【新日本】オスプレイvsザックのイギリス人頂上対決はオスプレイに軍配!海野が次期挑戦を表明

新日本プロレスは現地時間の10月14日(土)<日本時間15日(日)>、イギリス・ロンドンのカッパー・ボックス・アリーナにて『Royal Quest3』を開催した。

『Royal Quest 3』
日時:2023年10月15日(日)
会場:イギリス・カッパー・ボックス(イギリス・ロンドン)
観衆:3,191人

メインイベントではIWGP US(UK)ヘビー級選手権試合が行われ、王者ウィル・オスプレイにザック・セイバーJr.が挑戦。

イギリス人同士の頂上対決と言う側面もあり、場内は大歓声に包まれた。

ザックの関節地獄に何度も厳しい状況に追い込まれるオスプレイであったが王者の意地で反撃。

立体的な動きでザックの動きを止めチャンスと見るやストームブレイカーを炸裂、しかしザックはこれも跳ね除けると怒涛の反撃へ。

コーナー最上段からの飛びつき腕ひしぎ逆十字、そしてザックドライバーで勝利目前かと思われたが、王者もこれを耐え忍ぶ。

白熱した攻防は30分を超え、最後は王者が執念のストームブレイカーを決め、3カウントを奪取。

<試合結果>

▼第10試合 60分1本勝負
IWGP US(UK)ヘビー級選手権試合
<第18代チャンピオン>
ウィル・オスプレイ 〇
vs
<チャレンジャー>
ザック・セイバーJr. ×
31分19秒  ストームブレイカー→片エビ固め

試合を終えるとザックはオスプレイのもとに歩み寄りオスプレイのおでこに口づけし王者を称えた。

その後、オスプレイがザックに感謝を述べ、その後次期挑戦者に名乗りを上げるものをマイクで募るとそこに現れたのは海野翔太であった。

海野は登場すると英語で「お前、何て言った?ジャパニーズセクシービッ○?それは俺だ」と宣言。

その後、王座取りへ挑戦表明するとオーカーンがオスプレイに耳打ち。

オスプレイは海野に対し王座戦を認めるには、11.4大阪にてモクスリーvsオーカーン戦を要求した。

■試合後バックステージコメント

オスプレイ「UK王座を英国で防衛できることは世界王座防衛のことのようにうれしいよ。世界王者のように各国を回って防衛しているんだ。俺はここに王者として立ち、あらゆる挑戦者を……」

※ここで突如、ゲイブ・キッドが雄叫びをあげながら襲いかかってくる。

ゲイブは、エルボーを数発たたき込み、倒れたオスプレイをなおも激しく殴り続けながら

ゲイブ「話そうぜ。話そうオスプレイ、話そう、話そう、話そう、話そう。なあ、話そうぜって!」

※倒れ込んだままのオスプレイに背後からスリーパーをかけて

ゲイブ「話したくないのか? 話したいんだろ? 眠れ、落ちてしまえ。落ちろ。アーッ! アーッ!(※技を解いて)話そうぜ。もうどうでもいい。お前は話しすぎなんだよ!ブタみたいにそこで倒れて、じっとしとけ。お前は話しすぎだ。才能の印?イギリスプロレス界なら、俺のことは知ってるだろ?お前のキャリアを終わらせてやるよ」

※最後にもう一回、顔面を一発殴り去っていく

ザック「オレンジ色のトランクスで大騒ぎをしようかと思い始めてるぞ! だが叫ぶ前に、4年の間にとても大きな敗北があった。IWGPヘビー級タイトルへ3回挑戦し、3回の負けだ。俺のキャリアの中でも最大のリベンジ、シアトルで2週間前のことだ。仕事はやり遂げたが、ヤツは俺をノックアウトした。シークレットマッチだった。
ビリー・ボーイ。ビリー、俺がおまえに良く電話をかけていたことは皆知っている。だがもうわからないだろうな。おまえは素晴らしい、世界で最高のレスラーだ。今日俺たちは誰が世界で1番か証明することになっていたが、俺に取ってもっと重要なことは、ブリストルで誰が1番か証明することだ。とても大きな話になるだろうな? 
前進しようとしている。学ぼうとしてるよ。何て言ったっけ? “謙虚な勝利であり、敗北は慈悲深い“か? もしくはその逆だろうか。 俺はかつて勝利に喜び、敗北に激怒することに慣れていた! だから俺はまだそれを理解しようとしている。だが俺にはそんな時間はないんだろう? 新日本プロレスで7年間。IWGPシングルのベルトはゼロ。
俺この(TV王座のベルト)恐ろしい獣を飼っていて、今年はそれに心と魂を注ぎ込んできた。新しい挑戦だろう? 15分間。俺のキャリアは決して短くて甘いものじゃない。俺は時間をかけるのが好きなんだ、ダーリン。俺はとんでもなく楽しく時間をかけるのが好きなんだ。だが俺は学んでいる。学んでいるぞ。
このゲームに携わって19年だ。いつでも学ぶことができる。老犬にも新しい技を教えることができる。古いパンクに新しいトリックを教えることができる。もっと重要なことは、俺はまだ年をとっていないことだ。俺はまだ若いパンクだ。次だ。ショーヤを探しているのか? カザフスタン人? 反復とはなんだ? 
キラーではなくカザフスタンのムクドリについて話すべきだ。……わからない。新日本プロレスワールドトーナメントチャンピオンしプでは、14回防衛している。来年、来年は、IWGPシングルのベルトだ。わかってるだろう!」

海野「リング上でも言ったとおり、11月4日、大阪でオスプレイに挑戦するよ」

オーカーン「オイオイオイ、ジャパニーズ・セクシー・ピッ〇、チャンピオン? そんなの言われて喜んでるんじゃねーよ」

海野「ハッハッハ!うるせーな」

オーカーン「テメーはよ、オスプレイと余の!踏み台になるんだよ。オイ、言ったからには、ちゃんとジョン・モクスリー、用意しとけよ」

海野「言われなくても、もうメッセージ、しました」

オーカーン「はやいねー!謙虚なぶん、行動も優秀だ。褒めてつかわそう!(拍手をしながら)」

海野「全部ブーメラン。メッセージも送ったことだし、発表をお楽しみにしてください」

オーカーン「……楽しみにしてるよ。テメーには礼は言わねーがな、オスプレイには礼を言っておくよ。アイツの抜けた穴をいまのうちに埋めとかないとな。テメーもその穴に埋まるんだよ!」

※先に控室へ

海野「ま、これはオスプレイの条件だからね。俺がモクスリーに連絡して、必ずシングルマッチやらせてやるよ。だからこそ、大阪でUKヘビー級チャンピオンシップと、USヘビー級チャンピオンシップ、両方持ってこいよ。わけわからんけど! お前はUKのベルトと言ってるけど、俺にはUSも大事なんだよ。いいか? 俺には、US、1年前、お前にチャレンジして負けてるんだよ。UK、US、両方持ってこい!両方チャレンジして、お前から獲ってやる。それだけだ!」

<写真提供:新日本プロレス>

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