【新日本】矢野vsEVILのG1はギネス記録級の急所攻撃合戦に!矢野「やられたらやり返す、二人まとめて千倍返しだぁー!」9.29 G1 CLIMAX 30 Bブロック in 後楽園

コーナーマット外し祭りに金的攻撃祭りだ!
29日、新日本プロレスはG1 CLIMAX30 Bブロックを後楽園ホールで開催。矢野通とEVILというローブローを得意とするもの同士がぶつかり合った。
 
レック Presents G1 CLIMAX 30
日時:2020年9月29日(火) 17:30開場 18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:696人
 
YOSHI-HASHIをローブローからのEVILで破っているキングオブダークネスEVILと開幕2連勝の矢野通との試合。
試合開始前から「2人いるじゃねーか」とディック東郷のセコンドに文句を言う矢野通。
試合が始まると矢野は早速のコーナーポスト外し。負けじとEVILもコーナーマットをはがすも矢野のスピードにはかなわず。先にコーナーマットを外した矢野がEVILをコーナーマットでなぐる。
 
調子に乗った矢野は残り3つのコーナーマットも全てはがしてしまいリング上は早くも無法地帯に。しかし場外のディック東郷に矢野が気をとられている隙に背後からEVILにコーナーマットで殴り返されて場外に。
 
場外に出るやディック東郷からストンピング攻撃を受ける矢野。
 
しかし矢野は鉄柵にディック東郷を叩きつけると、リング下からテーピングを取り出しディック東郷をぐるぐる巻きに拘束。
 
次に近づいてきたEVILも同様に鉄柵に打ち付けると違うリング下からまたもテーピングを見つけ
「見とけよオマエラー」といってEVILをぐるぐる巻きにしようとする。
 
しかしこれを切り返したEVILは逆に矢野を縛り付けようとする。矢野はサミングして先にリングに戻る。
 
場外カウントギリギリでリングに戻った両者。今度はEVILが矢野の前蹴りをキャッチし、レフェリーにこれをパス。その隙に矢野のどてっぱらにサイドキック。
 
さらにコーナーパットを外した4方向に矢野を打ち付けていく。これに矢野は「やめてくれー」と叫ぶ。
 
つかみ合い投げ合いの攻防から再度、EVILがコーナーに矢野を投げつけると矢野は「もう当たんないもんねー」とコーナーに飛びついてこれを回避。
逆に飛び込んできたEVILをむき出しのコーナーにぶつけさせる。
 
矢野「やられたらやり返す、千倍返しだー」と半沢直樹の名文句で勝ち誇る矢野。調子に乗ってまたもむき出しのコーナーにEVILを投げつけるも外したコーナーパットをディック東郷が、見事なタイミングで設置しEVILは激突を回避。逆にその反動で投げつけた矢野にラリアット。
 
フィッシャーマンバスターで矢野を投げつけるEVIL。起き上がった矢野は急所蹴りを狙うもEVILにかわされる。さらに「テメー」と叫びながらローブローを狙うもこれをEVILにキャッチされてしまう。
 
レフェリーがディック東郷に気を取られる隙にサミングで矢野の顔をかきむしったEVILは逆に矢野にローブローを敢行。矢野は得意の急所打ちを喰らって悶絶。必勝パターンに入ったEVILはフィニッシュホールドのEVILをかけにいくが、これをかわした矢野はコーナーにいるレフェリーに向けてEVILを投げつける。激突はしなかったもののコーナーのレフェリー手前で食い止まったEVILに電光石火の急所打ち炸裂。
 
しかしその刹那、背後からしのびよるディック東郷が矢野通にローブロー、さらにスポイラーチョーカーで首を絞めに行く。
 
これを矢野は急所蹴りで回避。向かってきたEVILに弱ったディック東郷をぶつけて2人まとめてローブロー。
 
悶絶するEVILを丸め込み3カウントを奪って見せた。
 
 
▼第5試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 30」Bブロック公式戦
〇矢野通 vs EVIL✖
(3勝=6点) (1勝2敗=2点)
4分33秒  横入り式エビ固め
 
 
リング上の2人と場外に飛び出したディック東郷の全員が股間を抑えているという地獄絵図…実に8回急所攻撃が試みられ、そのうち6発が実際に股間にヒットするという珍記録の試合で矢野通がG1CLIMAX 3連勝を飾った。
 
<バックステージ>

矢野「悪事や不正は徹底的に暴〜く! 徹底的にだ! やられたらやり返す、二人まとめて千倍返しだぁー!!」

※EVILはノーコメント

(写真提供:新日本プロレス)

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