【DDT】大石真翔がKANONとの前哨対決を制す!「この調子でタッグタイトル戦、余裕で勝ってやる!」

 DDTプロレスが8月19日、東京・蒲田の大田区産業プラザPiO小展示ホールで「高尾蒼馬地元凱旋! 夏休みの思い出2023 TOUR in OTA-KU」を開催した。KO-Dタッグ王者の大石真翔(パートナーは火野裕士)が9月9日、東京・大田区総合体育館で王座を争う挑戦者のKANON(パートナーは藤田ミノル)とのシングルでの前哨戦を制し、防衛に自信を深めた。

 大石はK-DOJO、KANONはJUST TAP OUT(JTO)出身で、同じ師匠(TAKAみちのく)を持つ間柄。試合形式は、ジャスト・ノーフォール・ノーロープマッチ。ロープを外した状態で戦い、3カウントフォール決着はなし。それ以外は、通常と同じルールだ。

 ヒール同士の対戦だったが、意外にもクリーンに握手で開戦。じっくりしたグラウンドレスリングの攻防となり、大石はフジヤマ・ニーロックでKANONの足を攻め立てた。戦場が場外に転じると、大石はイスを利して、KANONの首と足を固定する拷問技。返したKANONはコブラツイストで絞め上げた。

 KANONがリングに戻るとすると、大石が足にキックを見舞ってリングインし、まんまとリングアウト勝ちを収めた。

 大石は「余裕の快勝だった。私の手の平で転がしてやった。この調子で、タッグタイトル戦、余裕で勝ってやる。(相通ずるものはあったか?)正直、同じ血が流れてるという気はしますが、かわいい弟的なとこもありつつ、アイツは敵だ!」とニヤリ。

 KANONは「さすがあの人の弟子といったところ。大石真翔に一本取られちゃったし、負けてたら世話ないし。なんて言うと思ったか! アイツはただ場外に逃げただけだ。だから次は必ず、アイツを絞め落としてやる」と雪辱を期した。

【大会名】高尾蒼馬地元凱旋! 夏休みの思い出2023 TOUR in OTA-KU
【日時】2023年8月19日(土)
【会場】東京・大田区産業プラザPiO小展示ホール
【観衆】240人(超満員)

▼オープニングマッチ ジャスト・ノーフォール・ノーロープマッチ 30分一本勝負
○大石真翔 vs KANON●
11分7秒 リングアウト勝ち

▼第二試合 1vs2ハンディキャップマッチ~ノータッチルール 30分一本勝負
○飯野“セクシー”雄貴 vs 彰人●&岡田佑介
9分3秒 フェロモンの裁き

▼第三試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
○政宗&納谷幸男 vs 岡谷英樹&須見和馬●
8分40秒 コウモリ吊り固め

▼第四試合 30分一本勝負
秋山準&赤井沙希&○アントーニオ本多 vs 樋口和貞&石田有輝&瑠希也●
12分31秒 回転足折り固め

▼第五試合 30分一本勝負
○佐々木大輔&MJポー vs 小嶋斗偉●&高鹿佑也
12分17秒 クロス・フェースロック

▼セミファイナル スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
○クリス・ブルックス&火野裕士 vs HARASHIMA&正田壮史●
14分22秒 片エビ固め
※プレイングマンティスボム

▼メインイベント スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
○高尾蒼馬&翔太 vs 坂口征夫&平田一喜●
16分4秒 エビ固め
※ジントニック

〈写真提供:DDTプロレスリング〉

⇒次ページ:快勝に余裕のコメントの大石

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