【新日本】デスペ&ワト3勝目を挙げるも「もうワトと終わり。解散」(デスペ)

新日本プロレスは10月26日(木)、埼玉・ウイング・ハット春日部にて『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2023』 ~Road to POWER STRUGGLE ~第4戦を開催した。

『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2023』 ~Road to POWER STRUGGLE ~
日時:2023年10月26日(木) 17:30開場 18:30開始
会場:埼玉・ウイング・ハット春日部
観衆:545人

メインイベントでは『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2023』公式戦が行われ、エル・デスペラード&マスター・ワト組(2勝1敗)とロビー・イーグルス&藤田晃生組(1勝2敗)が対戦。

ジュニアらしいスピーディーな試合の流れに、藤田も呼応し鋭い動きでデスペラードとワトを追い込むほどの奮闘を見せた。

まだまだギクシャクした感じが残るデスペラードとワトも同時に関節技を極め合うなど、息の合ったコンビプレーを披露する場面も見られた。

成長著しい藤田であったが、最後はデスペラードのピンチェ・ロコの前に敗れた。

<試合結果>

▼第8試合 30分1本勝負
『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2023』公式リーグ戦
マスター・ワト 
エル・デスペラード 〇
(3勝1敗=6点)
vs
藤田 晃生 ×
ロビー・イーグルス
(1勝3敗=2点)
16分37秒  ピンチェ・ロコ→体固め

試合後、英語でマイクで話しているデスペラードにワトが近づくと突然話すのをやめ、マイクを投げつけ一人控室へ戻ってしまった。

最後はワトが「今日も俺たち、しっかり連携取れてたんじゃないでしょうか?大阪では俺たち二人が『SUPER Jr. TAG LEAGUE』優勝します!」と宣言し大会を締めた。

■試合後バックステージコメント

デスペラード「(※イラッとした感じで現われて)もうワトと終わり。解散」

ワト「俺たち、少しずつ連携、息が合ってきたんじゃないでしょうか? うん、俺たち2人、しっかりとコミュニケーションを取って、ジュニアタッグリーグ優勝します」

藤田「(※ロビーに肩を借りて現われて)アァァ……(※と叫んで、床に腰を下ろす)」

ロビー「休んでおけ。(※藤田の隣に座り込んで)勝てなかったが、TMDKスタイルでやろう。カスカベを歴史に刻んだ。勝利することはできなかったが、コウセイ・フジタの初のメインイベントだった。初の(※日本語で)メインイベントデシタカ?」

藤田「はい」

ロビー「(※英語に戻り)そして今後も数多くのメインイベントを担うことになるだろう。だからNEW JAPAN WORLDを視聴し続けてくれよ。TMDKを、イチバン・スイート・ボーイズを見守り続けてくれよ。なぜなら歴史は繰り返されるからだ。2年前、俺はすでにIWGPジュニアヘビー級王者だった。レジェンドのタイガーマスクと組み、デスペラードとカネマルから勝利して、IWGPジュニアヘビー級タッグ王者となり、IWGPジュニアヘビー級王座とIWGPジュニアタッグ王座の二冠を達成した。歴史は繰り返される。俺がシングルの王座(※IWGPジュニアヘビー級王座)を獲り、いや、もしかしたらコイツ(※藤田)がシングルの王座を獲り、そして俺たちがその王座(※IWGPジュニアタッグ王座)を獲る。このタッグリーグでそれを実行する。これからもまだ勝ち進んでやる。何敗かはしてしまったが、まだチャンスはある。カスカベは知っている。オーストラリアも知っている。(※藤田を指差しながら)お前、コウセイ・フジタ、次のジュニア級のスターだ。(※日本語で)ニジュウイッサイデス。(※英語に戻り)まだまだ時間がある。この負けは、他のどの試合と同じように、ハード(深刻)に考えるな。(※日本語で、ハードにかけて)カタイ、(※英語に戻して)じゃないぞ。(※日本語で)カタイ、ジャナイデス。(※藤田の足をポンポンと触りながら英語に戻して)その調子だ」

藤田「エル・デスペラード、アンタにはな、他の選手とは違う特別な感情があるんだ。表に出てないところでも、俺はアンタに返さないといけないものがある。(※片ヒザ立ちになって)シングルだろうとタッグだろうと、アンタには絶対負けたくなかった。死んでも食らいついて、死んでもお前をぶっ倒してやる。そういう気持ちで、そういう気持ちで毎日やってたんだ。もちろんベルトを獲ることも頂点に行くこともそうだ。でも、違う。アンタに勝つために、アンタをぶっ倒すために……。今日獲られたのは俺だ。でもな、最後のマイク、俺はアンタの言葉を聞きたかった。なんだ、マスター・ワト!? ふざけんなよ、お前。負けた側がマイク聞いて帰る、そんなことは思ってない。ただ、あの人から聞ける言葉があった。それを聞きたい自分がいた。それも事実だ。これ以上話しても仕方がない。以上(※と言って立ち上がる)」

ロビー「(※立ち上がった藤田の背中を叩いて)大丈夫だ。一緒にこの世界をぶち壊そう。行こう」

<写真提供:新日本プロレス>

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