【2AW】新時代の扉を開く王者・仁木琢郎が「赤い革命」宣言!12.3後楽園で“打倒”カズ・ハヤシを目指す

④2AWを選択した理由

ーー2AWに行きたいっていう心に決めた理由は何があったんでしょうか?

仁木「やはり試合数と、お互い切磋琢磨できる同期若手がいるところを考えたんですね。それで一番いいかなと思って、自分に合ってるかなと思ったのが2AW。会長とも面識があったのであの当時WRESTLE-1の練習生だったんですけど、ちょうどいいかなっていう。そういうところでちゃんとトップを目指したいなっていう思いはありましたね」

ーーそこで同年代の仲間たちに出会って、いたずら好きの花見先輩にも出会って。

仁木「花見先輩はもうずっと一緒にいますね(笑)今日は会見には来てないですが、やっぱりいないと寂しいものですし、でもそろそろ独り立ちして…..仲良くさせてもらってるんですけど、はい」

 

⑤これからの防衛ロード

ーー今後の防衛ロードはどういうビジョンを持ってますでしょうか。

仁木「さっきも言ったんですけど、一番最初は本当にチャンピオンになって、ちょっとわがまま聞いてもらおうと自分からやりたい人を指名したんですけど、これからはそんな誰っていうよりは、もう挑戦したくなるようなチャンピオンに自分がならないといけないと思うので。そうですね、そこが目標です」

ーー自分との戦いですね。誰がチャレンジャーでも叩き潰す?

仁木「拒まず、今後他団体からのチャレンジャーみたいなものも上がってきた場合はそれはやりたいですね」

ーー他団体でも王座戦はやりたいですか?

仁木「そこはこだわりは特にないですね。ベルトの価値が上がるんであれば他団体でも。ベルトの価値と自分の価値を上げにどこでもこのベルトを持ってやりに行きます」

ーーそういう意味では仁木選手はね、天龍プロジェクトや他団体でも実績と選手間での評判も良いというふうに聞いていますし、その辺りもやっぱり武者修行的な意味合いを込めてやったことが今に繋がってるんでしょうね。

仁木「ちょっと話戻ると2AW選んだ理由の中で、他団体に結構出てる選手も多くいたので。他団体は結構自分の力になりますね、自分の内側でだけでやってるよりも、他の選手と試合するとやっぱりいろんなところを盗めるんですよ。日本中いろんなレスラーが先生です」

 

⑥目指す王者像

ーー今後の目指したい王者像のイメージはありますか?

仁木「王者像は特にないんで、何かオリジナルの何か作りたいっすね」

ーー防衛した相手の髪の毛を全員赤く染めるとか。

仁木「王者像ってそういう感じなんすか(笑)」

ーーちょっと違いますね(笑)

仁木「王者像、倒した相手を全員仲間にしていく」

ーーそれはいいですね。2AWの顔が新しくフレッシュな感じにはなったので仁木選手の色を出して欲しいと思います。

仁木「そうなってるんですかね。なんか、まだ真霜拳號や吉田綾斗から抜けきれてない感はあるんで」

ーー今までの顔がありますよね。

仁木「まずはそこを脱・真霜拳號、脱・吉田綾斗にしていきたいですね」

ーーなるほど、脱ですね。

仁木「それを目標に、まずは髪の色にちなんだ“赤い革命”を打ち出そうと思います」

ーー赤い革命、なんかいいですね!

仁木「天龍プロジェクトさんにも上がらせていただいてるので、“レッドレボリューション”でいこうと思います」

ーー決まりましたね!

仁木「やっぱりいろんなエッセンスを受け止めて、今後は自分が目指した王者像を皆さんに見せていけたらいいなと思います」

 

⑦大会へ向けてメッセージ

ーー最後に大会に向けてのメッセージをお願いします

仁木「やっぱり自分がカズさんとやりたいって言った中にも、ストーリーがいろいろあって、デビュー戦でやらしてもらって、そっからずっとやってなくてですね、8月に2回やったんですけど、そのときは『お前は2AWを背負っていく覚悟がない』って言われたので、その覚悟をね、見に後楽園ホールに来てほしいですね。もしかしたら泣いてしまうかもしれないです。前回、佐藤耕平さんから取ったときも、すごいプレッシャーから解放されてしまってですね、涙が出てしまったので、そういうのも見えるかもしれません。よろしくお願いします」

ーーこれから泣き虫王者と言われるかも知れませんが、それがまた人の感動を呼ぶ部分でもあると思いますので、僕らとしても期待しながら応援したいなと思います。

インタビュアー:山口義徳(プロレスTODAY総監督)

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