【大日本】加藤拓歩が引退を発表!9.28新木場大会でラストマッチ「次の道に進みたいと思いました」

大日本プロレスは9月11日に記者会見を行い、加藤拓歩が引退することを発表した。

会見には加藤とマック竹田統括が出席し、竹田統括より「昨年ほどから加藤選手から直接自分のほうに相談を受けまして、1年間綿密に話をしてきました結果、話がまとまり本人の意思を尊重、背中をバックアップするという形で引退という形を取らせていただくことになりました」とコメント。

そして加藤は「今、マックさんから説明があった通り、引退のほうをさせていただきます。1年ほど前からご相談のほうをさせていただいていて、一応自分が25歳になってちょっと将来という自分のライフプランというか、考えていくなかで一つの25歳という年齢を一つの区切りにして、今後の次のステップに自分のなかで、誰にそそのかされたとかではなく、自分で自分の次のステップに進みたいなという風に思いまして、引退を決意させていただきました」と引退について説明した。

ーー突然の発表になると思いますが、プロレスに対して後悔や未練はないでしょうか?

加藤「正直大日本プロレス自体が、学生時代から大日本プロレスのファンで応援してきて、そこに就職という形で高校を卒業して入門してプロレスラーになってというところで、まあ未練とか後悔とかがゼロなのかというと、もしかしたらウソなのかもしれないですけども。自分の人生というものが続いていくなかで、結構悩んでいろいろ考えた結果として、引退という決断をさせていただいたので割り切るじゃないですけども、次の新しい道に向かって一生懸命やっていければいいのかなというふうに、とりあえずひとまずはそういう気持ちでいます。プロレスが嫌いになったとか、そういうことでは決してないです」

ーーファンの皆さんのは最近上昇してきた、調子がいいなというそういう見方をされてきたと思いますけれども、そういった部分とは裏腹にだいぶ前からこれは考えていたところでしょうか?

加藤「自分の中で、自分で言ったらあれなのかもしれないですけど、デビューして5年と9ケ月、いまが一番乗っていたのかなと思う部分もあるので、そういった面ではちょっと惜しいというか、もう1年や2年や3年や4年やればまた違う景色を見れたのかなとも思うんですけども。自分もいわゆるアラサーと言われる年齢だったり、自分の人生プロレスだけじゃなくて、たとえば自分に子どもができたり結婚したり、そういったものも自分は叶えたい夢の一つでもあるので、そういった面も叶えるために自分のプロレスラーとしての上り調子というところはあったんですけど、次の道に進みたいなとというふうに思いました」

ーーシミラリティとしてずっとやってきた鈴木敬喜選手には報告や今の思いというのは?

加藤「鈴木にも、マックさんに1年ほど前から相談させていただいたというなかで、同じぐらいの時期にずっとLINEだったり直接会ったりと相談していたので。タッグチームとしてはもっとやりたかった気持ちも正直あるんですけども。鈴木も理解してくれているので、仕方ないというか自分のなかでシミラリティとしての今後としてもいったん終わってしまうんですけど、割り切っている部分ではあります」

加藤「2018年1月2日に、後楽園ホールでデビューしておよそ5年9ケ月走り抜けてきたんですけども、走り抜けてこれたのもファンの皆様の応援ありきだと思っていますので、残りの時間も少なくはなってしまうんですけども、引退試合まで一生懸命走り抜けようと思っておりますので、それまで応援して頂けると幸いです。よろしくお願いします」

なお、9月28日新木場大会にて加藤の引退試合をおこなうことが発表され、相手などは調整中とのことだ。

▼加藤拓歩の引退会見

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