゃあ待てよと。その上の世代、俺らですよね。もう一回壁になんないと。いやいやまだ俺らがいるぞと。俺らみたいなこういう年齢の世代が見していかないとプロレスっておもしろくなんねえんじゃねえかなと。そういう思いで。普通は下が上に噛み付くっていう言い方をして、上を乗り越えるぞというのがだいたいこういうプロレスの図式というか、ありがちなんですけど、まさかの上の世代から若い子にまだまだだぞと、そういう逆のことも起こりうるのもプロレスの楽しみかなと。まあタッグリーグもありましたけど、もちろん彼はシングルのチャンピオンなんで、そういう意味ではタッグマッチでもシングルを背負っている者として、チャンピオンシップが見えてくるんじゃないかと、発言もそうですけど、行動で示した感じでございます。質疑応答 - ──ヨネさんにとって同じBRAVEでやってきたりとか、身近な存在だった中嶋選手ですけど、改めてどういうった存在ですか?ヨネ いい選手ですよね、ハハハハ。発言がおっさんになっちゃうんだけど、とにかくいいですよね。彼はプロレスに対しては真っ直ぐだしね。キャリア的には後輩かもしれないけど、自分たちも学べきところがあるようなそんな素晴らしい選手です。
──この前の後楽園ホールでは右ハイキックでヨネさんがKOしたという形で、中嶋選手も右ハイキック一発で決められるような技を持っている。ということはやっぱりいつ終わってもおかしくない試合になると思うんですが、ヨネさんとしては今回のGHC戦はどのような試合になると思っていますか?
ヨネ まあお客さんに伝わりやすいのは、2人ともガンガンいくほうなんでね。俺が本当に好きなプロレスというのは受けて、受けてだと思うんですよ。相手の技を受けて、受けて、それでも立ち上がってくる。それがプロレスラーのカッコ良さだと思っているんでね。あの若いのの蹴りをガンガン受けて、おっさんが立ち上がって、最後にキン肉バスターで決めたら最高じゃないかなと思ってます。
──ヨネさんとしてもこのGHCヘビーというのは何度挑戦しても未だに取れてないベルトでもありますよね。なので、今回も3年ぶりの挑戦になると思うんですけど、改めてGHCヘビーへの思いはどういったものがあるのでしょうか?
ヨネ ノアのGHCヘビー、GHCの名前がつくベルトはすべてもの凄く重いと思っております。重さは計り知れないですよね。まずチャンピオンシップの場に立つことすら、ノアに入った時はこんなに難しいのかと思わされたベルトですよね。そこに40も超えてまたチャレンジできる。最高じゃないかなと。そしてそれが自分の手元に来るなら、こんなにおもしろいことはないと思ってますね。
──ちょうど結婚を発表されたタイミングでもありますし、ここでやっぱりGHCを取れば、いろいろな意味でおめでたいと思うんですけど。
ヨネ いろんな意味でおめでたい(笑)。まあ結婚もおめでたいのかおめでたくないのかわかんないですけど、本当にご縁とタイミングがありますので、このタイミングでベルトに挑戦するということになったのも何かのご縁ですしね。それが手元に来るとなったら全部タイミングが合ったんだなと思う感じですね。
──もしベルトを獲得した場合、その先のプランは考えていますか?
ヨネ なんかおもしろいことをやってやりたいなと思いますね。ヨネが巻いたからこうなったっていうほうがおもしろいじゃないですか。中嶋勝彦は本当に正統派ですしね、カッコいいチャンピオンですから。彼は本当にまっすぐに行ってほしい。でも、俺が巻いたらとんでもないことを言ったって、ヨネだからなってなると思うんですよ。またとんでもない風を吹き込むのには俺が巻くのが一番おもしろいと思っています。
──中嶋選手について、若くて強くてカッコいいとおっしゃってましたけど、カッコいいの部分はどのへんを見てカッコいいと思われたんですか?
ヨネ それはリングに立つ姿がカッコいいじゃないですか? 颯爽として。俺らは、この間は齋藤さんと組んだんですけど、齋藤さんは先輩だから同世代って言うのもおかしいですけど、そのビジュアルとはまったく違うじゃないですか? 俺なんかはアフロでヒゲのおっさんでね。どっちかって言うと北宮よりですよね。北宮グループですよね。勝彦は真ん中の路線だと思うんですよね。でも、いろんな個性があってのプロレスなんでね。俺は自分で自分のことをカッコいいと思ってますから。だからアフロやってんだしね(笑)。ただ、正統派というか俺はああいうふうにはなれないから、憧れる部分はあるもあるんでね。そういう意味でのカッコいいという発言です。
──ある意味でどちがらカッコいいか決める闘いになりますか?
ヨネ そうですね(笑)。負けたら勝彦にもアフロになってもらうぐらいのね、そういう心がけでいてほしいですよね。まあ、変なことを言うと必ずやらされますからね。とんでもないですからね。拾うんだよなあ、こういうのな(笑)。だから、俺が何をしますとかは言わないですけど。一回坊主にさせられてますからね、東京スポーツさんに(笑)。
──「苦節も続き、俺らの世代は倒れても倒れても立ち上がってきた」と言っていましたが、ヨネ選手への会場での声援が非常に上がっていると思うんですけど、そのへんはどのように思われますか?
ヨネ それはありがたいですね。アフロ時代が来たのかなと。第何次アフロブームかわからないですけどね。テレビを付けてもアフロだった人がいっときやめてみたりして、でもまたアフロに戻ったりしていると、やっぱアフロだよねっていう。アフロの人にしかわからないアフロあるあるという共感を持っているんでね。これを見に来るっていうか、アフロの俺が闘っている姿を見てくれる人が1人でも増えればうれしいなと思います。
【終】
5月ツアー5.13上越にて開幕!
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