【DDT】シャーデンフロイデがサウナカミーナからKO-D10人タッグ王座を奪取！「クリスが帰ってくるまで、このベルトを守り抜く」

　DDTプロレスが1月5日、東京・新宿FACEで「Sweet Dreams！2024 TOUR in SHINJUKU」を開催した。クリス・ブルックスをリーダー格とするシャーデンフロイデ・インターナショナルがサウナカミーナからKO-D10人タッグ王座を奪い、ユニット結成から2ヵ月で初のベルトを手にした。

　シャーデンフロイデはクリス、高梨将弘、アントーニオ本多、正田壮史の4人にメカマミーを助っ人として、同王座への挑戦を表明し、1・5新宿での挑戦が決まった。元来の王者は上野勇希＆MAO＆勝俣瞬馬＆小嶋斗偉＆青木真也だが、総合格闘技の試合を控える青木が出場を辞退。同王座の「王者組は5選手のうちリーダーを含む3選手以上のメンバーが出場すれば、他のメンバーを変更し防衛戦を行うことが可能」との規定に則り、ヨシヒコが代わりに入った。そして、王者組のMAO、挑戦者組のクリスが体調不良で出場できなくなり、MAOの代わりに夢虹、クリスの代わりに植木嵩行が代替参戦で決戦を迎えた。

　上野と正田がバチバチの攻防を繰り広げれば、植木は小嶋の顔を胸毛にこすりつける。

　勝俣、小嶋がトペ・コンヒーロをぶっ放せば、ヨシヒコと夢虹も場外ダイブ。

　夢虹とヨシヒコは同時に輪廻転生を繰り出した。

　負けじと本多もトペを発射。上野と小嶋が本多にMy MADMAXを敢行。

　勝俣が本多にととのえスプラッシュを見舞うも自爆。すかさず本多がジャパニーズ・レッグロール・クラッチで勝俣を固めて3カウントを奪取した。

　締めのマイクを託された本多は「クリスが帰ってくるまで、このベルトを守り抜いて、永遠に守り続けます！」と勝ちどきを挙げた。

　バックステージで本多は「みんなのおかげでベルトを獲ることができました。チャンピオンになっただけではなく、解散も免れました。このままの勢いで突っ走っていくぞ。次、誰でも来い！　かかってこいよ」と意気上がった。

　サウナカミーナの上野は「1年半前に獲って初めての防衛戦。青木さんとMAOさんが来れなかったけど、夢虹とヨシヒコが来てくれて。今日はシャーデンフロイデの気合がまさったということでしょうか。この5人でもう1回挑戦してもいいし、青木さん、MAOさんと、サウナカミーナ1号店、2号店でもまたやるから。獲りましょう。ベルト磨いて待ってろ」とリベンジを期した。

【大会名】Sweet Dreams！2024 TOUR in SHINJUKU
【日時】2024年1月5日（金）
【会場】東京・新宿FACE
【観衆】225人

▼オープニングマッチ　30分一本勝負
○高尾蒼馬＆須見和馬　vs　樋口和貞＆イルシオン●
7分40秒　エビ固め
※パーフェクトドライバー

▼第二試合　EruptionvsD・O・A！　30分一本勝負
坂口征夫＆○岡谷英樹　vs　男色ディーノ＆大石真翔●
11分1秒　変形ドラゴンスリーパー

▼第三試合　スペシャル6人タッグマッチ　30分一本勝負
秋山準＆ヨシ・タツ＆○納谷幸男　vs　彰人＆飯野雄貴＆瑠希也●
11分24秒　逆エビ固め

▼第四試合　DISASTER BOXファイナルマッチ　30分一本勝負
○HARASHIMA　vs　大鷲透　vs　平田一喜●
20分22秒　片エビ固め
※蒼魔刀

▼セミファイナル　BURNINGvsDAMNATION T.A！　30分一本勝負
遠藤哲哉＆●岡田佑介　vs　佐々木大輔○＆KANON
11分1秒　クロス・フェースロック

▼メインイベント　KO-D10人タッグ選手権試合　60分一本勝負
＜王者組＞上野勇希＆●勝俣瞬馬＆小嶋斗偉＆夢虹＆ヨシヒコ　vs　高梨将弘＆アントーニオ本多○＆植木嵩行＆正田壮史＆メカマミー＜挑戦者組＞
23分57秒　足折り固め
※上野組が初防衛に失敗、高梨組が第9代王者組となる。

〈写真提供：DDTプロレスリング〉

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