【DDT】MAO元CMLL戦士デムースに完勝でUNIVERSAL王座初防衛!「このベルトを巻くことで、いろんなプロレスが見れると思うと楽しみ」

 DDTプロレスが11月19日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で「Get Alive 2023 in OSAKA」を開催した。11・12両国でDDT UNIVERSAL王座を奪還したMAOが元CMLLのルチャ戦士デムースを退け、初防衛に成功した。

 序盤から、デムースはダイビング・ボディアタック、弓矢固め、パワースラム、変型ストレッチと猛攻。

 MAOはドロップキックで場外に落とすと、宇宙人プランチャで反撃。デムースはバラゲサ(変型キン肉バスター)を繰り出すも、MAOは旋風脚。デムースが急所蹴りも、MAOは飛びつき式スタナーから丸め込むもカウントは2。

 MAOが掌底連打からみちのくドライバーⅡを繰り出すも、デムースはなんとか返す。ならばとMAOはキャノンボール450°を鮮やかに決めて3カウントを奪取した。

 MAOは「デムースさん、めちゃめちゃ面白かった。このキャリアで知らない世界があるなんて思わなかった。いろんな国に行きました。欧州、米国も西から東から回った。まだ、こうやって知らないプロレスに巡り合える。UNIVERSAL巻くことで、いろんなプロレスが見れると思うと楽しみ。MAOが見ることで、お客さんもいろんな世界を見ることができる。そんなベルトにしていきたい。誰かが名乗りを挙げたら、ノーとは言わないと思うけど、今のところ次の挑戦者は未定」と話した。そして「とりあえずD王に向き合う。行く先には上野勇希が持つ(KO-D)無差別に挑戦するという道も見えてくる。D王もUNIVERSAL王者として駆け抜けていきます」と続けた。

 デムースは佐々木大輔の通訳によると、「テメエがやってんのは東北のルチャだ。こっちは世界のルチャリブレをたしなんでるんだ。次の挑戦者は俺の嫁ヒロカだ。俺よりはるかに強いんだぞ」とウソぶいていた。

【大会名】Get Alive 2023 in OSAKA
【日時】2023年11月19日(日)
【会場】大阪・エディオンアリーナ大阪第2競技場
【観衆】354人(満員)

▼オープニングマッチ 30分一本勝負
○岡田佑介&高鹿佑也 vs 須見和馬●&夢虹
8分58秒 片エビ固め
※サドンデス

▼第二試合 大阪名物スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
高木三四郎&○通天閣下 vs 男色ディーノ&イルシオン●
8分32秒 体固め
※高木のスタナーから。

▼第三試合 30分一本勝負
○KANON&MJポー vs 彰人&瑠希也●
9分30秒 片エビ固め
※ベトナムドライバーⅡ

▼第四試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○佐々木大輔 vs 正田壮史●
11分10秒 クロス・フェースロック

▼第五試合 スペシャルハードコア6人タッグマッチ 30分一本勝負
○グレート・ニタ&グレート・コジ&HARASHIMA vs 秋山準&ボディガー&大石真翔●
9分23秒 チェーン絞首刑

▼セミファイナル DDT UNIVERSAL選手権試合 60分一本勝負
<王者>○MAO vs デムース●<挑戦者>
14分38秒 片エビ固め
※キャノンボール450°。
※第12代王者が初防衛に成功。

▼メインイベント Road to D王GPスペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
○上野勇希&クリス・ブルックス&樋口和貞 vs 遠藤哲哉&納谷幸男&平田一喜●
23分38秒 片エビ固め
※WR。平田がアイアンマンヘビーメタル級王座防衛に失敗、上野が第1594代王者となる。

▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
<王者>●上野勇希 vs MAO○<挑戦者>
20時18分 横入り式エビ固め
※上野が防衛に失敗、MAOが第1595代王者となる。

▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
<王者>●MAO vs グレート・コジ○<挑戦者>
20時19分 横入り式エビ固め
※MAOが防衛に失敗、コジが第1596代王者となる。

<写真提供:DDTプロレスリング>

⇒次ページ【動画】王座防衛をしたMAOのバックステージコメント

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