【新日本】永田が自身の地元プロデュース大会で大奮闘を見せるもSTRONG STYLEとの「7番勝負」第1戦は30分ドロー!

新日本プロレスは9月10日(日)、千葉・東金アリーナにて『Road to DESTRUCTION』が第3戦を開催した。

『Road to DESTRUCTION』
日時:2023年9月10日(日) 14:30開場 16:00開始
会場:千葉・東金アリーナ 
観衆:1,332人

今大会のプロデュースは地元出身の永田裕志が『永田裕志 Produce Blue Justice XIII ~青義祭会~』として大会が行われた。

メインイベントでは永田裕志&海野翔太&マスター・ワト組と鈴木みのる&成田蓮&エル・デスペラード組が対戦。

永田率いる本隊チームとSTRONG STYLEの両チームは今シリーズに“7番勝負”が行われる事になり、今大会では第1戦が開催された。

互いにライバル視する両チームの選手だけに試合は熱く燃え、中でも今大会の主役である地元“東金の英雄”永田が鈴木との壮絶な張り手合戦を展開し、場内を沸かした。

試合は両者決着がつかず30分ドローとなった。

試合後、永田はマイクを手に取り「皆様の拍手を聞いて、まだまだ俺は元気で戦っていけるなと思いました。本当に有難うございました。まあ、僕自身もパワーアップして、次回東金大会もね、よりパワーアップした形で皆様と再会をまたしたいと思います。」と感謝の言葉を述べた。

<試合結果>

▼第7試合 30分1本勝負
7番勝負第1戦
マスター・ワト
海野 翔太
永田 裕志 △ 
vs
エル・デスペラード
成田 蓮
鈴木 みのる △
30分00秒  時間切れ引き分け

■試合後バックステージコメント

ワト「7番勝負、今日から始まったこの7番勝負、しっかり決着をつけられなかったけど、オレたち凄く悔しいと思っています。ただ、エル・デスペラードよりもオレのほうが上っていうのは、オレの気持ちでは超えてるつもり。さらにリング上でも上ってことを証明したいなと思います」

海野「永田さんの興行で、永田さんに花を持たせる。とても大事なことだし、一番大事なことだと思いますけど、僕には花を持たせてあげれる余裕も、花を持たせてあげたいっていう気持ちよりかは、成田を倒したいっていう気持ちのほうが上回っているので、ちょっと自己中心的になっちゃったかな? 周りが見えてくなくて、申し訳なかったです。でも、成田を倒したい、STRONG STYLEを倒したいというオレの気持ちは変わらないから。残り6番勝負、全部オレらが勝ってやるよ。(※一度引き上げかけるも、気づいて戻ってきて)あっ、来年も東金アリーナがあるならば、まああるでしょう。永田さんに花を持たせる余裕も気持ちも、しっかりこの1年で積み上げて、来年また帰ってきます」

永田「ありがとうございました。アァ、チクショー! 新日本に戻って最初のシリーズ、7番勝負、まあ勝ちたかったですね。地元・東金でこれを皮切りに全戦全勝する予定ではあったんですが。実はこの千葉県東金市っていうのは、一昨日の台風でかなり…まあ東金市はまだなんとかアレだったですけど、周りが被災したことで被害に遭われた方がたくさんいらっしゃって、そういう方々には本当にお見舞い申し上げますというと共に、今日の試合で少しでも元気になっていただければと思って全力で闘ったんで、なおさら勝ちたかったですね」

──最後、張り手を打ち合いながらフルタイムになりましたけど。

永田「まあ、鈴木とやったらそういう形になるでしょうね。でも、全然大丈夫です。なんかね、どこまで殴られても耐えられるというか、全然大丈夫ですね」

──例年の東金大会のエンディングとは違うというか。

永田「まあそうですね。それだけこういうチームがプロレスに命をかけているという闘いが、ある意味見せられたんじゃないかなと。勝ちという意味では、去年もシングルで敗れているし、今年も負けはしなかったですけど勝つことができなかった中で、でも僕はまだこのリングで闘う、いや闘っていかなきゃいけないっていうメッセージは、ファンの皆さんに伝わったんじゃないかなと思います。でも、我ながら試合が終わった直後は精も根も尽き果てたような感じになったんですけど、アレと思って起きてみると何気に元気な自分がいるので、オレはまだまだ行けるなと。周りが言うほど年寄りじゃないなと。いや、こんなのずっと闘っていく中で全然まだまだできるっていう思いが、よりふつふつと。だからこそ、もう一山ね、この新日本のリングで」

──そして佐倉に続いて、今年2回目でしたけど。

永田「そうですね。少しずつ、永田裕志プロデュース興行を千葉県内に広げていって、ようやく佐倉で東金以外のエリアでできて、来年もどうなるかな? まあ佐倉もやりたいと思うし、他のエリアでもいつかやっていきたいという思いはありますね。現役やりながらもプロモーター業として、千葉県のプロレス熱をより高くしたいなと。まあ佐倉大会が非常にいい盛り上がりだったんでね。今日も最後はファンの方々の熱い気持ちというか、そういうものを湧き上げることができたんでね、まだまだこの体、しっかりとプロレスに捧げますよ」

鈴木「あのウンコ野郎、粘りやがって、クソ野郎が! (※あとから来た成田に向かって)オイ、オイ、成田! 今日でおしまいか、オマエ!? 海野翔太にやられっぱなしか、この野郎!」

成田「まだまだだよ!」

鈴木「やってやれよ!」

成田「オウ、やってやる!」

鈴木「やってやれよ!」

成田「オウ!」

鈴木「オイ、デスペラード! ワトにやられっぱなしか、この野郎!」

デスペラード「そんなわけないじゃないですか」

鈴木「やってやろうじゃないか。もう完全に火ついたぞ、この野郎! 徹底的だ。徹底的にテメエら3人、ぶっ潰してやる、この野郎」

デスペラード「覚悟せえや、この野郎」

<写真提供:新日本プロレス>

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