【CMLL】メキシコ遠征の駿河メイ、坂井澄江に真琴が合流、3戦目は悔しい初黒星も「あとは毎日勝ちで行こうね」

 今年のCMLL女子版グランプリに参戦する駿河メイと坂井澄江にこの日より真琴が合流、メイ&坂井は早くも3戦目を迎えた。

 CMLLツアーを順調にこなすメイ&坂井にこの日より真琴が合流。メイ&坂井は早くも3戦目を迎えた。 

 1本目、先発はメイとアンドロメダ。メイがアームホイップ連発で躍動するも、この日も多国籍軍に対してメキシコのファンはブーイング。メイはこれに対して、ダンスを踊ってアピール。3戦目にして、ブーイングにも応じる余裕がうかがえた。その後、初試合となる真琴が登場。オリンピアの腹部に強烈な蹴りを見舞い、ニーを落とす。

 さらに側頭部をランニング式に蹴り上げていく。続いての坂井はメタリカと首固め合戦。両者外れず、場外にまでもつれ込んだ。その後、ジョニーがメキシコ軍につかまる。さらにメイもエラとオリンピアに両腕、両足を持たれ、揺らされた状態でジョニーの上に落とされる。そのままメイとジョニーにフォールが入り、まずはメキシコ軍が一本を先取した。

 2本目、メイがエラとオリンピアにボディアタック。これを抱え上げられて落とされフォールされたがブリッジで抜け出し、二人に対してコルバタで投げ飛ばす。その後、メイ、堺ととらえられる場面が続いたが、エラとオリンピアの攻撃をかわすとダブルの619。その間に真琴とジョニーがエラとオリンピアを丸めこんで3カウント。1対1のイーブンとした。

 3本目、真琴がエラにかかと落とし、メイがお転婆ダッシュからのダイビングフットスタンプと続く。

 さらに真琴がスピアーを決め、さらに坂井もオリンピアにドロップキックで場外転落させる。そしてエプロンからメイがプランチャ、ジョニー、エラと場外ダイブが続く中、7選手がリング下に落ちたところでオリンピアがスワンダイブ式のトルニージョを慣行。勢いに乗ったメキシコ軍はリングの戻った坂井にオリンピアがボディプレス、メタリカがロビーにスワントーンボムを落として3カウント。メイ&坂井が3戦目にして初の黒星となった。

■10月22日 アレナメヒコ 
▽6人タッグ時間無制限3本勝負
メタリカ&アンドロメダ&エラ&オリンピア(2-1)真琴&駿河メイ&坂井澄江&ジョニー・ロビー
※キャプテンは坂井とメタリカ

試合後のバックステージコメント
坂井「悔しー、負けた。勝ち、勝ち、負け、あとは毎日勝ちで行こうね」

メイ「そうですね、でも負けましたけど、2対1なので、全部のスコアは。今日負けましたけど、また明日、プエブラで勝ちたいと思います」

真琴「9年ぶりのCMLLのリングめちゃめちゃ硬くて自分が技をやってるので、ダメージを食らいました。だからCMLLの選手はみんな強いんですね、でもこれで今後の対策は考えることができるので、今後に期待していてください」

 こう、3人がコメントしていたところに、この日、来墨したばかりのテッサ・ブランチャードがブースに姿を見せる。テッサは多国籍軍が力を合わせてメキシコ軍から勝つことを公約した。テッサの登場により、多国籍軍のメンバーがこの日をもって全員、メキシコに結集。その実力をいよいよ明日からのツアーで発揮する。明日、23日はアレナプエブラ大会、24日のアレナ・グアダラハラ大会と続き、27日は本番のグランプリを迎える。

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