【大阪プロレス】クワイエット・ストームが王座奪取!試合後、浅川&TORU&ストームがゼウスを襲撃し新ユニット『ローグ・ネイション』結成

大阪プロレスは8月20日(日)、大阪・アゼリア大正ホールにて『大阪プロレス夏祭り』を開催した。

試合開始前にビジョンにて天王山参加選手の発表があった。

佐野蒼嵐、松房龍哉、大坂丈一郎、浅川紫悠、TORU、三原一晃、ザ・ボディガー、ブラックバファロー、ビリーケン・キッド、ツバサ、クワイエット・ストーム、ゼウス、アルティメット・スパイダーJr.、タコヤキーダー、タイガースマスク、Xの計16名がエントリー。

『大阪プロレス夏祭り』
日時:2023.8.20.(日)
会場:大阪・アゼリア大正ホール
観衆:300名(超満員札止め)

①シングルマッチ1/20
○佐野蒼嵐[10’49″逆エビ固め]ARASHI●
〈寸評〉
同期ライバル対決第1章ファイナルから夏祭りが開幕。互いに感情をむき出しにして技を繰り出す。
5月に勝利を奪ったARASHIが優位に試合を進めるが佐野も連敗そして負けっぱなしでメキシコに行かせないとばかりに根性でやり返す。
ハーフハッチを機に反撃に出た佐野が怒涛の波状攻撃を繰り出しARASHIを追い詰める。前回と同じ腕折りをマフラーストレッチで返した佐野が渾身の逆エビ固めを仕掛ける。
必死にロープエスケープをしようとするARASHIをリング中央まで引き戻し再度ガッチリと締め上げ待望の初勝利を収めた

②タッグマッチ1/30
えべっさん&○くいしんぼう仮面[10’55″ムーンサルトアタック→体固め]ザ・ボディガー&大坂丈一郎●
〈寸評〉
お笑い黄金コンビが久々の結成で大ハッスル。えべっさんはロープエスケープを多用したりセコイ攻撃で突破口を開こうとするがボディガーには効かない。
ならばとカンチョーで効果的で場外に落とした隙に孤立した丈一郎をくいしんぼうの飛び技で仕留めた。

③第3試合タッグマッチ1/30
○三原一晃&菊池悠斗[14’21″メガトンラリアット→エビ固め]浅川紫悠&松房龍哉●
〈寸評〉
大阪プロレス教室出身でフリー転向した浅川が待望の大阪マット初登場。千葉で培ったふてぶてしい態度で今までの大阪プロレスに無い印象を残す。
試合は復帰後ノリに乗っている松房と菊池の対決から始まるが組んでよし戦って良しの両者の戦いに黄色い歓声があがる。
三原と浅川が激しくやりあう中、三原の闘志に火が付き大噴火。一進一退の目まぐるしい戦局を見極めた三原が一気に松房を押し切り勝利をもぎ取った

※休憩時間に年末のビッグマッチ「エクスカリバー」のゲスト選手がビジョンで発表された。
ゲスト選手は・・・後藤哲也、桜島なおき、スペル・デルフィン、ドレイク森松、松山勘十郎、救世忍者乱丸、ペロ、ヲロチ、HUB、菊タロー、木下亨平、大瀬良泰貴、ラ・ピート、橘隆志、男盛が今回発表

④6人タッグマッチ1/30
●タコヤキーダー&アルティメット・スパイダーJr.&TORU[12’11″メキシカンクラッチ]ブラックバファロー&ツバサ○&ビリーケン・キッド
〈寸評〉
世代闘争感が色濃いセミ。各チームが名タッグだけにツバビリー連携、インフィニティ連携、タコスパ連携が鮮やかに繰り広げられるスペクタクルバトルは福山でタッグ王座初防衛に成功し勢いを増すタコスパ連携に劣勢だったツバサだがタコの一瞬の隙を突き技アリ逆転勝利

試合後バファがマイクを持ち王者組をこき下ろし挑発、敗れたタコヤキもこの落とし前をつける意味でもインフィニティの挑戦を受けると応じ、次戦9/24アゼリア大会で両チームによるタッグ王座戦の機運が高まった

⑤大阪プロレス王座決定戦1/無制限
●タイガースマスク[17’27″クローズラインfromニューヨーク→片エビ固め]クワイエット・ストーム○
※ストームが第35代王者になる
〈寸評〉
ゼウスの負傷欠場で空位となったベルトを賭けてゼウスを破壊したストームと大阪プロレスのピンチに立ち上がったタイガースによる王座決定戦。
日に日に勢いを増すストームのパワーに大苦戦。防戦一方のタイガースもストームの剛腕を腕殺しと多彩な蹴り技で反撃の突破口を開こうとするが破壊するまでには至らず粘るタイガースを手負いの剛腕で沈め新王者となった。

試合後マイクを握った新王者ストームがゼウスとタイトルマッチをしたかったので改めて仕切り直しのタイトルマッチをしようとゼウスをリング上に呼び込む。

リングにあがったゼウスもストームの差し出す手をガッチリと握り返して両者によるタイトルマッチ実現に大きく動き出したかと思ったその瞬間、後方から浅川が乱入しゼウスを椅子で殴打、場内が唖然とする中、TORUがリングインし館内の期待が膨らむ中、なんとTORUもゼウスを足蹴にする暴挙に。ゼウスを羽交い絞めにした浅川とTORUに促されなんとストームまでがゼウスをボコボコにする展開に場内騒然。

実は新生大阪プロレス再始動以降順風満帆にみえた大阪プロレスに新しい歴史を開くため3人で結託していたのをカミングアウトした新ユニット【ローグ・ネイション】の誕生に観客の大ブーイングに包まれた。

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