【東京女子】スーパー・ササダンゴ・マシンがレジェンドの黒歴史を暴こうとするも、逆に黒歴史さえも肯定する生き方に感服

東京女子プロレス8・5上越大会でササダンゴは“世界の超獣”アジャコングとシングルマッチで対戦。

試合前にアジャを倒すための作戦を煽りパワーポイントで披露するも、その内容はササダンゴがピンチになったらアジャがかつてジャングルジャック時代にリリースした『炎の叫び』を「黒歴史」だとして場内に流させ、一斗缶攻撃は燕三条製のステンレスボウルで回避し、逆に浪花屋の『元祖柿の種』の缶で一発逆転を狙うというもの。

しかしこの作戦はことごとく失敗。マスクの下に被ったボウルは逆に奪われ殴打され、『炎の叫び』も音響が一斗缶で殴られストップ。柿の種の缶も一斗缶を真剣白刃取りの要領でキャッチすることは成功したが、その隙に急所を蹴られ、一斗缶攻撃から裏拳2連発で3カウントを聞くしかなかった。

試合後、アジャは「炎の叫びが俺の黒歴史かもって言ってるんでしょ?違いますよ」と全否定。「アップアップガールズより先にリングで歌を歌っている。あのTRFのSAMさんが振り付けしてくれて、踊りまで踊ってるんだから。別に一個も恥ずかしいことじゃない」と言うと「私は女子プロレス界の王道をいってるんですよ」と豪語。

この発言を耳にしたササダンゴは「俺たちの業界の大先輩が、自分たちの通って来た道のすべてを肯定できる。俺たちもそんなプロレスラーになりたいと思うし、まだまだこんな歳だけど成長できるってことを教えてもらった」と感心しきり。さらに「聞こえてきたよ。アップアップガールズよりも先にやってる。オレが女子プロの王道だって。見えてきたんじゃない? アジャコングwithアップアップガールズ(プロレス)で、あの『炎の叫び』の令和のリマスター版が。みんなが望めば、きっとそれは実現するから」とアジャとアップアップガールズ(プロレス)のコラボレーションを期待していた。

【大会名】TJPW CITY CIRCUIT ’23~中島翔子地元凱旋興行~
【日時】2023年8月5日(土) 開場12:00 開始13:00
【会場】新潟・デュオ・セレッソ(上越市)
【観衆】349人(満員)

▼第一試合 15分一本勝負
○鈴芽 vs 大久保琉那●
5分36秒 片エビ固め
※ミカヅキ流星群

▼第二試合 3WAYマッチ 20分一本勝負
○ハイパーミサヲ vs 猫はるな vs HIMAWARI●
8分59秒 ラ・マヒストラル

▼第三試合 20分一本勝負
乃蒼ヒカリ&○角田奈穂 vs 桐生真弥&凍雅●
9分12秒 片エビ固め
※紫電改

▼第四試合 20分一本勝負
○瑞希&鈴木志乃&風城ハル vs 荒井優希&らく&原宿ぽむ●
9分52秒 キューティースペシャル

▼第五試合 スペシャルシングルマッチ 20分一本勝負
○アジャコング vs スーパー・ササダンゴ・マシン●
9分21秒 片エビ固め
※裏拳

▼セミファイナル 20分一本勝負
○辰巳リカ&渡辺未詩 vs 宮本もか&鳥喰かや●
12分27秒 片エビ固め
※スライディングヒップ

▼メインイベント 20分一本勝負
○中島翔子&愛野ユキ vs 山下実優&遠藤有栖●
13分41秒 片エビ固め
※ダイビング・セントーン

〈写真提供:東京女子プロレス〉

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