【DDT】竹下幸之介が佐々木大輔を破りKO-D無差別級王座を奪取!竹下「団体内でやっててもおもろないでしょ、他団体の選手とこのベルトを懸けてDDTを守っていきたいと思っています」<2.17両国大会>

DDTプロレスリングは17日、東京・両国国技館にて『Judgement2019〜DDT旗揚げ22周年記念大会〜』を開催した。

メインイベントではKO-D無差別級選手権試合<王者>佐々木大輔vs<挑戦者=D王 GRAND PRIX 2019優勝者>竹下幸之介が行われ、竹下が佐々木の猛攻を耐え抜きクロスアーム式ジャーマンスープレックス・ホールドで佐々木大輔を破り王座を奪取した。

試合後に竹下は「約1年ぶりにこの両国のメインの最後に立っている人間に選ばれました。この1年、怪我もあって、凄く悔しい思いもたくさんしましたけど(ALL OUTのメンバーをリングに呼び込む)、このALL OUTのメンバーの支えもあって、もう一度チャンピオンになることができたと思っています。」と感謝を述べ、続けて「次にチャンピンになったら言おうと思ってました。両国であえて言うことじゃないかもしれませんけど、僕はこのベルトのタイトルマッチの価値をもっともっと上げて、いろんな人に見てもらいたい。だから、このベルトのタイトルマッチ、地方でも絶対やってみせますんで、期待しててください。そして団体内でやっててもおもろないでしょ? 他団体の選手とこのベルトを懸けて、DDTを守っていきたいと思っていますんで、これからもよろしくお願いします」他団体選手との防衛戦を示唆した。

RAGE presents KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負
<王者>●佐々木大輔
vs
<挑戦者=D王 GRAND PRIX 2019優勝者>竹下幸之介○
32分8秒 クロスアーム式ジャーマンスープレックス・ホールド
※佐々木が2度目の防衛に失敗、竹下が第69代王者となる。

バックステージでのコメント

竹下「僕は煽りV見ましたけど、佐々木大輔が入場前に言ってたじゃないですか。このベルトは強いから巻けるんじゃない。ベルトに選ばれた者が巻くって、佐々木大輔本人が言ってたでしょ。だから、今日に限ってはこのベルトに選ばれたのが竹下幸之介、僕だったんじゃないでしょうか。本当にそれに尽きると思います」

――過去の試合と比べても、激しい攻防の試合となったが振返ってみて

竹下「竹下幸之介対佐々木大輔。これはもしかすると、DDTの1つの看板カードなのかもしれないし、竹下対遠藤、これも間違いなくトップバリューのカードじゃないですか。今、凄く上がってきているのは、例えば竹下対ベイリー、これもずっと注目されているカードです。前回の両国も僕はメインに立てなかったですけど、竹下対CIMA、これを観に来たお客さんはいっぱいいると思います。つまり何が言いたいかと言うと、竹下幸之介がいてのDDT。僕が中心にいるんじゃなくて、僕がトップにいる。もう今回の両国でこのベルトを獲って、僕の今まであった自信とか、そういうことじゃなくなったように、自分ではそんな気がしています。もう負ける瞬間がないです。その瞬間がないんで。今日もつらい戦いでした。しんどい戦いでした。でも、負けると思った瞬間は一度もなかったです」

――だから他団体に目を向ける

竹下「僕は自信を持ってDDTの頂点だと言えます。なので、僕が他団体の選手とやって、僕がフォールを取られて、ギブアップをして負けるようなことがあれば、それはDDTの負けだと本当に思ってもらっていいです。そこまで自信があるから、そこまで言えるから、僕はこのベルトを懸けて、いろんな選手と対戦していきたいと思っています。もちろんALL OUTとして、このベルト(KO-D6人タッグ)も持っているんで。6人タッグのベルトもいろんな選手とやっていきたいと思います。やっぱりDDT僕は昨日のマッスルも見てましたけど、やっぱりサプライズがないと面白くないと思うんで。面白いことをドンドンやっていきたいと思います。なぜならチャンピオンなんで、それを言う権利があると思います」

――今日は久々にバイオニックエルボーを出したが、昨日の試合(マッスル)に触発された部分もあった?

竹下「ぶっちゃけありましたね。悔しいですけど。別に対抗しようとかじゃなくて、完全にきつい場面で出たんで、確実に触発されての、昨日のインスパイアがあってのバイオニックエルボーだったと思います。まあ、竹下幸之介対佐々木大輔を語る上で、アントーニオ本多、そしてトランザム☆ヒロシ、これは外せないんで」

――地方でタイトルマッチという話もありましたが

竹下「はい。もちろん6人タッグのベルトも地方でやってますし、このベルトもいろんな人に見てもらいたいですけど、やっぱりKO-D無差別のベルトを。後楽園でももちろんいいですよ。両国でももちろんメインイベントはKO-D無差別でしょう。けど、これだけAbemaTVとかDDTユニバースでたくさんの人に見てもらって、両国に来れない人がたくさん見ていると思うんですよ。そういう人にも生でタイトルマッチというのを届けたい。僕は今回チャンピオンになったらそれを言おうと、会社に希望を出そうと個人的には思ってました」

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