【JTO】TAKAみちのくが目指す集客1,000人へ勝負の11.10後楽園大会!ウナギ・サヤカと出陣するHisokA&稲葉あずさが闘志を燃やす!
③自身の対戦相手について
▼シングルマッチ
TAKAみちのく vs ARA
TAKA:そして私、TAKAみちのくはこのARAです。去年の春に出会った時、34、35歳だったんですけれども、「俺プロレスやりたいんですよ」と言われて、「じゃあ一緒に今度練習しよう」と言って練習をしたんです。赤間と仲間なんですけれども、赤間と出会う前にこのARAと出会いました。もう根っからのプロレス好きで、プロレスの練習をずっとしてきたけれどもデビューのタイミングがなかったそうです。練習して去年の7月にデビューして、そこからここまで1回も負けてないんです。
――無敗ですか?
TAKA:無敗で来て、ずっと「いつか戦いたい」と言ってくれていて、タッグでは一度あたったんです。「次はシングルお願いします」とずっと言われていて、今回、自分のカードが空いていたので「じゃあ、やろうか」ということになりました。初シングルでARAには申し訳ないですけれども、「その十何連勝はここでストップすることになるよ」と。俺は彼を新人だとは思っていませんので、「やるからには一プロレスラーとして潰しにいくから」と「潰しに来てくれ」と。
――このARA選手が連勝できた理由というのはどういうものがあるんですか。
TAKA:センスですね。本当にセンスの塊です。プロダンサーなのでやはり動きがキレキレなんです。すごく突拍子もない動きをヒュッヒュッとしてきますので。ただ、これまで武蔵や綾部と当たってたわけではありません。当たったことがあったとしてもタッグで少し当たるぐらいでしたので、トップの選手とのシングルというのは初めてです。自分でトップと言ってしまいましたけれども、やるからにはプロレスというものの重さを伝えたいです。
――これはTAKA代表自らがそういった部分を教え込むというところが注目の一戦になりそうですね。
TAKA:そうですね。
④QUEEN OF JTO戦の見所
▼QUEEN OF JTO戦
<第5代QUEEN OF JTO>優字
vs
<挑戦者/ランキング3位>Aoi
TAKA:次がQUEEN OF JTO。このデカイ優宇さんにともかが負けてベルトを取られて。何人か挑んだんですけれども、「これ誰も勝てねえな」と思いました。この大きさで何でもこなせてしまうので。力があるし、投げられるし関節もできる。これはもう頭を下げてベルトを返上してもらおうかなぐらいに思いました。ただ、Aoiがその10月の新木場で直接は取ってないですけれども、MICHIKOに勝ってその勢いでAoiが挑戦表明をして、「いいよ、やってやるよ」ということになったんです。もう余裕なんでしょうね。常に余裕の試合運びですので勝算は無いに等しいんですが、JTOルールはフォールがないので、関節技で勝負しなければいけない。丸め込みもなくてますます勝算が無い中でAoiが何を見せてくれるのか。間接も決まりそうにないような腕をしていますので。
――そうですね。決まりにくそうな対決ですよね。
TAKA:はい。ただAoiが何か秘密特訓をしているかもしれないので期待しています。これでダメであれば自分は試合後に控え室に行って頭下げます。
――試合の注目部分を聞きましたけれども、優宇選手についてのあずさ選手の見解は?実際に戦ってみてどうですか?
稲葉:本当はトーナメントで優宇さんと当たったんですけれども自分が欠場してしまってHisokAに代わったんです。その後、自分が復帰してから優宇さんと戦う機会があって、もうやばいです。
――重いですか?
稲葉:重いというか、戦ったことがない初めて食らったものばかりで…
――衝撃度が?
稲葉:やばかったです。タックルも人一倍、もっと何倍もの重さで一つ一つ重かったです。
――今、女子プロ界では重量級の上の方に来てる方ですからね。
TAKA:いや、本当に橋本千紘選手と優宇選手はトップ2でしょうね。ダントツですね。
――そうでしょうね。実際、HisokA選手は優宇選手どうでしたか?
TAKA:HisokAは頑張ったと思います。この体でぺちゃんこにされるかと思いきや、スルリスルリと固めて1回何かでエスケープ取ったんですよね。
HisokA:はい。
TAKA:それだけでも勝った気分になりました。3秒ぐらいで負けると思っていましたので。
――当たってみた感触はいかがでしたか。
HisokA:交通事故かと思いました。
――肉の壁みたいなところがありますよね。
HisokA:自分が2人いても体重差で勝てないぐらいですので。もうタックル一発で。
――ふっ飛ばされるんですか?
HisokA:そうです。もうすごいですよね、衝撃。バン!という感じで。
TAKA:交通事故に遭わずして交通事故に遭えたんですね。
HisokA:人生初交通事故という感じでした。
――そうですか。衝撃がすごかったですか。
HisokA:もう多分何をしても、関節をとっても、決まっていてももう持ち運ばれてしまうんです。半ばもう、「えー?」となりながら、ずっと困惑しながら試合をしていまいた。しかも自分はJTOルールで丸め込みもなかったので。
TAKA:いや、でも1個エスケープを取っただけでも俺は「お!」と思いました。
HisokA:代表がこう言ってくれているので。
TAKA:あずさは何もできなかったですから。
稲葉:私も頑張りましたよ。
――優宇選手は元々柔道をやられていて、プロレスと柔道の相性も良かったというところもありますね。海外で、東京女子を卒業してから一気にガタイも大きくなってすごくなりましたよね。試合数も多いですからだいぶその強さというのが上がってきましたよね。
TAKA:本当にヤバイです。
――Aoi選手がどのようにJTO女子の底力を見せてくれるのかというのも期待したいですね。
TAKA:そうですね。
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