【新日本】驚異のポテンシャルを披露したオレッグ!しかし盤石の王者ザックの壁突破ならず
新日本プロレスは10月24日(火) 、東京・後楽園ホールにて『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2023』~Road to POWER STRUGGLE ~第2戦を開催した。
『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2023』~Road to POWER STRUGGLE ~
日時:2023年10月24日(火) 17:30開場 18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,020人
第3試合ではNJPW WORLD認定TV王座戦が行われ、王者ザック・セイバーJr.に“驚異のルーキー”ボルチン・オレッグが挑戦。
オレッグは得意の投げ技を駆使しザックの撃破を果敢に試みるも、千両役者の王者はこれをしのぎ切り、最後は一瞬のスキを見逃さず腕ひしぎ逆十字でオレッグを締め上げタップを奪った。
<試合結果>
▼第3試合 15分1本勝負
NJPW WORLD認定TV選手権試合
<初代チャンピオン>
ザック・セイバーJr. 〇
vs
<チャレンジャー>
ボルチン・オレッグ ×
13分38秒 腕ひしぎ十字固め
※ザックが王座防衛に成功
■試合後バックステージコメント
ザック「『ボラット(カザフスタン人が主役の映画のタイトル)』の新しいショーの始まりだ! カザフスタン人、カザフスタン人のキラー。ボラットに間違いなく誰かが現れた。やつがオレにそうさせようとしたのには他に理由はない。謝罪するよ。やつはイギリス人だ。カザフスタン人を代表してお詫びしよう。素敵な国だよ。今まで一度もこんなことは言ったことがない。来週行ってみようかな。来週行ってやるよ。その口を引き裂いてやる。このくそったれ。オレッグ、ボラットについては本当に悪かった。カザフスタンは素晴らしい国だよ。オーマイゴッド! オマエとリングで一緒じゃ、オレを殺す気か? 地球上でオレと一緒に生きている。何だそれは? モンスターだ! (※日本語で)テ(手)! ヤバイヨ! オレノ、タブンオナジ。オナジサイズ。テ! アタラシイルール! (※英語に戻り)オレの頭より大きな手を持っているやつは誰であれ、このTV選手権にはチャレンジできん! 知ってるよ、知ってる。(※日本語で)(オレの)アタマハ、チッチャイネ。チッチャイ。
(※英語に戻り)オレの頭が小さいのは知ってる。だがバランスを取るためのルールが必要だろ。そうじゃなきゃ、宇宙はトラックから外れちまう。あの手は大きすぎる。スゴイネ、オレッグ。もちろん、オレたちはテッカ―について知っている。ヘビー級アマチュアレスリング世界大会のトップ5か何かなんだろう? このザックが世界レスリングチャンピオンをタップさせた。それだけこのオレがめちゃくちゃ凄いってことだ。ベリー・ビッグ・ボラット・テッカーズ。この役割は誰にもできない。同じのは好きじゃない。オーケー、聞けよ。ここ最近は、最高の数ヶ月だった。オレのプロレスラー人生の中で最も重要な大きな試合が2つあった。『レッスルドリーム』でのブライアン・ダニエルソン。『ロイヤルクエスト3』でのウィル・オスプレイ。オレのキャリアの中で最も大きな2つの試合だった。IWGP世界ヘビー級選手権への3回の挑戦を除いて。そしてオレにとって最も大きな負けだった。負けるのは最悪だ。違うことを言うやつは嘘つきかクソバカ野郎だ。負けることは酷いことだ。だがオレには、初代チャンピオンであるNJPW WORLD TV選手権がある。新日本プロレスの近代史だ。オレはこのチャンピオンシップに人生を注ぎ込んできた。だからこそ、オレは続けていくつもりだ。(※日本語になり)キョウ、ナンダ? 15? 14、15? 15? ウン。アト5カイ! 20カイホシイ! ゼッタイホシイ。ウン、カンタンヨ。デキル、デキル。Easy Peasy Squeezy! これを知ってるか?
日本語で何て言うかわからないな。なんて言うか調べなきゃな。(※カメラマンに向かって)一緒に学ぼうぜ。IWGP UK 王座を取りたかったな。 タダイマ! ザッキーはベルト2つ! まだ2本あるうちにザッキーのベルトを3つにするチャンスがあった。ということで、オーサカ、『POWER STRUGLE』。ボーイズたちは街に戻って来た。ボーイズたちは街に戻って来たぞ。大きなボーイズたちがやってくる。マイキー・ニコラスにシェイン・ヘイスト。あいつらと一緒にゴールドを取るときが遂に来た。オカダ、イシイ、タナハシ。やつらは良くやった。NEVER6人チャンピオンシップが再び意味のあるものになるよう良い仕事をしてきた。オレたちはそのベルトが本当に欲しい。TMDKにとって、悔しい1年だった。(TMDKの)頭文字は何の略だ? 誰かが考えるような失礼な意味じゃないぞ。『The Mighty Don’t Kneel、強者はくじけない』だ。オレたちは打ちのめされた。だがオレたちは立ち直る。チャンバワンバ。チャンバ血まみれワンバ。好きなんだろう? わかるよな。カセットテープを持ってるだろう。見てるぞ、オマエは好きなはずだ。ムカつくな。ムカつくぜ。ああ、できるかもしれない。サブミッションに名前をつけるかもな。とにかく、オレの余談だ。TMDK、TMDK、オレたちはまだ始まったばかりだ。ベジータ、あの生意気なチビ(フジタのこと)。それからボブ・ザ・カント(ロビーのこと)。やつらはスーパージュニアタッグチームで勝った。そしてまた、スーパージュニアタッグ王座決定戦だ。スーパージュニアタッグチームチャンピオンシップと呼ぼう。クールだろ? ザック・セイバーJr.、新日本ワールドチャンピオン。マイキー・ニコルスとシェイン・ヘイスト。NEVER6人タッグチャンピオン。TMDK、The Mighty Don’t Kneel!」
ボルチン「(※左腕を冷やしながら)お疲れ様です。本当にすいません。試合前に本当にみんな応援してくれて、いろいろな人にお世話になって。でも、本当にすいません、今日勝てなかったから。本当にみんなのおかげで凄い力になって、どんな強い選手でも絶対全力出して。今日はうまくいかなったけど、でもいつかザックさんに絶対勝ちます。もう本当にすいません。いろいろありがとうございました」
<写真提供:新日本プロレス>