【東京女子】愛野ユキ、渡辺未詩に肉迫も無念の1回戦敗退「これを全部私の強さに変える」

東京女子プロレス、真夏のシングル・トーナメント「第10回東京プリンセスカップ」3日目が17日、東京・両国KFCホールで開催。先日の大田区総合体育館大会で辰巳リカの持つインターナショナル・プリンセス王座に挑戦するなど勢いを見せてきた愛野ユキが急ブレーキ。渡辺未詩に敗退し1回戦で姿を消した。


※試合が終わればノーサイドも悔しさは隠せない愛野(右)

この日の愛野の気迫は凄まじく、フルネルソンをコーナーで潰されても離さず愛と炎のフルネルソンに移行して絞めあげ、終盤のショルダーアタック、エルボーの打ち合いも互角に渡り合う。


※愛野は愛と炎のフルネルソンで渡辺を絞めあげる

しかし、ヴィーナスDDTもブルドッキングヘッドロックでも勝負を決められず。


※エルボーの打ち合いで真っ向勝負の渡辺と愛野

渡辺のダブルスレッジハンマー連打からレーザービームも耐えてみせ、ショルダーアタックからUBVを決めようとしたが、ここで渡辺に抱えあげられティアドロップでフォール負けを喫した。

コメントスペースで座り込むや「悔しいです。未詩とたくさん闘ってきたからこそ、ホントに悔しいんですよ。いま自分自身の勢いみたいなものを感じてたし、何を食らっても絶対耐えきって勝つって思ってたんですけど、いっつもこういう勝負どころで決められなくて。そういう部分の未詩の強さを痛感しました」と唇をかんだ愛野。大田区総合体育館で初のシングルタイトル戴冠を逃し、トーナメントも昨年に続き1回戦敗退。「これを全部、私の強さに変えます。みんなの期待に応えられなくて苦しいんですけど、みんながいるから頑張れてます。みんながいるから私は何度でも頑張れてるので、私の炎は消えてないです」と前を向いた。

【大会名】東京プリンセスカップ
【日時】2023年7月17日
【会場】東京・両国KFCホール
【観衆】202人

▼オープニングマッチ 15分一本勝負
○鈴芽 vs 風城ハル●
6分14秒 片エビ固め
※ミカヅキ流星群

▼第二試合 20分一本勝負
ハイパーミサヲ&●鈴木志乃 vs らく○&原宿ぽむ
9分30秒 片エビ固め
※ドクターイエロー

▼第三試合 20分一本勝負
○瑞希&桐生真弥&猫はるな vs 遠藤有栖&HIMAWARI&大久保琉那●
11分4秒 フェースロック

▼第四試合 20分一本勝負
辰巳リカ&乃蒼ヒカリ&宮本もか&●鳥喰かや vs 山下実優○&中島翔子&上原わかな&凍雅
13分29秒 片エビ固め
※アティテュード・アジャストメント

▼セミファイナル トーナメント1回戦 時間無制限一本勝負
○上福ゆき vs 角田奈穂●
9分56秒 片エビ固め
※フェイマサー

▼メインイベント トーナメント1回戦 時間無制限一本勝負
●愛野ユキ vs 渡辺未詩○
15分10秒 体固め
※ティアドロップ

〈写真提供:東京女子プロレス〉

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