【新日本】NEVER6人タッグは石井が粘る天山を仕留めV2成功!オカダ「素晴らしい先輩方だよ」

新日本プロレスは9月9日(土)、東京・後楽園ホールにて『Road to DESTRUCTION』が第2戦を開催した。

『Road to DESTRUCTION』
日時:2023年9月9日(土) 17:30開場 18:30開始
会場:東京・後楽園ホール

セミファイナルではNEVER無差別級6人タッグ選手権試合が行われ、王者組オカダ・カズチカ&棚橋弘至&石井智宏に天山広吉&真壁刀義&タイガーマスク組が挑戦した。

試合前から試合出場回数を疑問視する発言を行った真壁とタイガーマスク、そして天山の挑戦者組は意地を爆発させ、王者組に追い込んで見せた。

試合終盤、天山が石井に対してムーンサルトプレスを狙うも、これをオカダ・カズチカがカット。

孤立した天山に石井が垂直落下式ブレーンバスターを炸裂させ王者組が勝利した。

<試合結果>

▼セミファイナル 第6試合 60分1本勝負
NEVER無差別級6人タッグ選手権試合
<第26代チャンピオンチーム>
石井智宏 〇
棚橋弘至
オカダ・カズチカ 
vs
<チャレンジャーチーム>
タイガーマスク
真壁刀義
天山広吉 ×
※2度目の防衛戦
17分46秒  垂直落下式ブレーンバスター→エビ固め
※チャンピオンチームが2度目の防衛に成功

■試合後バックステージコメント

石井「まぁ、アイツらにとっちゃ、夏のいい思い出になったんじゃねぇか。アイツら、動けてなけりゃ、何の価値もなかったってことだよ。まぁちょっと、一発目の防衛戦でAEWから来て、このベルトのランクを1ランクアップさせていこうと、海外とか見ていこうってオカダとしゃべってたんだが、(※オカダに)わりいな」

オカダ「いえ、全然。これは、価値を上げるもんですからね」

石井「話になんねぇよ」

オカダ「まぁでも本当に、ダメなりにも頑張ってくれたから、そこそこの相手にはなったんじゃないですか。今までやってきたことはもちろん認めてやるよ。あぁ、素晴らしい先輩方だよ。ただ、今日みたいな戦いができるんだったら、いつもやれば必ず、君たちの……すみません、先輩ですね。あなたたちの望むような、今の新日本プロレスに入っていけるような戦いだと思うし、しっかりと自分というものを持って、やってきたでしょ、先輩たち。まだまだ負けずに頑張ってくださいよ。オレまだそっち側行く気はないからね」

※全員、立ち去ろうとするが、棚橋は戻ってくる。

棚橋「しっかり防衛できた。そして次の挑戦者、オレはちゃんと考えてるから。IMPACT。夏休み返上して行ってきたから。IMPACTの、インパクトのある相手を。誰か(このコメントを)英語に通訳して、伝えといてくれよ」

真壁「バカ野郎! こんなんで終わりだと思うんじゃねえぞ、この野郎! 一言だけ言っといてやるよ。チャンピオンシップってのはな、こっからが大変なんだよ、テメエらよ。よく考えとけ。防衛? ふざけんじゃねえ。もう一回やらせろ。リマッチだ。リマッチだったら文句ねえだろう、この野郎! やらせろよ! やらせろよ、新日本よ! やらせろよ! オレ、やりたくてしょうがねえんだよ。やりてえんだよ!」

タイガー「凄えよ。やっぱりチャンピオンベルト持っているだけあって凄えよ。強えとは思わない。凄えよ。やりごたえはあったね、今の新日本プロレスを引っ張ってる3人。まあ、棚橋、石井は分からないけども、だけども石井なんか海外に行きゃ引っ張りだこだし、棚橋だってそうだ。やはり、今最前線を行っている3人だと思う。その3人と、今このキャリアでできたことに非常に嬉しく思うし、会社に対して感謝してます。ただ、オレたちは前から言ってる通り、オレたちを見たいっていうファンのためにオレたちは試合をする。それは変わらない。オカダが、石井が、棚橋が何を言おうが、オレたちのその信念は変わらない。一人でもファンがいる限り、オレたちは闘います。天山、真壁、タイガーは絶対に折れない!」

天山「タイガーさん、すいません」

タイガー「ありがとうございました」

天山「いやもう、最後追い込まれたけど、タイガーと真壁の力で乗り切れると思って、最後これで決めると思ったんで」

タイガー「今日の歓声で分かるでしょ? 天山さんの! あれだけの歓声」

天山「いや、応援をあれだけもらって期待に応えないと。でも、できなかったっていうのは、ホンマ最悪やね。でも、お客さんがああやって声かけて応援してくれる以上、オレにとっては一番力になるから。勝とうが負けようが、やっぱお客さんがあんだけ大きく天山コールを出してくれたらホンマ嬉しいし、やらなあかんっていうか、いつも以上に力が入るからね。まあ今日はあの石井、憎たらしくて強い石井がやってくれたけど、オレの首なんかまだまだ折れてないから。折れるまでやってみいやって。まだまだ1回で挑戦終わりとか、そんなんちゃうぞ。せっかくタイガーマスク、真壁刀義、二人のフラストレーションも溜まってるし、新日本の中で最前線かもしれんけど、オレらは別に痛いところもなんともない。オレも出ようと思えばいくらでも出れんねん。それ証明するためにね、今日は失敗したけど、次もう一回、もう一回ね、チャンス欲しいよね。もうこれが最後のチャンスかなっていうぐらいの気持ちで行ったけど、やられた。いやあ、チクショー! ここで勝ったら後楽園ホール大爆発できたけど、次ネクストタイムや。諦めない。ネバーギブアップ! 見とけ」

<写真提供:新日本プロレス>

➡次ページ(【動画】熱闘!NEVER無差別級6人タッグ選手権でベテラン勢が意地を爆発!!)へ続く

◆プロレスTODAY(LINEで友達追加)
友だち追加

Pages 1 2