【WAVE】団体の期待を背負い、田中きずな&炎華に試練のチャレンジマッチ!AEW志田光&DDT赤井沙希戦を前に胸中を告白
②『CATCH THE WAVE2023』に出場してみて
――そして『CATCH THE WAVE 2023』お二人は初出場しました。きずな選手が1分け3敗という戦績でした。実際、リーグ戦に初めて出て戦ってみた感想はいかがでしょうか。
田中 CATCH THE WAVEというのは本当に自分の中で夢の舞台でした。小さい頃からずっとWAVEが大好きで、まず今WAVEにいられることが本当に夢の中のような感じです。その中でデビューしてまだ数カ月なのにCATCH THE WAVEに出場させていただく大きなチャンスをいただいて、最初に聞いた時は「昔から憧れていたCATCH THE WAVEに出られるんだ」という嬉しさが大きかったです。けれども、実際にCATCH THE WAVEで公式戦が始まって結果もなかなか残せずいろいろと考えたときに、「今までは憧れる側だったけれども、これからは自分が夢を与えられる側にならなきゃいけないんだ」と強く思って、すごく自分の中で意識が変わったというかプラスになりました。そう思えたのは最後の一戦でした。そのラストの一戦が大空ちえさんで、やはりヤングブロックの中で一番の強敵だったと思いますし、私が勝つと思っていた人はきっと誰もいなかったと思いますけれども、私は「絶対勝つ」という気持ちで行きました。結果は引き分けで、勝つことはできなかったんですけれども、今度POP(PURE‐J 7.30新木場)の挑戦者に指名していただけたので、そこではリベンジしたいと思っています。
――その部分ではしっかりと出た意義はつかみましたね。
田中 はい。
――そして炎華選手は1勝1分け2敗という戦績でしたが、実際出てみていかがでしたか。
炎華 自分もずっと昔からWAVEが大好きで、自分がプロレスラーになりたいと思った日も、CATCH THE WAVEの決勝戦の日でしたので、デビューして1カ月ぐらいでCATCH THE WAVEに出させていただけるのはすごく光栄で嬉しかったです。今回、きずなは最後決勝とバトルロイヤルも残ってPOPにも選ばれました。でも自分は最後もバトルロイヤルも最初に負けて、しかも成績も1勝1分2敗というすごく悔しい結果に終わってしまいました。本当に悔しい気持ちでいっぱいで、来年ももし出場できた場合にはもっといい成績が残せるようにしたいです。CATCHのためだけではないですけれども、今回のCATCH THE WAVEで改めて今、自分はほとんど何も持っていない状態なのだと感じたので、もっと努力しなくてはいけないと思ったリーグ戦でした。
――お二人の発言を聞いていると、やはり学びが多かったのだろうと客観的に思いました。シングルの総当りのような形になると、1人1人の技量が試されるので、甲乙つけられる部分もあると思います。やはり非常に学びが多かった今大会のリーグ戦、そしてこの後誰が優勝するのかというところも楽しみではありますよね。
2人 はい。
③CATCH THE WAVE20232人が優勝すると思うのは?
■CATCH THE WAVE 2023決勝トーナメント〜準決勝〜(時間無制限1本勝負)
宮崎有妃 vs 朱崇花
■CATCH THE WAVE 2023決勝トーナメント〜準決勝〜(時間無制限1本勝負)
SAKI vs 青木いつ希
――そしてお二人は誰が優勝すると思われますか。
田中 宮崎さんに勝ってほしいです。優勝すると思いますし、宮崎さんを全力で応援します。
――炎華選手は?
炎華 自分も宮崎さんです。宮崎さんは、自分がファン時代から見てた時も本当にかっこよくて強くて、自分の中で勝手に「宮崎さんは無敵だ!」って思っていますので。
田中 「最強!」って思っています。
――本当に頑丈ですよね。
炎華 宮崎さんに優勝していただきたいです。
――お二人とも宮崎さんを推しているんですね。
2人 はい。
――もちろんWAVEの選手だというところはありますけれども、普段、宮崎選手との関わり合いみたいなものはいかがですか。
炎華 練習でも厳しくすごく細かいところまで一から教えてくださっていて、すごく感謝の気持ちでいっぱいです。
田中 私もすごく運動神経も悪くて覚えも遅いので、宮崎さんに限らずなんですけれども、すごく申し訳ないという気持ちになるんですけれども、WAVEの先輩は本当に皆さん丁寧にできるようになるまでしっかり教えてくださって、本当に感謝でいっぱいです。私の中で、「強い=宮崎さん」ですので、もう「最強!」と感じです。
――本当にタフで男性選手とやっても本当に壊れないですし、葛西純選手のことをもうすごくリスペクトされていらっしゃいます。お二人が憧れる強い女性レスラーなんですね。
2人 はい。
――宮崎選手も対峙する朱崇花選手も強敵です。その後もSAKI選手と青木選手がどういう風な形になるのかまだ分からないですけれども、優勝の栄冠が誰の手になるのか。お二人は宮崎選手が絶対優勝してくれると。
2人 はい。
――優勝の暁には何かお祝いしてあげてくださいね。
2人 はい。
――今、約束いただきました。
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