「彼は真面目すぎる…」NOAHを背負ってきた3人が本音を激白! 新しい世界へ旅立つ”戦慄の蹴撃”中嶋勝彦へ厳しくも優しい贈る言葉!

プロレスリング・ノアは10月28日(金)福岡国際センター大会を最後に、NOAHを卒業する中嶋勝彦について丸藤正道、杉浦貴、潮崎豪にインタビューを行い、その模様をプロレスリング・ノア公式YouTubeにて公開した。

■公開動画:
「彼は真面目すぎる…」団体を背負ってきた3人が本音を激白!新しい世界へ旅立つ”戦慄の蹴撃”へ厳しくも優しい贈る言葉!
動画URL → https://youtu.be/iIwe7wKSOd0

【YouTube公開情報】「彼は真面目すぎる…」団体を背負ってきた3人が本音を激白!新しい世界へ旅立つ”戦慄の蹴撃”へ厳しくも優しい贈る言葉!

 10月28日(土)「ABEMA PRESENTS DEMOLITION STAGE 2023 IN FUKUOKA」福岡・福岡国際センター大会にて、プロレスリング・ノア最後の戦いを迎える中嶋勝彦について、その戦いの対戦相手となる丸藤正道、杉浦貴、そして最後のタッグパートナーとなる潮崎豪に話を聞いた。NOAHを退団する決断をした中嶋選手について、長年ともに戦ってきた三選手は一体何を思うのか。

【選手インタビュー】

▼丸藤正道インタビュー

——中嶋選手が退団することについていつ、どのような形で知ったのでしょうか?

丸藤「僕は彼がみんなに言うちょっと前に個人的に聞きました」

——お聞きになった時はどのように思いましたか?

丸藤「もちろん驚いた部分はありましたけど、彼っぽいなとも思いましたね」

——今後の中嶋選手はどのようになっていくと思いますか?

丸藤「どうでしょうね。まぁどこへ行っても通用するポテンシャルっていうのは持っていると思うし、彼の強い気持ちがあればNOAHを出て行ったとしても生き抜いていけるんじゃないですかね」

——丸藤選手から見て、中嶋選手の良いところと悪いところ、それぞれどう感じていますか?

丸藤「良いところも悪いところも俺的には一緒ですかね。真面目すぎる。真面目すぎるっていうのが悪い方向に働くっていう部分でいうと、もしかしたら考え方が一つの方向を見ちゃうとそっちに行きすぎちゃうとか。それも1つの真面目な部分であると思うので」

——そういった意味で言うと、今回の退団についてもう少し事前に話してほしかった、という思いはあるのでしょうか?

丸藤「いや、全然ないですよ。そういうものって勢いでやった方がいいと思うし。彼の中では多分、気持ちの段階っていうものを踏んでいたと思うし。それをいちいち周りの人間に早めに知らせて、一緒に自分の人生の階段を登っていってもらう必要なんてないと思うんで。全然いいんじゃないですか」

——では中嶋選手との印象に残っているエピソードなどがあれば教えてください。

丸藤「思い出はやっぱこう…あいつの痛い蹴りかな。痛いですね。見た通りです。俺はやっぱチョップでやり返すから、ちょっと分が悪いですよね、どう見ても。腕と脚なんで。そういった部分でもやり合っている中での彼の重みであったり痛みであったり、そういうのが思い出かな」

▼杉浦貴インタビュー

——杉浦選手から見て、中嶋勝彦という選手はどんな選手でしょうか?

杉浦「ある意味、純粋ですよね。純粋な子供がそのまま大人になった感じ。ただ悪い意味ではそこがちょっとまだ子供かなって思う時も、心配だなって思う時もあるし。もうちょっと真っすぐじゃなくて、色んな方向から物の見方をすればいいとかが、そっちの方が上手くいくのになって思うような。話をしていると」

——中嶋選手が退団することについていつ、どのような形で知ったのでしょうか?

杉浦「ちょっと2人っきりになるシーンがあって。病院の更衣室ですね。健康診断の日に。同じ日だったので。そこで”ちょっと話があるんですけど…”って言われて。その時ですね」

——その時には具体的な話などはされたのでしょうか?

杉浦「多少、具体的には聞いてますけど…」

——そのお話を聞いたときはどのように受け止めたのでしょうか?

杉浦「そういう考えを持っていたのか、っていうような。このままNOAHでやっていくんだろうなっていう感じだったので。”まだ外の世界をみてみたい”っていうことでね。そういう気持ちもあるんだっていう。正直びっくりな感じでしたね」

——中嶋選手の今後にはどのような事を期待しますか?

杉浦「彼が思い描く夢、世界を実現して欲しいなと思います」

▼潮崎豪インタビュー

——潮崎選手から見て、中嶋選手の良いところ、悪いところはどのようなところでしょうか?

潮崎「良いところとして、何にでも噛みついてく、何にでも挑戦する、そういう気持ちっていうのを感じますし、すごい横で見ていて“こういう考えを持っているんだ”っていう風にうらやましいと思う時もあります。勝さんが言っていたのは、(現在)35歳で今デビューして20年目。この節目というのをチャレンジしたいって言っていたので。そのチャレンジ精神っていうのは見習うべきところかなと思いますね。ただ割と無茶しがち。でもそれをあまり…ケガしているっていうのを見せないし。控室とかでは”あぁ~痛い、痛い、痛い”なんて冗談で言ったりはしますけれど。無茶することがダメっていうわけではないですけれど、次のステージでも割とケガをしてもそのままやるタイプの人なんでね。そういうのはちょっと心配です」

——中嶋選手が退団することについていつ、どのような形で知ったのでしょうか?

潮崎「NOAHを退団するっていう発表の1週間くらい前かな、あるバーに呼び出されまして。一緒に飲むのかな、とかただの食事会かなっていうつもりで行ったんですけど、そしたら”ちょっと話があるんですけれど…”というのでそのことを聞いて。複雑ではありましたしAXIZこれからっていう時だったと思うので。まぁショックはショックでしたけど、正直自分の中でも…NOAHだけじゃなくて違うリングの中嶋勝彦を見たいなって気持ちにもなりましたし、おっ!っていう楽しみ。面白くなるんじゃない?っていう気持ちが大きかったっていうのはありますね」

——中嶋選手と組む、もしくは戦った中で特に印象に残っている試合はどの試合でしょうか?

潮崎「初めて対戦したのがやっぱり自分の中で印象に残っていますね。自分が小橋さんと組んで、勝さんは佐々木健介さんと組んで。武道館でやった試合なんですけど、蹴りも強かったし何でも技が正確でね。的確な技ばっかりだったんでね。一つ一つが”痛い”、”苦しい”というのを思っていました。でも同じキャリアの人間として2人とも師匠と組んでの試合だったので。より下手できない、負けれない、”意地”の一言だけの試合でした」

——ちなみにですが、今日(インタビュー日)はネクタイをされてフォーマルな格好をされていますが…

潮崎「そうですね。AXIZのネクタイを…。これを作った時にどこか会見でお互い揃えて出ましょうねっていう、この間会見があったんですけど俺がそれをすっかり忘れていて。AXIZのシャツで来てしまって。ちょっと会場で責められました(笑)」

——そのAXIZのネクタイは今回で見納めとなってしまうのでしょうか?

潮崎「分からないですよ?でも勝さんがAXIZは不滅だって言っていたのでね。その気持ちはうれしいし、その気持ちで俺もいきたいなと。勝さんが完全に退団してしまって、リング上で会う時は組むのか対戦するのか分からないですけど、心にAXIZをもって向かい合いたい、隣に立ちたい、そういう気持ちです」

▼中嶋勝彦へのメッセージ

丸藤正道「君の思う通り自由に生きていってほしいと思うし、まぁでもその前にしっかりリングで、最後かわからないけどプロレスで会話しましょう」

杉浦貴「自分の夢があって、彼も年齢的に外に挑戦するのは”最後だと思っています”と言っていたんでね。悔いのないように自分の思い描いた世界で、夢を求めて頑張ってください」

潮崎豪「いろいろと言う事は無いんですけど、勝さん、AXIZは不滅です」

「ABEMA presents DEMOLITION STAGE 2023 in FUKUOKA」
・日時:2023年10月28日(土)14時30分開場/16時00分開始
・場所:福岡・福岡国際センター
・配信情報:
ABEMAでの視聴はこちら https://abema.app/Fgo1
 WRESTLE UNIVERSE(英語実況)はこちら
https://www.wrestle-universe.com/ja/lives/9s9yoPW2r3cgZX6rGtZvZo

【全対戦カード】

<第8試合 メインイベント・GHCヘビー級選手権>
(王者)ジェイク・リー VS 拳王(挑戦者)
※第42代王者の5度目の防衛戦となります。

<第7試合・GHCナショナル選手権>
(王者)イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. VS ジャック・モリス(挑戦者)
※第9代王者の7度目の防衛戦となります。

<第6試合・GHCジュニアヘビー級タッグ選手権>
(王者)ドラゴン・ベイン アルファ・ウルフ VS YO-HEY タダスケ(挑戦者)
※第58代王者組の初防衛戦となります。

<第5試合・タッグマッチ・中嶋勝彦NOAHラストマッチ>
潮崎豪 中嶋勝彦 VS 丸藤正道 杉浦貴

<第4試合・タッグマッチ>
HAYATA Eita VS ダガ 小川良成

<第3試合・6人タッグマッチ>
マサ北宮 征矢学 稲葉大樹 VS 鈴木秀樹 サクソン・ハックスリー 谷口周平

<第2試合・タッグマッチ>
アンソニー・グリーン LJ・クリアリー VS 清宮海斗 大岩陵平

<第1試合・10人タッグマッチ>
近藤修司 吉岡世起 ニンジャ・マック アレハンドロ TERRY YAKI VS 小峠篤司 Hi69 大原はじめ エクストリーム・タイガー 宮脇純太

<ダークマッチ・6人タッグマッチ>
齋藤彰俊 スタリオン・ロジャース 藤村加偉 VS モハメド ヨネ 小澤大嗣 大和田侑

<写真提供:プロレスリング・ノア>

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