【OZアカデミー】尾崎魔弓が志田光を破り、無差別級新王者に!尾崎「ベルトって獲ったらこんなに嬉しかったっけって久々に思っちゃったよ」
14日、OZアカデミー女子プロレスは東京・後楽園ホールにて『It is the dawn of the era』を開催した。
メインで行われた~The Wizard of OZ~OZアカデミー認定無差別級選手権試合では志田の持つベルトに、次期挑戦者決定マジテントーナメントを優勝した尾崎魔弓が挑戦。
尾崎は、大会前のインタビューにて「あいつをけちょんけちょんに、心身ともに落ち込ませてやろうかと考えている。(私が)勝って、あいつが負けて落ち込むだけでなく、もっと精神的に追い詰めたいね」と語っていた。
試合は志田の竹刀と尾崎のチェーンの攻防や、正危軍を壊滅させると宣言していた志田が孤軍奮闘に朱里が助っ人介入など一進一退の展開の中、志田が掟破りのレッドミストからの魂のスリーカウントで追い込んだところを尾崎が見事に切り返し、カウント3を奪った。
試合後にはタッグのベルトを防衛した獣友の米山&松本に、雪妃&安納と次回防衛戦を決めてやったと社長権限で5.12新宿FACE大会でのタイトルマッチが決定した。
バックステージでのコメント
――シングルのベルトを獲りましたが。
尾崎「シングルチャンピオンの尾崎魔弓です。いえ~!(雪妃と安納が)次でチャンピオンになってもらえば、正規軍でタッグもシングルもチャンピオンだね。桜花が可愛そうだからなんか作ろうか。でも桜花社長だからね。さっき50歳のチャンピオンって初じゃないかって言われたけどいるでしょ、いるんじゃない。シングルで50歳のチャンピオン。でも志田から獲りたかったベルトだから凄く嬉しい、素直に、うん。ベルトって獲ったらこんなに嬉しかったっけって久々に思っちゃったよ。」
――7年ぶりの王者となるが
尾崎「凄いねぇ、7年ぶりのベルトっていうのも凄いけど(笑)」
――意外と獲るまでが長かったが
尾崎「いいところで負けちゃってたりさ。去年、世志琥とやったときも負けたりね。でもなんかちょうど志田がアメリカ行くという話がほんの数日前だったから、なんか余計に火が付いたかな。このベルトを持ったまんまアメリカにおいしい思いして行かせるかって。OZのベルトを向こうに持っていかれちゃ困るっていうのもある。なんかすごい偶然が重なったかなと。もしかしてこのアメリカ行きの話がなかったら、危うかったかもしれないけどね。まあ志田を立てて言ってあげれば。どっちしにしても私が勝ったけどね。でも起爆剤になったかな私の中で」
――正規軍を壊滅させると志田選手が言っていたがそれについては
尾崎「そんなこと言ってたっけ?忘れちゃった(笑)」
――先月の新宿FACE大会で
尾崎「ああ~、どうだろうね?このベルト落として悔しそうでさ、面白かった、嬉しかった、楽しかった~あの志田の悔しい顔を見るのが。あんなの初めて見た。でもさ、そんなこと言ったって、アイツには正危軍を壊滅させられないし、頭は半分アメリカに行っちゃってるんだから、そんなヤツにさ、正危軍なくせるわけないじゃん」
――今日は正危軍3人と通常より少なめでしたが
尾崎「まあ、誤解してもらっちゃ困るけど、ポリスも桜花もいなくても私は勝てるの。勝てるの。嫌がらせなのこれは、楽しいじゃん。みんなが嫌がることやるの。私たちは正危軍は一人一人になっても強いの」
――志田選手にやられると思う場面もあったが、一瞬の逆転劇は長年のキャリアですか
尾崎「なんかね、昔から小っちゃかったじゃん、新人の頃から。けっこう逆転技が得意だったんだよ、昔はね。今ちょっとこんないい体型になっちゃったけどさ(笑)元は小っちゃくて逆転技が得意な尾崎魔弓だったの。だからどっかでなごりがあるわけよ。なごりって自分で言っちゃダメだけど(笑)」
――身体が覚えてる
尾崎「そうそう。逆転が好きでホントは。元々強いタイプじゃないから。身体が覚えてるんだね」
――10年ぐらい前に50になって現役やってないと言っていたが、チャンピオンになって気分は
「ちょくちょく歳のことを言うけどホントだよね。自慢したいのよ。若い子たち、ババア、ババア言うけど、じゃあオマらが50歳になったときに果たしてプロレスやってるか、やっていたとしても私みたいに動けるかって話でしょ。歳とって動かなかったら60でも70でもできるよ、私だって受け身とらなかったりしたらさ。だけどね、ねえ、ちょっとやっぱり投げられる数は多いし、受け身の数は悪いけどこの歳の中ではすげえ投げられてると思うよ。じゃあアナタたちその時にできますかって話よ。それを考えてからババアって言えって感じ。他のババアと一緒にされたら嫌だね、困るよ(笑)。ハッキリ言って、悪いけど。他のババアと一緒にすんな。私は動けるババアだよ(笑)技も受けれるババアだよ」