【DDT】遠藤哲哉が女性マネジャーの濃厚キスに幻惑されUNIVERSAL王座陥落！新王者マット・カルドナに伊藤麻希が9・24後楽園で挑戦

　DDTプロレスが7月23日、東京・両国国技館で真夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2023」を開催した。DDT UNIVERSAL王者の遠藤哲哉が、挑戦者の元WWEマット・カルドナ（旧名＝ザック・ライダー）の女性マネジャー、ステフ・デ・ランダーの濃厚なキスに惑わされ王座から陥落。同王座は2020年2月の創設以来、初めて海外に流出した。

©DDTプロレスリング

　序盤からカルドナはのらりくらりで、遠藤はなかなかペースをつかめず。それでも遠藤はトップロープ超えプランチャから滞空時間の長いブレーンバスターを繰り出すも、要所要所でステフが介入。カルドナがベルトを持ち出すと、レフェリーを突き飛ばして、遠藤を殴打しようとするもステフに誤爆。

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　チャンスと見た遠藤はオーバーヘッドキックから、旋回式ト―チャーラックボムもカウントは2。ならばとトップロープに上がり、必殺のバーニングスター・プレスを狙うも、リングインしたステフが命乞い。

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　これに惑わされた遠藤がロープから降りると、ステフがキスを3回。

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　さらに遠藤の股間を蹴り上げると、すかさずカルドナがレディオサイレンスを食らわせて3カウントを奪取した。

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　してやったりのカルドナとステフだったが、試合後、ビジョンに伊藤麻希（東京女子プロレス）のライブ映像が流れ、「WRESTLE UNIVERSEで見てたけど、カルドナ、UNIVERSALのベルト獲ったっぽいな。伊藤が挑戦してやるよ。オマエのこと大嫌いだからな。伊藤がオマエからベルトを剥がし取って血まみれにしてやる」と挑戦表明。伊藤はGCWでカルドナと因縁浅からぬ関係で、性別の垣根を越えアピール。大会終了後、伊藤が9月24日の後楽園ホール大会で挑戦することが発表された。

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　バックステージでカルドナは「みんな私たちを見下していた。私たちを証明するために日本に来た。いつWWEに戻る？　いつAEWに戻る？　行かない。世界を制圧するためにここに来た。豪州、英国、米国を制圧した。今回、日本を制圧した。

イトウマキ、オマエが私に勝てるわけがない。1分でもリング上で耐えてみろ。エンドー、私の試合を見たか？　見てないでしょ？　ステフの介入で負けたんだ。エンドーはバカ。私たちはUNIVERSALのベルトを持って行く」と勝ち誇った。

　遠藤は「すべて失った。でもステフの唇だけは奪った。何やってんだろうな？　土井成樹からベルト獲って、MAOに防衛して、次は世界だ。情けねぇよ。次、伊藤麻希？　どっちが勝つか分からない。仮にカルドナが防衛したとしよう。俺がリベンジして、DDTにUNIVERSALのベルトを取り戻す」とうなだれていた。

【大会名】WRESTLE PETER PAN 2023
【日時】2023年7月23日
【会場】東京・両国国技館
【観衆】3465人（満員）

▼オープニングマッチ　30分一本勝負
○正田壮史　vs　須見和馬●
6分48秒　片エビ固め
※正田のチカラKOBUムキムキ

▼第二試合　30分一本勝負
高木三四郎＆○川松真一朗＆夢虹　vs　高梨将弘＆小嶋斗偉＆瑠希也●
8分30秒　体固め
※下町ロケット

▼第三試合　3WAY6人タッグマッチ　30分一本勝負
土井成樹＆大鷲透＆平田一喜　vs　藤田ミノル＆MJポー＆○KANON　vs　鈴木鼓太郎＆岡田佑介＆高鹿佑也●
11分45秒　片エビ固め
※ベトナムドライバーⅡ

▼第四試合　30分一本勝負
○飯野“セクシー”雄貴＆男色“ダンディ”ディーノ＆今成“ファンタスティック”夢人 with カチキレ久弥　vs　彰人●＆高尾蒼馬＆下東由朋 with ブチギレ氏原
9分42秒　片エビ固め
※セクシー・キャノン

▼第五試合　スペシャルタッグマッチ　30分一本勝負
○ちぃたん☆＆ポコたん　vs　アンドレザ・ジャイアントパンダ＆スーパー・ササダンゴ・マシン●
11分50秒　体固め
※ちぃ☆ポコトリガー

▼第六試合　KO-D6人タッグ選手権試合　60分一本勝負
＜王者組＞樋口和貞＆中津良太＆●石田有輝　vs　坂口征夫＆赤井沙希＆岡谷英樹○＜挑戦者組＞
9分27秒　片エビ固め
※ダブルアーム・スープレックス。ハリマオが初防衛に失敗、Eruptionが第52代王者組となる。

▼第七試合　スペシャルシングルマッチ　30分一本勝負
●TAKAみちのく　vs　 MAO○
13分11秒　片エビ固め
※フェニックス・スプラッシュ

▼第八試合　スペシャルタッグマッチ～納谷幸男復帰戦　30分一本勝負
HARASHIMA＆●納谷幸男　vs　秋山準＆入江茂弘○
13分25秒　体固め
※ビーストボンバー

▼第九試合　スペシャルシングルマッチ　30分一本勝負
○KONOSUKE TAKESHITA　vs　上野勇希●
12分53秒　体固め
※コーナーへのブレーンバスター

▼第十試合　DDT UNIVERSAL選手権試合　60分一本勝負
＜王者＞●遠藤哲哉　vs　マット・カルドナ○＜挑戦者＞with ステフ・デ・ランダー
15分43秒　片エビ固め
※レディオサイレンス。遠藤が2度目の防衛に失敗、カルドナが第11代王者となる。

▼セミファイナル　株式会社メキシコ観光 presents ドラマティック・ドリームマッチ　30分一本勝負
○エル・デスペラード　vs　佐々木大輔●
20分32秒　ヌメロ・ドス

▼メインイベント　グッドコムアセット presents KO-D無差別級選手権試合　60分一本勝負
＜王者＞●火野裕士　vs　クリス・ブルックス○＜挑戦者＞
21分4秒　片エビ固め
※プレイングマンティスボム。火野が3度目の防衛に失敗、クリスが第81代王者となる。

〈写真提供：DDTプロレスリング〉