蝶野正洋の還暦パーティーで藤波、長州、武藤らが祝福!リング復帰の可能性は「武藤さんみたいな無茶振りされたら…」

”黒のカリスマ”プロレスラーの蝶野正洋は、27日(水)都内にて自身の還暦パーティーを開催した。

9月17日に誕生日を迎え60歳となった蝶野の還暦パーティーには220人が出席し、家族から赤いちゃんちゃんこがプレゼントされ、来賓からのお祝いのメッセージ、60周年映像が放送された。

そして、プロレス界のレジェンドである藤波辰爾、長州力、武藤敬司がゲストに登場して、蝶野と共にBIG4対談では還暦についてや過去のエピソードなどで会場の笑いを誘った。

また、サプライズで音楽家の鈴木修さんが蝶野の入場テーマ曲『FANTASTIC CITY』『CRASH』、そして蝶野の無茶振りにも対応し生演奏でパーティーを盛り上げた。

その後に行われたプレゼント抽選会では、蝶野が武藤に「蝶野、俺と戦え」とリングに上げた「引退試合の貸しがある」と呼び止めて一緒に抽選を行い、BIG4のサイン色紙やサイン入りポスターなど豪華商品が当選者に渡された。

パーティーの最後に蝶野は「60になってから自分ができること、成長できること、そういったことを勉強していきたいと思いますので、今後とも皆さんご協力よろしくお願いいたします」と挨拶をして宴を締めた。

その後に行われた囲み取材にて、改めて還暦を迎えた気持ちを聞かれると「あまり意識はしてなかったんですけども、やっぱり60は一つ壁のような感じがしますね。50代が結構、体調面がかなり崩れたのがあったんで、60代は何とかそのへんをうまく対話してきているんで。50はちょっときつかったイメージが自分の中であるんですね。そこを乗り越えて60代はいい形でできることをやってきたいというのがありますね」

また、新しい挑戦などについては「基本はちょうど10年ぐらいになりますけども、50代に入ってやってきてる社会貢献とかそういうこと。自分は猪木さんなんかの姿を見て、そういうのを取り入れたんで、次につなぐ人間っていうのを育てたいというね、そういう思いがあります。それだけではなくて、今後、実りのあるような、例えばプロレスもどのへんまで貢献できるのかというところがありますけども、サポートできるところはサポートしていきたいし、40代、50代っていうのがまだ自分ファーストになってたところがあるんで。まず60の一つ境界線を越えると、そこはもう置いといてという立場が自分の中では一区切りできる感じがするんで。藤波さんなんかも後進を育てることとかやってますから、そんなとこでももし自分が協力できるなら協力したい」と後進の育成にも意欲をみせた。

そして、もう一回リングに上がる気持ちについて聞かれると「そうですね…怪我の回復も30代、40代の倍以上はかかる。そこは自分の中でもある程度、なんていうかこう60になる体を何となく理解できてるんで。じゃあリングに上がるっていうのが、武藤さんみたいな無茶振りされたら上がらざるを得なくて、そういう状況にならないと、たぶん上がる気にはならないでしょうね。でも逆指名したいですけどね、武藤さんに。どっかで俺が最後のリングに戻るってなったときに『武藤、俺と戦え』ってやりたいですね(笑)」と野望を語った。

BIG4対談の感想としては「回を重ねるごとにだんだん会話が難しくなってきてて。特に長州さんね。だからどこまで続けられるのかもちょっと心配にはなってきてるんで、一つ一つの回を大切にしていきたいなと思ってますね。いつどこで誰か会えなくなるかわかんないですからね」

最後に息子さんがリングに上がる可能性についての質問には「武藤さんが(息子に)『プロレスやるしかねえだろ』って誘ってましたけども(笑)本人はたぶんそのへんはなさそうですけどね」と言いつつも本人が希望した際には?との問いには「いや…本人がやりたいっていうなら、それは全然構わないですね」と止めるつもりはないと明かした。

⇒次ページ【動画】武藤敬司引退試合で蝶野正洋とまさかの一騎打ちが実現

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