【JTO】TAKAみちのくが目指す集客1,000人へ勝負の11.10後楽園大会!ウナギ・サヤカと出陣するHisokA&稲葉あずさが闘志を燃やす!
JTOのTAKAみちのく代表が11月10日(金)、後楽園大会PRに向け、HisokA&稲葉あずさと共にプロレスTODAY編集部に来社。
今大会で集客1,000人を目指すと語るTAKAみちのく代表、そしてその発言を受けてHisokA&稲葉あずさは何を語るのか?
年内最後となる後楽園大会にはJTOの総力を結集したカードが出揃った。
新人選手のデビュー戦、QUEEN OF JTO戦、GIRLS リーグ決勝戦、J1リーグ決勝戦がラインナップ。
TAKAみちのく代表が各対戦カードの見所や自身の試合、そしてこれからのJTOについて、HisokA、稲葉あずさがそれぞれ思いを語った。
インタビュアー:山口義徳(プロレスTODAY総監督)
日程:2023年11月10日(金)開場17:30・開始18:30
場所:東京・後楽園ホール
①TAKAみちのく代表が語る大会の見所
――本日はJTOからお三方にお越しいただきまして、いろいろとお話を伺っていきたいと思います。まず、JTO、TAKAみちのく代表。11.10後楽園ホール大会、ビッグマッチが迫ってまいりました。現在の心境はいかがでしょうか?
TAKA:そうですね。今年最後にして最大の後楽園大会になると思いますので、もうコロナ仕様ではなくフルで使えるようになって声出しもOKなので。北側は潰すかもしれないですけれども、目標1000人超えです。JTOではまだ後楽園1,000人を超えたことがないんです。1000人超えを果たしたいと思っています。
――本当に今、コロナが明けて声出しがOKになったとは言いつつも、なかなか1,000人という壁は本当に難しいですよね。
TAKA:そうですね。いわゆるインディーと言われる団体で1,000人超えはなかなか厳しいので、1,000人超えを目標に頑張りたいと思います。
――今、1,000人超えというお話がありましたけれども、稲葉選手、今の発言を聞いていかがですか。
稲葉:1,000人超えですか。自分のデビュー戦の時は結構お客さんがいたんですけれども、それを超えて1,000人というのはすごく楽しみです。
――やはり大勢の方に囲まれて試合するというのはテンションも上がると思いますし、特に声ですね。
稲葉:やはり声援があると試合もまた変わっていきます。自分の気持ちもノッてきます。
――コロナ禍の時と声出しがありの大会両方経験されてるんですよね。
TAKA:あずさは今年の3月デビューなので、3月は声出しOKでしたか?
稲葉:OKでした。
――もうOKなタイミングでしたね。
TAKA:だからこいつはラッキーな人間ですね。
――そうですね。
TAKA:声出しダメな時を経験していないので。
――そうですね。プロレスをやっていてリアクションが薄いとなると本当につらいものがあると思います。
稲葉:つらいです。
――そういった部分では非常にいい形で、デビューできたというところで。
稲葉:はい。
――今回の1,000人超えでも自分のパワーを発揮していただけると。楽しみにしております。
稲葉:はい。
――そしてHisokAさんは1,000人超えの目標に対するイメージはいかがですか。
HisokA:1,000人というとすごい人数ですよね。
TAKA:ただ、HisokAはデビューしてすぐに代々木の大会に出てるんです。
――あの大会に出てるんですか。
TAKA:出てるんです。だから1,000人規模をもう経験済みなんです。デビューから割とポンポンポンといい感じにいって。ただ、デビューしたのが去年の11月だと思うので、ちょうど1周年なんです。
HisokA:はい。
TAKA:飄々として何でもこなしちゃうので、多分HisokAは少し変わった人間なんです。声援があろうとなかろうと、ヒョイヒョイとこないてしまうタイプです。
――ゴーイングマイウェイに行けそうなんですね。
TAKA:そうなんです。できてしまうんです。気にするタイプじゃないんです。
――強心臓なんでしょうね。強い舞台度胸があるというか。やはりそれは剣道で培ったものが何かあるんですかね。
TAKA:全くないと思います。全くなくて、全くそういう意識もなく、ただ何となくやっているけどできてしまうんです。自分でも絶対認めないんですけどある意味本当に秘密兵器です。
――今言われてみてどうですか。
HisokA:本当にそんなことないです。
TAKA:自覚なしなんです。
――自覚はないと?
TAKA:全くないです。でも、言われたことは結構1回で練習でも披露できるという感じですか。
HisokA:いや、できないです。全然できてないんです。
TAKA:と言うんですけど、すぐできてしまうんです。
稲葉:できてます。
HisokA:できてないです。
TAKA:そうでなければデビューして1カ月で代々木の大会に出ないですよ。
HisokA:違います。ごまかして生きているだけです。
②各対戦カードについて
――いや、でも、そういう意味ではJTOの未来をお二方は託されている人材だと思います。それではTAKA代表から各対戦カードの見どころについてお伺いしたいと思います。
TAKA:どこから行きますかね。
――せっかくお二人いるので、お二人のカードから行きましょうか。
▼6人タッグマッチ
稲葉ともか、山縣優、rhythm
vs
ウナギ・サヤカ、稲葉あずさ、HisokA
TAKA:2人の試合は、稲葉ともか、山縣優、rhythmVSウナギ・サヤカ、稲葉あずさ、HisokAという女子6人なんですけど。これはそもそもHisokAが1回ウナギ・サヤカと組んで、いろいろ刺激を受けたみたいでまた組みたいと。ただウナギ・サヤカが今売れっ子でなかなかスケジュールが合わないんです。X(旧Twitter)上で、「また組んでくださいよ」と言ったけれどもウナギ・サヤカは「いや~、う~ん」という感じだったんです。「10月の新木場大会で勝ったら考えてあげる」と言ってたんです。その新木場大会がとんでもないカードで、HisokAとAoiが組んで大きい優宇さんとGLEATのMICHIKOという「どう考えてもパワーバランスがおかしいだろ」というタッグマッチがあったんです。「そこを勝ったら」と言われて、絶対負けるだろうというところを何とかHisokAが粘って、AoiがMICHIKOを抑えたんですけれども、結果的にチームとして勝ったんです。
――すごいですね。
TAKA:はい。その結果を報告したら、「それはすごいから組んであげるよ」と言ってくれたんです。そこになぜかあずさが「私もお願いします」と便乗したんです。ウナギ・サヤカからすると「稲葉姉妹なのにどうして?」という話ですが、あずさは稲葉ともかを超えたくて、姉超えを目標にして今やっています。まずは一旦、姉離れをして稲葉ともかと戦いたいということでこういう組み合わせになったんです。
――お姉さんが対角線の向こう側にいるということに対してはいかがですか。
稲葉:デビュー戦でシングルマッチして、それからともかとの対戦が少なくて、横にいることが多くありました。何でもともかの方に注目がいくし、ともかと一緒にいても成長ができないとこのキャリア7カ月間で思いました。ですから新しい人と今話題のあるウナギ・サヤカと組んで自分がこの試合でどうなるのかという試しでもありますし、姉超えをここでしたいと思います。
――HisokA選手はウナギ選手とタッグを組みますけれども、このへんはいかがですか。
HisokA:自分はあずさがデビューした時の後楽園大会でドクペカブキ(ウナギサヤカ&Aoi)と1回組んだんです。
TAKA:Aoi、ウナギ・サヤカとトリオを組んだんです。
HisokA:その時に組んだきりだったんですけれども、その時は自分がまだ初勝利をしていなくて、初勝利を目標に一緒に組んでいただいたんですけれども自分が負けてしまいました。一緒に頑張ってすごく力も貸していただいたので、もう一度組んで次こそはウナギさんと勝ちたいと思っていたらコイツが来たという感じです。
――今、プロレス界でウナギ・サヤカ選手というのは歌舞伎者として集客に関しても非常に貢献してくれる存在になっているんですけれども。HisokA選手はウナギ・サヤカというレスラーに関してはどのように見ていらっしゃいますか。
HisokA:一言で言うとすごい人だなと思っています。本当に歌舞伎者でですよね。さっき社長も大変だという話をしていましたが、ウナギさんも自分たちと同じく選手としてもやりつつ会社も持っていらっしゃって、セルフプロデュース力というか、そういうところも含めて尊敬できる先輩だと思っています。
――あずさ選手はいかがですか。
稲葉:ウナギさんのことは知っていたんですけれども、そこまで最初は組みたいと思ったことはなかったです。けれども最近、本当にウナギ・サヤカというのはプロレス界のトップというかすごい選手なので、11月に出ると決まった瞬間に自分もここは良いチャンスだと思って組みたいと言いました。
――嗅覚が鋭いですよね。やはりウナギ選手はちょっと美味しいなと感じて手を挙げたということですよね。
稲葉:でもどんな選手かということをあまり分かっていないので、ここで知れたらいいと思います。HisokAもここでデビュー1周年で、ウナギさんもすごい選手ですが自分は何もないので、ここでどう目立てるかも自分の試練だと思っているので、ここで結果を残したいと思います。